第3話
「謎めくアノ子は転校生? もう一人のデスキュート!」
「謎めくアノ子は転校生? もう一人のデスキュート!」
驚いたかい? キミたちと同年代でありながら、 既に日本中に知られている人物がいる。 時代の寵児。今をときめくアイドル。 そんな子がすぐとなりにいたら、何を感じるだろう。 遠くを見据える瞳――使い分けられる表裏。 けれども彼女だって、 キミたちと同じただの女の子。 才能に裏打ちされたツヨミは、 ときにヨワミへと転じることもある。『デスキュート』! ――それはエモさで戦う新ヒロイン!第3話「謎めくアノ子は転校生? もう一人のデスキュート!」PC1:ユメ追う少女
デスキュートの、まるで夢物語のような二重生活。そう、表も裏も疎かにできない。学校は今日も平常運転だ。「突然だが、転校生を紹介するぞー」先生の発言に、ザワめく教室。まさか、そんな。入って来た少女は、ずっと高みにいる存在。そしてキミは省みる。自らの夢は、本当に追うべきものなのだろうか?シナリオロイス:謎の転校生└推奨感情P/N:憧憬/劣等感PC2:ゲンジツ見る乙女
デスキュートも、今や日常の一部になりつつある。あんなに刺激的だった要素にも、もう慣れてきてしまったということだ。「実は、頼みたいことがあるんだ」優秀なキミに、またも頼み事が来た。今度は発表会に向けて、学年をまとめないといけなさそうだ。そしてキミは考える。現実はいつも、待ってはくれない。シナリオロイス:以下から1つ選択└祇園弦之助(推奨感情P/N:尊敬/食傷)└三郎丸タクト(推奨感情P/N:感服/無関心)PC3:ホンロウされる女の子
デスキュートに、いつまでも惑わされていられない。そう思った矢先だ。通学路の端に、おかしな女性を見付けてしまった。「おや、この名前にお心当たりでも?」彼女は目ざとく視線を察して、そう話しかけてきた。少々まともには思えない衣装。そして君は訝しむ。今度は変なメイドに翻弄されそうだ。シナリオロイス:以下から1つ選択└メイド探偵(推奨感情P/N:好奇心/不信感)└香久山ガロウ(推奨感情P/N:有為/無関心)【羽啄市商店街】 午前の商店街。 暴れ回るワニのような姿の怪物……。 突然の出来事に、逃げ惑うばかりの住人達。 「オレごそは! “憤怒の顎”アンガリーター! この世界の不条理に゛、オレは牙を――」「ガッシャーナ。ダブルスレッジハンマー」 ぐしゃっ…… 颯爽と現れた、フリフリ姿の魔法少女:デスキュートによって、 グリーディアらしき化け物は、一瞬にして片付けられた……。【白亜学園】「いやあ、懐かしいなぁ。ほら、見てくださいあの木の枝……僕が折ってしまったんですよ。 いやあ、あの時はしかられたなぁ……月居先生、元気だろうか」「そういえば、君はこの学園の出身だったね」 学園に、見慣れぬ男性の姿が二人。 片方は30台くらいだろうか。ガタイの良い体に、少年のように明るい表情の顔が乗っている。 もう一方は身長が低く、それなりに年を取っていそうだ。 真っ白くなった髪は撫でつけられ、気品漂う表情をたたえている。 「ええ! 清く淑やかに、強く穏やかに。博愛の精神を育む、我らが白亜学園…… もっとも、僕が通っていたのは中学までですがね」「良い学校のようだね。今年の公演もうまくいく気がしてきた」「間違いありませんってえ!」 彼らはどうやら、期待と思惑を持って学園に来訪したようだ……。【燕尾ヶ丘・髑髏城邸】 羽啄市の高級住宅街、燕尾ヶ丘。 その奥の奥、名の通り丘のある地に、洋館がひとつ建っていた。 住宅街の建物よりも、さらに高級そうな……ホテルのような様相。 造形は古く、一昔前の建物のようだ。 荘厳さと同時に、少し不気味さも感じてしまう。 噂によると、その洋館はとある富豪がかつて建てたものらしい。 一時期は、その家族が仲睦まじく暮らしていたようだが……。 最近はすっかり静かで、人の行き来もない。 今も残された表札には、こう書かれていた。 