上田市の信濃国分寺から生島足島神社、別所温泉は、直線状にならんでおり夏至と冬至の日には光の線がそれぞれを結びます。このように配置された遺跡群をレイラインとも呼んでいます。
レイラインが指す塩田平は江戸時代に上田藩の穀倉地帯として塩田三万石とも言われていました。そのため豊かな実りのためには自然や神々への畏敬の念が深く根付いており、ため池を利用した雨乞いの祭りが伝統的に行われています。これらの祭りは、自然と共存する農耕文化の重要な要素であり、多くの人々に愛されています。
美しい自然と歴史的な建物が残る、理想の田舎とも呼ばれる地域です。その魅力を体感してみてください。
日本遺産 レイラインがつなぐ「太陽と大地の聖地」
~龍と生きるまち信州上田・塩田平~より
https://www.city.ueda.nagano.jp/soshiki/shogaku/30087.html
上田市の西南部にある塩田平は、鎌倉時代から室町時代にかけて栄えた歴史的な地域です。この地域には、国宝や重要文化財、県宝などが数多く残っており、「信州の鎌倉」とも呼ばれています。
古くからの穀倉地帯で、自然とともに暮らしてきた地域です。今も、豊かな自然と伝統的な文化が残っており、訪れる人々を魅了しています。
別所温泉に伝わる雨乞いの祭り。干ばつに苦しんだ人々が雨の神様に貴重な反物をささげて祈ったことかが始まりとされ、国の選択無形民俗文化財に指定された珍しいお祭りです。
万物に生命力を与える「生島大神」と国中を満ち足らしめる「足島大神」
御本社は日本を表しているという神池に囲まれた神島に建っています。