木工課題:進め方 1

木の塊をつくる

  1. 観察する
  2. 木の使い方を決める
  3. 木を荒く加工する
  4. 貼る

1、観察する

紙にスケッチする

  • 外形のスケッチ(三面からみる)
  • どこで見つけた石か(できるだけ詳しく書く)
  • かたちのイメージを言葉にする

2、木の使い方を決める

どのように木をつかうか、決めます。

木目の方向を意識したり、節をどう使うか、考えてください。

ダメということはありませんが、たとえば加工のしやすさが変わります。

「加工しにくい=丈夫」ということでもあります。

節は、加工しにくいポイントです。

建築材などではダメな材料とされますが、今回の課題では、うまく加工できればよい味になります。

うまくできるか、挑戦してみてください。

3、木を荒く加工する

木のサイズにあわせて、石のかたちを木に書きます。

そのかたちに、大まかにカットします。

全部で2つカットします。

※写真は4つですが、加工が大変だったので2つにしました。

4、貼る

ボンドを塗ります。

ボンドにはコツがあるので焦らず、最初に作業の流れを一読してください。

木片などで全面にボンドをのばします。

このとき、外周全てに、端までボンドをのばしてください。

※ボンドの塗り残しがあると、削った時に隙間ができます。

ずれないように、しっかりと押さえつけます。

ボンドをはみ出させながら、密着するように押さえつけます。

はみ出したボンドは拭き取ってください。

さらに、クランプで挟むと、よりよい仕上がりになります。

※クランプがない場合は、ブロックや電話帳などオモリになるものをのせます。