わたしたち
「フードパントリー」って?
よく「フードパントリーってなんですか?」というご質問をいただきます。
明確な定義はないようですが、私達えんむすびは「子育て中のひとり親の方なら、誰でも食の支援が受けられる場所」です。
私たちが配付する食品は、主にフードバンクに集まった「もったいない」食品や、ご家庭で余っている食品、地元企業や農家の皆様等から提供を受けた食品などです。
食の支援を必要としている方々にそれらの食品を無償で提供する活動を行うことで、フードロス削減に寄与すると同時に、地域で課題を抱えた家庭と「直接つながるきっかけ」となる活動です。
農家の方からお野菜もいただくことがあります。
※お野菜のご寄付も大変助かります。是非ご連絡いただけましたら幸いです。
私たち
「フードパントリーえんむすび」
はどんな団体なの?
私たち「フードパントリーえんむすび」は、子育て応援フードパントリーで
子育て中で食品支援が必要なひとり親家庭
の方々を対象に活動し、月に一回、食品類の無料提供を行っています。
基本的に月に一度(主に土日)、厚木市内の公民館で開催しています。
当日会場に来られる方であれば、厚木市内在住の方に限っておりません。
開催日時は決定次第、公式LINEやInstagramでお知らせしています。
※ 公式LINE:https://line.me/R/ti/p/@071llwfx
※公式Instagram:https://www.instagram.com/enmusubiiiii/
\ご利用の流れは簡単3ステップ!/
1. LINEで利用登録をする ※LINEをご利用でない方はInstagramのDMでも受付可能です
2. 開催日の時間枠で希望来訪時間を連絡する
3. 当日、会場に足を運ぶ
明るく優しいスタッフばかりですので(自分で言っちゃいますが)
緊張なさらずお気軽にお問合せのうえ、お越しください!
完全予約制で密にならないよう配慮するとともに、定期的に換気も行っています。
気になる場合はお時間の配慮もできますので、ご相談ください。
私たちの想いと願い
「なぜ、ひとり親世帯限定なの?」と聞かれることがあります。
私達の想いは「設立趣旨書」でも述べておりますので、ご確認いただけますと幸いです。
支援が必要な家庭は地域とつながりにくいという現状がある中、ひとり親世帯における食品支援に対するニーズは特に高いという統計があります。
そこで私たちはまず、明確に需要がある「子育て中のひとり親世帯」の方々のお力になれたらと思い、対象を絞って活動を始めました。
食品類を渡して終わりではなく、人とモノ、人とヒト、そこにあるそれぞれの想いなど、
あらゆるものの「ご縁」が繋がったらいいな…
という思いを込めて「えんむすび」という名前をつけました。
食品類のお渡しを通して、会話やコミュニケーションなどのやりとりを大切にしています。
ご近所であいさつもあまり交わさない昨今だからこそ、顔なじみがいる場所をひとつでも多く作れたら… そう思っています。
特にひとり親の方はお仕事と生活で日常が忙しく、家族以外と触れ合う時間が短くなる傾向があるそうです。
食品類の受け取りの場だけではなく、繋がりを感じてもらえる場所になったらいいなというのが、私たちの願いです。
見えにくい子どもの貧困
日本の子どもの7人に1人が貧困状態であると言われています。
中でも、ひとり親世帯は、平均所得が夫婦で子どもを育てる家庭の半分以下で、その6割は「3食きちんと食べられない」「部活の道具が買えない」など、当たり前の生活が営めないような厳しい状況におかれています。
さらに、子どもの貧困は外見からはわかりにくく、子ども自身が「助けて」と声を上げられず、子ども達が、苦しい生活の中で未来への希望や夢、自己肯定感などを失っていくことが心配されます。
対象世帯と顔の見える関係で繋がることは、親御さんを通してお子さんとも繋がることになり結果として未来を担う子ども達への支援になると、私たちは信じています。
必要とされる方々に情報が届くことを願う気持ちはもちろんですが、
「地域にこんな活動があるんだな」と知っていただける人が少しでも増えて、興味を持っていただけたらうれしいです。