「髑髏城」……【髑髏城邸・ミマカ寝室/昨晩】 そこには、広いベッドで一人転げまわる髑髏城ミマカの姿が……! 「ああ! ついに明日よ、私。明日、同じデスキュートの友達ができるわ!」 「いえ……まだ友達じゃないわね。ただのクラスメイトから始まるはずよ。落ち着いてミマカ。仮にも有名人なんだから、はじめはそのイメージを崩さないように接しなきゃ……」 「でも、でもでも。同年代の子達と交流するなんて、久し振りよ! 胸が富士山よりも高鳴るわ! 名前が売れ始めてから、一般の子達と接する機会なんて多くなかったものね!」 「話も通じないことが多かった……身構えられることも多くて。でも、デスキュートなら――同じ境遇なら、心通わせることができるはずよ!」 「フフ……これは武者震いよ。怖いわけじゃあないの。頑張れ、ミマカ! ファイトよ、私! お友達って何から始めればいいかしら。お泊り会? 芋煮会? 気が早いって」 「……そうね。文通……は遠すぎるわ。もっとフランクな……そう、交換日記! 交換日記なんかどうかしら! 可愛いのをヒョウリに手配させて……待って。こういうのは自ら選んだ方が良いんじゃないかしら!」 「ああ……楽しみ……! 今夜は眠れるかしら?」【白亜学園・迎賓館】 世界的指揮者:三郎丸タクト。 国民的アイドル:髑髏城ミマカ。 その二人が今、白亜学園の迎賓館に揃っていた。 「」「」「」マスターシーンメモ
【大空優月の場合】 その日自宅に帰ると、一枚の手紙があった。 父親――有名マジシャンJINこと、大空陣からのものだった。 「学校から聞いたよ。今度、コンサートに出るそうだね。 その日はフランスにいるつもりだったが、 公演は前日までだから、急げば間に合いそうだ。 ユズの舞台を見に行くのも一興かな?」 ――さて、君はどうする? →A:来てほしい B:来ないでほしい【光明院羊歌の場合】 その日の食卓で、キミは両親に尋ねられた。 今度の『カガヤクツバサ』コンサートについてだ。 「祇園先生から聞いたよ。今度コンサートに出るんだって? ヨーカがみんなをまとめているって。凄いじゃないか。 お父さんとお母さんも、ヨーカの晴れ姿を見に行きたいんだけれど 行ってもいいかな?」「チケットって言えば貰えるのかしら?」「予約は出来そうにないのかい」 ――両親はすっかり乗り気だが、どうしたい? →A:来てほしい B:来ないでほしい【海花一華の場合】 キミに向けて、メールが一通届いていた。 婚約者――声も聞いたことがない男性からだ。 「拝啓、海花一華さま。 ご無沙汰しております。カミナです。 貴女が今度の『カガヤクツバサ』コンサートに出演なさると とある筋から伺いました。 当日、鑑賞に伺ってもよろしいでしょうか?」 要約するとこんな感じだが。 ――さてどうしよう。 →A:ぜひ来て頂く B:丁重にお断りする 【朱鷺の声音楽堂】 朱鷺の声(ときのこえ)音楽堂。 羽啄市の高級住宅地:燕尾ヶ丘(えんびがおか)の中心にある音楽堂。 本日、ここで三郎丸タクトが主催し、香久山ガロウが意匠を凝らした 『カガヤクツバサ』コンサートが行われる。 当日は良く晴れていた。 すがすがしい程に。 人の入りも上々だ。 「良い日に恵まれたね。 これは皆さんにも羽を伸ばしていただけそうだ」「おおっ、上手いこと言いましたね! 楽しみだなぁ。今回は上手い表現ができたと思いますよ!」 壮年の男性:三郎丸タクトと、もう中年の域だろう:香久山ガロウの両名は、 空を見上げて、少年のように微笑み合った。 内なる心の翼を広げるように。 …… ――その裏側、不穏な影は動く。 ついにこの日が来たのだ。 感情を煽り、集積し、力に変える――集大成の日が。 【髑髏城ミマカに関する事項-1】 人間は、身体図式(ボディ・スキーマ)というものを持っている。 自身の肉体が今どんな状態・動作をしているかを把握する脳内のイメージである。 これによって、人はいちいち目で確認せずとも、 自分の手足の位置や、各所の状態を「だいたい」把握できるのである。 