プログラム

ミニシンポ:人新世における環境変動と生態学の未来


日時:2022年11月19日(土) 13:00~15:00


講演1.気候変動と森林生態系:長期観測と影響の緩和に向けて

久野真純(東京大学大学院農学生命科学研究科)

講演2.多雪地帯の森林における冬の気候変動影響 -野外操作実験による検証

小林真(北海道大学)

講演3.散布能力と競争を介した樹木種における更新場所の寒冷化

小出大, 吉川徹朗, 石濱史子, 角谷拓(国立環境研究所)

講演4.人の暮らしが消えることで植物種の組成や多様性はどう変わるのか

小林慶子(農研機構)


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一般講演

1日目:2022年11月19日(土) 15:15~18:00

15:15 辻大和(石巻専修大学)ニホンザルの種子散布特性の地域間比較

15:30 森井椋太(岩手大学)クロサンショウウオにおける繁殖形質の緯度パターンは雄間闘争によって引き起こされたか?

15:45 金山望(山形大学)多雪がイノシシの掘り返し選択に与える影響:山形県庄内地域の事例

16:00 小林朋暉(山形大学)種子散布者ニホンザルから考える人工林施業

16:15 笠原剛樹(東北大学)植物プランクトン群集を対象とした動的結合ネットワークのアグリゲーション

(休憩)

16:45 庄司森(山形大学)気温上昇と地温上昇がずれる残雪環境下で樹木が展葉する仕組み

17:00 小野寺壯太(山形大学院)標高勾配に沿って変化する哺乳類・糞虫群集から期待される種子の垂直散布プロセス

17:15 上舘諒大(弘前大学)都市に植栽された樹木における節足動物群集の解明

17:30 伊藤友仁(石巻専修大学)アカネズミと果実の利用可能性の関係

17:45 高橋俊哉(福島大学大学院)ススキ属カリヤス節植物が優占する草地の環境条件―ススキ優占地との比較を通して-


2日目:2022年11月20日) 9:00~11:00

09:00 横山大輝(山形大学)葉群内の通水能力の優劣は側枝の道管径、数及び樹冠発達に関与する

09:15 小川さくら(山形大学)河川上流部の流速変化はアカハライモリの生息地内移動を引き起こす

09:30 樋口眞人(山形大学)オオニジュウヤホシテントウは外来植物であるワルナスビをどの程度利用できるのか

09:45 田村慧悟(山形大学)ヒユ科食カメノコハムシ類の同所的共存メカニズムの解明にむけて

(休憩)

10:15 横川寛太(弘前大学)イチゴハムシにおける幼虫期の絶食経験が成虫期の摂食嗜好性に及ぼす影響

10:30 鈴木碩通(東北大・院・生命)ネオニコチノイド系農薬が動物プランクトンに与える種特異的な影響

10:45 佐々木陽依(弘前大学)樹木における葉脈構造の進化