1987年生まれ。
国立音楽大学声楽科卒業、声楽コース及び合唱指導者コース修了。在学時より声楽家、アンサンブルシンガーとして積極的に演奏活動を行う一方で、合唱指揮者としての活動を開始し、オルフェオ研究会によるオペラ「オルフェオ」公演、児童合唱、大学内演奏会等の指揮者を務めた。
卒業後、2011年より合唱指揮を学ぶために渡欧。ウィーン国立音楽大学指揮科(合唱指揮及びオーケストラ指揮専攻)を経て2017年にグラーツ国立音楽大学大学院合唱指揮科を修了。在学中はウィーンを中心に、Arnold Schoenberg Chor(アーノルド・シェーンベルク合唱団)、Wiener Singverein(ウィーン楽友協会合唱団)、Vokalensemble St. Stephan(シュテファン寺院ヴォーカルアンサンブル)の合唱団員として、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートやザルツブルグ音楽祭など数多くの演奏会に出演し、アーノンクールをはじめとする多くの著名な指揮者及びウィーンフィルやベルリンフィル等のオーケストラと共演を重ねた。
2017年に帰国し、現在は日本で首都圏を中心に、指揮者・合唱指導者として広く活動している。
文化庁新進芸術家海外研修制度平成28年度研修員。
2019年度桜美林大学芸術文化学群音楽専修非常勤講師。
vocalconsort initium 主宰兼指揮者
Hugo Distler Vokalensemble 指揮者
Tokyo Bay Youth Choir 指揮者
男声アンサンブル聲 指揮者
こだいら合唱団 指導者
CANTUS ANIMAE アンサンブル・トレーナー
ほか客演指揮及び指導合唱団多数
■公式HP■ 合唱指揮者 谷 郁 オフィシャルウェブサイト
Hugo Distler Vokalensembleは、私、谷郁がオーストリアでの6年間の留学を終えて完全帰国する際に立ち上げた室内合唱団です。私はこれまでにも既にプロジェクト単位で活動する合唱団を立ち上げていますが、定期的に活動する団体としては私にとって日本で初めての指導団体と言えます。
新しい合唱団を立ち上げるにあたって、私が願ったことはざっくりと言ってしまえばただひとつ、「自分のやりたい合唱音楽を実現・追求できる場所が欲しい!」ということです。その「自分のやりたい」ことというのは具体的に何なのかと考えたところ、まずは、私が大好きな、それでありながら日本では殆ど無名であり、その独特な作風ゆえに何なら敬遠すらされてしまう傾向のある作曲家、Hugo Distler(フーゴ・ディストラー)の作品を遠慮なく演奏しまくりたい、ということ。もうひとつは、私がオーストリアで学んだことのなかでも特に強烈に体に染み込んでいる「言葉を歌う」ことの意味を追求したい、ということ。その二点を実現するべく賛同してくれる仲間を募り、このHugo Distler Vokalensembleという団体を立ち上げたわけです。
合唱団の目指すところや取り組んでいくレパートリーについてはこのホームページをご覧いただければお分かりいただけるかと思いますが、まだ産声をあげたばかりのこの合唱団がどのような方向に進んでいくのかは私にもわかりません。目の前にいる仲間と共に、その時出来る最上の音楽を追求し続けたその先に何があるのか、それを楽しみにしています。
2018/1/8 谷郁