そう。多くの人にとって身体図式は完璧ではない。 自らが「思う肉体」の位置・動きと、「実際の肉体」にはズレがある。 武芸や運動の達人は、思い通りの動きを実現するべく、 気の遠くなるような訓練の果てに、より正確な身体図式を手に入れる。 しかし、髑髏城ミマカは……物心ついた時にはこれを持っていた。 表情筋に至っては、筋繊維の一本一本まで把握・操作できた。 思った通りの動きや表情をいつでも再現できた。 翻って、それは他者への深い洞察力をも育んだ。 向けられた表情から、意図や期待をつぶさに読み取り、 常に「その場に求められる」表情や仕草を演じられたのだ。 そんな彼女がアイドルとして大成したのは、頷ける話だ。 【髑髏城ミマカに関する事項-2】 しかし、どんな時でも「期待される」環境に身を置いたのがまずかった。 彼女はやがて気付く。 自分が自ら望んでそう振舞っているのか、 他者から望まれた姿を振舞っているだけなのか、 区別がつかなくなってしまっていることに。 従者の似姿ヒョウリですら、ミマカの素を目撃することは少ない。 むしろ、ヒョウリ自身がミマカについ期待してしまう以上、 ミマカはそれを敏感に察し、振舞ってしまう。 理想のお嬢様であり続ける。 盗撮はヒョウリの趣味でもあったが、 それが唯一のミマカの素を暴ける行為だったともいえる。 【髑髏城ミマカに関する事項-3】 ああ、対等な友達……。 だから髑髏城ミマカは求め、憧れた。 自らへ余計な期待をすることのない、 いつでも素を暴き続けてくれる友人の存在を。 何も演じなくてよいということ。 心身を操作しなくてもよいということ。 ありのままでいても許されるということ。 普通なら幼い少女に許されて然るべきそれが、 彼女にとっては遠い地平だった。 だから、髑髏城ミマカは意を決したのだ。 会って間もなくとも、友と決めたデスキュートの前に限り。 意図的に演技を封じるということを。 それは、彼女にとって未知の体験であった。 恐怖はもちろん伴ったが、いつでも恐れを制し、 自ら乗り越えていくことこそ、 本人が気付いていない――彼女の本分でもあった。邁進の前奏曲(プレリュード)枚挙の間奏曲(インタールード)埋没の後奏曲(ポストルード)目がくらむような照明。 盛大な拍手。 色とりどりの装飾。 観客たちの顔が、遠くに、近くに見える。 段取り通りのイントロ。 生徒たちは、翼をはためかせるように声を張り上げる―― 意識か空白になりそうな、クライマックスの瞬間。頭の中に声が響いた。 「デスキュートのみんな!!」 ハッと我に変えるのもつかの間。 《虚実崩壊》 ――風景が一変し、ワーディングが展開される! 【支配の優越】 それに気づいたのはいつからだったか。 まるで手足が直結されたかのように、 楽員の演奏が――指先が、楽曲が展開されているという ――この感覚。 まるで世界を統一しているかのような。 思い通りに全てが動くという全能感。 陶酔。 私はそれを極めたい。 極め、極めつくしたい。 思い通りに現実が動く―― ――そのこと それそのものが 甘美な蜜の味となるのだ!【幕降りて……】 コントローリアスを倒し、ワーディングも解かれ、 混乱も終息しはじめ、人々は正気を取り戻しつつあった。 事態もやがて落ち着いてゆくだろう……。 一部崩れ落ちた朱鷺の声音楽堂を眺めて、 香久山ガロウは、残念そうに一人呟く。 「まさかこんなことになるとはなぁ……。 三郎丸さんも、残念がっているだろうな……」 ――三郎丸タクト。 日本を代表する世界でも有数の指揮者。 彼はコンサートを前に「病気で亡くなり」、 コンサートは「代理の者が行った」が、 会場が一部「老朽化」により崩れ、中止せざるを得なかった。 点検は「十分」であり、運営側に「落ち度はなく」、 ただ「不幸な偶然」として、人々はこの事件を忘れ行くだろう……。 「“魔法による情報統制”のレベル2ロス」 ろするぅはそう説明する。 グリーディアの本体や被害者が、 歴史に名を残すほどの大人物であった場合…… その記憶や記録を消すと、歴史ごと変わってしまう可能性がある。 よってその場合は、多少の感染拡大リスクを負っても、 彼らの記憶や記録を一部残し、事態を無難な形に収めるという。 人々はやがて、少しずつ、彼らのことを思い出さなくなってゆく……。 今回の一件は、これまでとは一線を画す大決戦だったのかもしれない。 「§MiMaKa」<情報:白亜学園><情報:噂話><芸術:いずれか>
