フォーラム2012 衛生薬学・環境トキシコロジーで修士2年の嶋中雄太君が優秀若手研究者賞を受賞!(121026)

投稿日: 2012/11/30 5:04:19

6月15、16日に、名古屋の名古屋観光ホテルにおいてフォーラム2012:衛生薬学・環境トキシコロジーが行われました。本フォーラムは健康と環境に関わる大学、行政、民間等の研究者が一堂に会し、

最新の知見に関して意見を交換する日本薬学会(環境・衛生部会)主催の学会です。特に、最近大学院生および学部学生を中心とする若手研究者の発表が増加しており、さらにはアジアから韓国の衛生薬学研究者も必ず参加するという非常に活発な会となっております。本学会では優秀若手研究者選考会が設けられており、厳しい選考に残った若手研究者により非常にレベルの高い口頭発表会が行われました。当研究室修士二年の嶋中雄太君は、この優秀若手研究者選考会において見事に「優秀若手研究者賞」に選ばれました。発表の題名は「細胞内II型PAFアセチルハイドロラーゼのマスト細胞における機能解析」で、酸化リン脂質を選択的に加水分解する酵素のマスト細胞の脱顆粒における機能を、ノックアウトマウスを用いて解析した結果を発表しました。研究分野の異なる先生の多い中高い評価を受けたのは、日頃のセミナーでの鍛錬と自身のテーマへの情熱の賜だと考えています。