木工課題:進め方2

削る

  1. 荒削り
  2. サンドペーパー削り
  3. 仕上げ
  4. コーティング

1、荒削り

棒ヤスリや、荒削り用のヤスリで、角を落としていきます。

木目に沿って加工すると、素直に削ることができます。

2、サンドペーパー削り

サンドペーパーには、いくつか種類があり、今回は「空研ぎ」をおすすめします。

  • 空研ぎペーパーヤスリ(樹脂や木工)
  • 耐水ペーパーヤスリ(樹脂や金属、石など。水をつけながら磨くことができる)

耐水ペーパーはヤスリの粒子が黒く、木の木目に入り込んでしまい、汚れてしまいます。

空研ぎペーパーは、ヤスリの粒子が白いので目立ちません。

※残念ながら、売店の紙ヤスリは黒い粒子です。

空研ぎペーパーは、ナガセカナモノ店で1枚60円で売っています。

ザラザラが番号になっています。

数字の小さいものが荒く、数字の大きいものが細かいものです。

紙ヤスリの極意

100番以内の刻みで磨く(100番より離れた紙ヤスリで磨いても、きれいにできない)

3、仕上げ

仕上げは、手触りがツルツルになったと思ってからの作業になります。

ツルツルに磨いた木を、うっかり濡れた手で触れると、その水分で木目が毛羽立ち、またザラザラになってしまいます。これを防ぐために、仕上げをします。

湯拭き

ツルツルに磨いた木の全体を、ぬるま湯を含んだきれいな布で拭きます。乾いたら、もう一度、きめの細かい紙ヤスリで磨きます。あらかじめ毛羽立たせ、その繊維を断ち切ることで、濡れてもツルツルを保つことができます。

4、コーティング

オリーブオイル、亜麻仁オイル(食用油)

スーパーで売っている食用油。あまり撥水効果はないが、木の内部に汚れが入りにくくなる。赤ちゃんが舐めても大丈夫。

木固めエース(ウレタン樹脂)

木工用の液体のウレタン塗装剤。ホームセンターで入手可能。木目に染み込みウレタン樹脂が固まるため、木が固くなり傷つきにくくなる。撥水効果も大きい。木の食器などに使われる。

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