Lv0:ファンブル以外成功。
名前:MiMaKa(ミマカ)。少女。PC達と同年代の有名人。ジュニアアイドル、歌手、舞台子役と、マルチで多彩な活躍を見せる時代の寵児。→詳細:登場人物Lv1:目標値:7。
本名:髑髏城みまか(どくろじょう みまか)。元資産家である髑髏城家の令嬢。メディアに本名が露出したのは活動初期のみであるため、熱心なファン以外はMiMaKaの苗字までは知らない。理由があるのか、彼女も自ら髑髏城の名に触れることはない。都心にしばらく住んでいたようだが、近頃羽啄市に越してきたようだ。→「§髑髏城家」Lv2:目標値:13。
旦那様と奥様が亡くなられ、遺産の整理も終わり、お嬢様は暫く塞ぎ込んだように……静かに考える時間が増えました。広いお屋敷に、二人きり。しかしわたくし如きには、かける言葉のひとつも見つけることができませんでした。 そんなある日、お嬢様は唐突にわたくしへ告げたのです。 「ヒョウリ、私は私を売るわ」「ええっ!? そんな、お嬢様、ご無体な! 若い身空でそんな……どうか自棄にならずに」「何を誤解しているの? フフ……私の才能を世に売るということよ」 早とちりのあまり取り乱すわたくしに、お嬢様は落ち着き払って語り掛けます。あの、不敵な笑みと共に。 「ずっと考えていたのよ。この思い出の詰まった屋敷を、もう二度と誰にも渡さずに済む方法をね。答えは簡単。私自身が力を付ければいいのよ。かつての、曽御爺様のように。何者にも、有無を言わせぬ力を」「ええ……。ですが、既に髑髏城の名は……」「髑髏城じゃないわ。私が、よ」 お嬢様はお部屋の窓を開き、風と光を導き入れました。 「凋落した? 丁度良いわ。これで伸し上がれば、家の名ではなく私の実力ということ! そうと決まれば動くわよ。ティーンになるよりも早く、私は世界を獲ってやる! ついてきなさい」 あまりにも頼もしいお姿。わたくしは思わず涙し膝を折り、一生をこの方に尽くすと誓ったのでした……。 ――『とある使用人の記録』より「§髑髏城家」<情報:噂話><情報:裏社会>
Lv0:ファンブル以外成功。
髑髏城は元資産家の家系。大企業:洒落工(しゃれこう)グループを統括する立場の家系だったが、既に凋落しており、かつての栄華には程遠い。一族の名を継いでいるのも、「髑髏城みまか」のみである。Lv1:目標値:6。
前当主の名前は髑髏城天寿(どくろじょう てんじゅ)。みまかの父。優しく思いやりに溢れた人間だったが、経営の才能には恵まれず、洒落工グループの経営を危うくする。みまかが幼い時に妻共々亡くなっている。一人娘だった髑髏城みまかに遺されたのは、燕尾ヶ丘の土地・屋敷と、ささやかな資産のみ。数多くいた使用人や被雇用者たちも、一人を残し全員解雇したという。Lv2:目標値:11。
髑髏城は織物商家として生じ、明治以降は繊維工業に着手。かつての商工組合を洒落工グループとしてまとめ上げ、繊維化学、重化学工業によって資産を築く。財閥を治めていた時期もあったが、戦後に解体。以降は不動産、金融の領域にも根を伸ばし地位を盤石にするが、20世紀末頃に当時の当主:髑髏城天命(どくろじょう てんめい)が病で急逝。既に息子は亡くなっており、孫の天寿が経営を引き継ぐも、徐々に資金繰りが悪化。21世紀に入り、洒落工グループの過去の不正隠蔽などを指摘されたことをきっかけに、天寿は罷免を受け、髑髏城家は経営陣から外され一部資産凍結。ほどなくして髑髏城夫妻は交通事故でこの世を去り、一人娘が取り残された。当時のNo.2などによる陰謀論が囁かれはしたが、証拠不十分により一切の追及はない。「§三郎丸タクト」<知識:羽啄市><情報:学問><芸術:音楽系>
