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デュイン周辺

タフター / ヒェフュル部族連合(理:Cierjustel hjefy'r'd lani'ar / CHL)

詳しくは「meloviliju.github.io/taftarl

漢字表記は塔国。

ピリフィアー暦2003年12月から始まったユエスレオネ連邦の「デュイン東西国境策定計画」に基づいて2004年1月のカイティワ条約で成立した、イェテザル山脈の南東に位置する国家。主権実態は自治体ごとの長老などで構成される中央議会である。これは国境策定を急ぐ連邦が関係を結ぶために半ば無理やり成立させたものであったが、2020年にはきちんと中央政府として振る舞っている。

タフターは統一勢力存在せず村ごとがそれぞれで治めてきた歴史が長く、住民であるタフタット人に中央への帰属意識はあまりなかった。

2008年あたりから隣国での南サニスに不穏な動向が増えたことで中央議会の主権が強まり、2012年に始まった四年戦争でも国土の大半を占領されながらも人的被害を最小限に抑えたことで中央政府への信頼が高まった。全体としては原始的な民主主義に沿っ話し合いによる統治を重んじているのが特徴で、軍事・外交・通貨発行以外のほとんどが自治体に委ねられている。

交易を通じたデュイン諸地域との繋がりも強く、また連邦からの支援により中央政府議会や天文台、大学が設置されている。サイパオプ人など先住民たちも交流の中で天体観測を行っている。しかし、高等教育が広まっているとは言えず、都市部を除くと古来からの伝統的な暮らしを送っているものが多い。タフターの民の自称はタフターニである。

ユエスレオネ連邦には加盟していないが友好国関係にある。しかしながら、連邦からはヒェフュル部族連合と呼ばれ、Xelkenや民族主義系テロリストが亡命先や拠点として利用する可能性があるとして警戒を続けている。

四年戦争の講和条件として南サニスの炭鉱を期限付きで租借しており、やはり講和条件として南塔共同で敷設した鉄道で石炭を運び燃料とすることで産業を発達させており、タフターはアレークウィの綿織物の一大産地として成長しようとしている。

南サニス人民共和国(Tostiexen canise'd lartassen chafi'ofes / TCLC)

ピリフィアー暦2003年12月から始まったユエスレオネ連邦の「デュイン東西国境策定計画」に基づいて、2004年1月のカイティワ条約で成立した。名前の通り、サニス県の南に位置している。

北方海岸自治政府(理:Nuloven lavi'aistis paccamerl dznojuli'o / NLPDz)

2004年3月に民族自治の観点から比較的少数になってしまうことを鑑みてヒェフュル部族連合から分離独立を主張し、CHL側もこれを同意したことで成立した北海岸地域である。