Anacondaの環境設定を行い、Jupyter Notebookを使う状態にします。その上で、ごく簡単なPythonプログラムで動作確認します。
まず、Anacondaを起動します。Windows10では左下のスタートメニューで"Anaconda"を探し、"Anaconda Navigator"をクリックします。
Anaconda Navigatorが開きますので、左側メニューの"Home"で、"Jupyter Notebook"にある"Launch"をクリックします。
そうしますと、Webブラウザが起動し、Jupyter Notebookが開きます。
ここで、右上の"New"をクリックし、"Python3"を選択します。
以下のような、空のセル(Cell)が開きます。Jupyter Notebookでは、このCellという単位でコードやテキストを作成します。
空のセルの中で点滅しているカーソルのところに、print("Hello World") というコードを入力します。
ここで、Shift + Enter キーを押します(Shiftキーを押しながら、Enterキーを押す)。そうしますと、このコードが実行され、Hello World と実行結果が表示されます。
次に、メニューの"Cell"をクリックし、"Cell Type" > "Markdown"を選択します。
新たな空のセルが作られるので、ここに何か文字を入力します。ここでは、### Embedy と入力しています。文字列は何でもいいのですが、最初の ### の部分は、そのまま入力して下さい。また、### の後に、" " (スペース)が入っていますので、注意して下さい。
Shift + Enter キーを押して、実行します。そうしますと、以下のようにテキストが表示されます。
ここで表示された Embedy は、プログラムコードとは違います。単なるテキストです。プログラムコードを説明するための役割と思って下さい。# の数を変えると、フォントサイズを変更できます(#:大、## :中、###:小)。