Lv0:ファンブル以外成功。
名前:三郎丸託人(さぶろうまる たくと)。61歳。男性。オーケストラ指揮者。羽啄市出身。日本を代表する世界的指揮者の一人。堅実で落ち着いた格式高い指揮をする。Lv1:目標値:5。
近頃は羽啄市の振興として、朱鷺の声音楽堂にて毎年オーケストラコンサートを開いている。昨年は還暦ということもあり、盛大に行われたようだ。コンサート名は通称『カガヤクツバサ』。→「§カガヤクツバサ」Lv2:目標値:12。
白亜学園とは特別ゆかりが深いわけではない。出身地の学園であること、また教え子の祇園弦之助が教師をやっている学園であるという程度。他の繋がりとしては、美鶴愛蔵に目をかけられていた時期もあるらしく、両者の仲は良好のようだ。「§朱鷺の声音楽堂」<知識:羽啄市>
Lv0:ファンブル以外成功。
朱鷺の声(ときのこえ)音楽堂。主にはホールを指す。朱鷺の声ドームが併設されている。羽啄市の高級住宅地として有名な、燕尾ヶ丘(えんびがおか)にある。十分に広く設備も整っており、格調高いものからライブまで、さまざまな公演が行われる。Lv1:目標値6。
近頃は羽啄市の振興として、三郎丸タクトが毎年オーケストラコンサートを開いている。昨年から地域の有名人なども交えて、より地域密着型のものになったそうだ。→「§三郎丸タクト」Lv2:目標値11。
コンサートホール部分は二千人近くを収容できる。ライブホール、スポーツドームも併設されている。専用の駅や大通りに近く、大物が来る時はかなり混雑する。しかし、この音楽堂を少し離れれば閑静な高級住宅街。さらに離れれば、美しい丘が広がっている。燕尾ヶ丘は、住宅・文化・自然をバランスよく取り揃えた地域といえる。「§香久山ガロウ」<知識:羽啄市><情報:学問><芸術:絵画・彫刻系>
Lv0:ファンブル以外成功。
名前:香久山画廊(かぐやま がろう)。38歳。男性。演出家兼芸術家。羽啄市出身。誰もが知る……とまではいかないが、業界ではかなり名が売れ始めており、一般メディアに露出することも多い。Lv1:目標値:5。
感情をコンセプトにしたインスタレーション(空間設置型展示物)の芸術家。舞台演出なども幅広く手掛け、主な資金はそちらから集めている。“光×音×動作”をコンセプトに、IT制御を取り入れた手法が話題を呼んでいる。近日『カガヤクツバサ』とコラボ予定。→「§カガヤクツバサ」Lv2:目標値:11。
白亜学園の出身だが、中等部まで。高校以降はアートの世界に飛び込んだ。自己表現の傍ら、そのための資金収集の重要性にも気付く。今回の声掛けを機に、美鶴遊園地とのコラボも狙っているようだ。「§謎のメイド」<情報:噂話><情報:裏社会>
Lv0:ファンブル以外成功。
本名:似姿表裏(にすがた ひょうり)。恐らく20代の女性。中肉中背。白髪。赤目。染めた形跡が見られないことから、アルビノの可能性アリ。クラシカルなロングスカートメイド服姿で、最近羽啄市をうろついているらしい。気配を紛れさせるのが上手いのか、意外と噂にはなっていない。Lv1:目標値:7。
髑髏城家の使用人。凋落後も唯一残って仕えている。現在はMiMaKaのマネージャー業も行っているようだ。最近外ではマスクを付けていることが多いが、理由は不明。→「§髑髏城家」「§MiMaKa」Lv2:目標値:14。
十代のころ、当時の髑髏城家当主:天寿に拾われたらしい。詳しい素性は不明だが、高い学習能力を持ち、使用人としての基礎スキル及び数多くの資格を持つ。いわゆる万能メイド。髑髏城みまかの保護者代わりでもあり、彼女に心酔しているようだ。「§カガヤクツバサ」<知識:羽啄市><情報:噂話><芸術:音楽系>
Lv0:ファンブル以外成功。
