適応的スキル発達をめぐる異分野共創研究

Development of Skills: An Interdisciplinary Approach

プロジェクトのミッション

昨今のAIの発展は,変化する環境に柔軟に即応したり,他者に共感したりできる私たちの知能の特徴をあらためて浮き彫りにしました。変化する環境のなかで合目的的にふるまう知能は,しばしば「スキル」と呼ばれます。環境と人間が織りなす社会的,生物学的,歴史的,進化的な関係の結び目に生まれる「スキル」の理解は,人間の成り立ちを理解する上で,学問領域を越えてブレークスルーを要する極めて重要な研究課題となっています。

本研究プロジェクトは,下記を目的としています。


NEWS

Aug 24, 25, 2024:

本プロジェクトメンバー(野中哲士)が日本赤ちゃん学会第24回学術集会シンポジウムに登壇します。

Aug 21, 2024:

本プロジェクト主催のシンポジウム「環境と調和するスキルの可能性を探る:VOL.4 運動・スポーツスキルの先端研究」がKOBE Co CREATION CENTERにて開催されます。

Jul 31, 2024: 

本プロジェクトメンバー(清水大地)がSusHi Tech Squareにて「ART ACT」(創作・鑑賞ワークショップ)を開催します(東京都・株式会社SIGNING・東京大学との共催)。

Jul 29, 2024: 

本プロジェクトメンバー(山本健太)が一般社団法人大学都市神戸産官学プラットフォーム主催「第1回市内大学若手研究者ショートプレゼン&交流会〜KOBEアカデミックトーク〜」に登壇し障害者雇用に関する話題提供を行います。(2024.7.5.追記)

Jul 26, 2024:

本プロジェクトメンバー(清水大地)がAnnual Meeting of the Cognitive Science Society 2024 (Cog Sci 2024)にてダンスの演者ー観客の関係に関する発表を行います。

Jul 14, 2024: 

本プロジェクト共催の研究会「音楽の科学研究会 第36回研究会」が神戸大学鶴甲第2キャンパスで開催されます。

Jul 1, 2024: 

科学研究費補助金「挑戦的研究(開拓)」に本プロジェクトメンバー(野中哲士,木伏紅緒,清水大地)が参加する研究課題「身体の摂動ダイナミクスを情報資源として用いる身体-環境系の知覚行為制御」が採択されました。

Jun 28, 2024: 

本プロジェクトメンバー(野中哲士)がThe XXII International Conference on Perception and Action (ICPA 2024)にて陶芸のスキルに関する口頭発表を行いました。

Jun 22, 2024: 

本プロジェクトメンバー(木伏紅緒)研究室 博士前期課程1年の西野葵さんが第6回彗ひろばにて発表賞を受賞しました(演題:  小趾外転筋に焦点を当てたタオルギャザーエクササイズが立位バランスに及ぼす影響)。

May 20, 2024: 

本プロジェクトメンバー(野中哲士)による芸術制作と知覚に関する論文 “Selective Engagement with Specific Invariants in the Perception of Art”が国際学術雑誌Ecological Psychologyに掲載されました。

May 18, 2024: 

本プロジェクトメンバー(清水大地)が企画展「幸福惨憺世界」(Mizuma Art Gallery)のギャラリートークに登壇しました。

Mar 27, 2024

Oxford University Pressの“The Oxford Handbook of Cognitive Archaeology”が刊行されました。本プロジェクトのメンバー(野中哲士)が11章“Towards an ecology of evolving skills”を執筆しています。

Feb 27, 2024

本プロジェクトのメンバー(野中哲士)が筆頭著者の論文 “Cultural attraction in pottery practice: Group-specific shape transformations by potters from three communities”が国際学術雑誌PNAS Nexusに掲載されました。