小さなボタンに刻まれる、時代ごとの「美の象徴」
長きにわたるボタンの歴史と、ボタンが担った機能美と装飾美の役割を辿りましょう
アンティークボタンの収集家/専門家、ドリーヴス公美 氏をゲストに迎え
18世紀から19世紀のボタンコレクションを特別にご用意していただき
ボタンに没入するプレゼンテーションをおこないます
【 ボタンから覗き見る近代服飾史の世界 日程 】
4月29日(火)
5月1日(木)
両日共に11時開始 12時半終了
(10時半より入場可能)
参加するには「イベントチケット + 入場券」が必要です
(有料イベントに複数参加される場合は、入場券は1枚あれば大丈夫です)
ゲスト
アンティークボタンの収集家/専門家 ドリーヴス公美
東京生まれ下町育ち、幼少期から、いにしえの人のぬくもりを感じる西洋アンティークに心惹かれるようになる
三年間の英国生活の中で学んだ「ヨーロッパの上層階級の服のボタンは装飾品であり、留めるだけではない役割があったこと」に魅了されボタンの収集家となる
2000年より独自の発想でアンティークボタンを用いたコスチュームジュエリーのデザイン制作をスタート
東京を中心に海外のイベント出展やレクチャーをおこなう
2012年に台東区谷中に「Yanaka Red House Button Gallery」をオープン
18~19世紀のアンティークボタンの展示販売を通じて、その奥深い歴史や日本が関わったボタンが海を渡り世界に影響を与えた魅力を伝える
このプレゼンテーション限定で【DEATHファッション展】のテーマに沿った「ヒ素ボタン」「遺髪ボタン」「昆虫の剥製ボタン」「乗馬・狩猟ボタン」「シュミーズの糸ボタン」などユニークなボタンを数多くお見せします。
その他、白蝶貝に繊細な彫り模様が描かれた「御者ボタン」や、複雑な模様を刻み込んだ「カットスチールボタン」など
長谷川が目を奪われた希少なボタンも特別にお持ちいただけます。
また長谷川の著書「あたらしい近代服飾史の教科書」にも掲載している「美しいボタンが付いた衣服」を特別に展示し
「ボタン単体」と「衣服に付いたボタン」の双方を見比べられるようにいたします
奥深いボタンの世界をお楽しみください