『Takt Sabromaru & "Shiny Wings" ORCHESTRA CONCERT 202X』。通称『カガヤクツバサ』コンサート。三郎丸タクトが数年前から始めた、地域振興的コンサート。自らの故郷である羽啄市に感謝を示す意味で、ご当地の生徒や著名人などを呼んで行われる。Lv1:目標値:5。
メインのコンサートは通例通り行われる。夕刻16:00から、正味1時間半程度。今回の見どころとしては、「伝統の音×新しき光」をコンセプトとした演出や、白亜学園生徒を交えたコーラスオーケストラ。三郎丸タクトや香久山ガロウとの接触は、事前のすり合わせ数回と、当日の午前~昼頃の最終リハーサルが狙い目だろう。Lv2:目標値:13。
“Shiny Wings”は、「謝意に」と掛けて名付けられたという噂がある。また、この度香久山ガロウに声がかかったのも、「カ・ガ」の頭文字を「カガヤク」に掛けたという話も。三郎丸タクトのささやかな趣味を知る、親しい者からの噂である。「§魔法による情報統制」<知識:魔法>
Lv0:ファンブル以外成功。
グリーディアによって死に至った者、またグリーディア化した人物が亡くなった場合、その遺体はおろか、存在すらも一般人の記憶は残らない。公的な記録からも抹消され、世間的な辻褄もそれとなく合わされる。魔法の素質が強い者のみ違和感に気付き、記憶を保つことができる。Lv1:目標値:6。
この「記録の抹消」を避ける方法は、無いわけではない。抹消されるのは、亡くなった個人そのものに繋がる記録である。つまり、固有名詞・画像・映像・本人を描写あるいは本人が記載した記録は消える。一方「対象を示していたが、確証は得難い描写」などは残る。「同クラスのAさんが言っていた……」などの記録や、その人物と特定できない落書きなど。また、対象を記憶している=魔法の素質ある者が、対象の死後に改めて記録を行った場合はそれが残る。他の記録と照合できないため、創作に取られる恐れはあるが……。Lv2:目標値:15。
何故、ここまで徹底して痕跡が消去されるのか。理由として、Gエッセンスによる汚染がある。Gエッセンスは人の感情を激化させ、新たなるグリーディアを生む恐れがあるため、浄化が必要となる。そこで、汚染源となるグリーディアの肉体や周辺汚染は、死後分解され欲業界へと還され封印される。しかし、肉体に根付いた記憶・魂を緻密に分離することは困難であり、丸ごと欲業界へ送られてしまう。毒に侵された部分を除去する際に周辺の肉ごとえぐるしかない……といった事情に近い。キャラクター名:髑髏城みまか年齢:6~18(PC達と同年齢) 性別:女髪の色:黒紫 / 瞳の色:紫 / 肌の色:白っぽい身長:低め 体重:軽めワークス:アーティスト/カヴァー:学生アイドルシンドローム:エグザイル(ピュアブリード)■ライフパス■覚醒:生誕、衝動:破壊■能力値と技能■【肉体】4 〈白兵〉5、〈回避〉0、〈運転〉0【感覚】2 〈射撃〉0、〈知覚〉1、〈芸術:マルチタレント※〉6【精神】2 〈RC〉0、〈意志〉2、〈知識:感情界〉1【社会】2 〈交渉〉0、〈調達〉0、〈情報:ウェブ〉1 ※〈芸術:マルチタレント〉は、ミマカの多彩な才能を示すもの。演劇や歌唱など、アイドル的な場面で活用する。【HP】30 /【侵蝕基本値】33%(MD:80%固定、CX:120%固定)【行動値】6/【戦闘移動】11m■エフェクト■《スキル名》 /SL /タイミング/判定/対象 /射程/コスト/効果など《ワーディング》 /★$/オート$ /自動/シーン/視界/-$ /非オーヴァードのエキストラ化《リザレクト》 /1$ /気絶時$ /自動/自身 /- /[SL]d$/コスト分のHPで復活《骨の剣》 /7 / / / / / /攻撃+6(7)/Type.A+12(13)《がらんどうの肉体》 /5 / / / / / /ダメージ-7d10(8d10)《貪欲なる拳》 /5 / / / / / /ダイス+6(7)《伸縮腕》 /1 / / / / / /遠距離-2(1)《ジャイアントグロウス》/2 / / / / / /ダメージ+2d10、範囲化。《リミットブレイク》 /2 / / / / / /n%無視。Type.A《死招きの爪》 /4 / / / / / /武器攻撃力+20(25)Type.B《崩れずの群れ》 /1 / / / / / /カバーリングType.B《デモンズウェブ》 /7 / / / / / /ダメージ-14d10(16d10)□イージーエフェクト□《美しき罪人》1:美しい容姿と体形を維持する。生まれつき使えた。《異形の相》1:見事な演技力と表情変化を見せる。生まれつき使えた。判定が必要なら〈交渉〉。《環境適応》1:あらゆる環境に適応できる。本気の場合はガッシャーナで身を守る。《物質変化》1:他の物体や無機物に変化できる。ガッシャーナの材質を変化させる。判定が必要なら〈知覚〉。《異形の歩み》1:壁や天井、高所を移動できる。ガッシャーナによる移動術。判定が必要なら【肉体】。■装備とコンボ■・武器とコンボ名称 価格 種別 命中 攻撃力 G値 射程 メモガッシャーナA 1 10r+4 32(38) 6 至近 ジャイアントで範囲+ダメ2DガッシャーナB 1 10r+4 6(7) 6 至近 ジャイアントで範囲+ダメ2D+伸縮腕 1 8r+4 10m 100%突破で±0=価格合計= 0 pt・防具 装甲 回避 移動 価格 名称 / 備考 鎧 : /下着: /修正:= 合計 = 0 0 6 pt■所持品■【常備化ポイント】:0/4pt【財産ポイント】:(50)pt・使用人(3点):お付きメイド「似姿表裏(にすがた ヒョウリ)」。 実データは持たないが、あらゆる演出的バックアップをしてくれる。・要人への貸し×1(1点):アイドル活動を通じて得た各界のシンパ。情報判定にダイス+3、使い切り。・クレジットデータ×10:その場で使える財産点を最大+50点する。 あくまで売れっ子アイドルとしての演出用。著しく有利になる局面では使えない。■ロイス■・申し子/Dロイス・似姿表裏・髑髏城家■その他■メモ:・元富豪の家系。・凋落。・お付き一人。似姿ヒョウリ。様々なセットアップは彼女がしている。・その後タレント性を活かして這い上がる。・デスキュートとしても並々ならぬ素質を見せる。・もともと一部の魔法(EE)が使えた。エモジュエルのかけらを生まれつき持っていたと考えられる。・収入は基本的に、借金の返済と城の維持費に充てている。余剰ももちろんあるため、必要に応じてクレジットデータを使う。・データは、攻撃特化のAタイプと、防御特化のBタイプがある。PC達のバランスに応じて選ぶ。「フフ……流麗な形状(フォルム)は進化のアカシ」「魅せて? 貴方の奥の奥……」「“終わり”をあげるわ、ドクロキュート!」url:https://charasheet.vampire-blood.net/2824799ボス:支配の旋律『コントローリアス』
DataHP: IV:コンボ/判定『蕩尽の旋律』『曲律』『調律』シンドローム:エフェクトDロイス詳細1R目はみまかに支援を飛ばし援護みまか戦闘不能後(2R目想定)にシーン間攻撃蘇生系エフェクトの有無や数はGMにお任せ!https://charasheet.vampire-blood.net/3003356http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYo6SMyQIM 0~30%:2点 31~50%:3点 51~70%:4点 71~99%:5点 100%~:3点 ※グリーディア堕ち ロイス×2D振った:3点 ※%に関わらない ロイス追加振りした:0点 ※%に関わらないバックトラックでエモが100%未満に下がり切らず、PCがグリーディアとなってしまうケース。狙わない限り滅多にないと思うが、確率的にゼロではない。以下から方針を選ばせること。