第2話
「守れ、日常と夢の国! 遊園地パレード大決戦!」
「守れ、日常と夢の国! 遊園地パレード大決戦!」
楽しみかい? キミたちの住む羽啄市には、 全国から見ても有名な観光名所がある。 その名も美鶴遊園地。 夢に時めくワンダーワールドさ。 現実を忘れる――仮初めの空間。 白亜学園は毎年遠足で、 美鶴遊園地に出かけるらしいね。 でも今年は、夢の国に渦巻くコウフンが 怖ろしいジケンを呼んでしまうかも……? 『デスキュート』! ――それはエモさで戦う新ヒロイン! 第2話「守れ、日常と夢の国! 遊園地パレード大決戦!」PC1:ユメ追う少女
「お前の“正体”を知っているぞ」下駄箱の手紙。マンガのような話。ただし、ラブレターではないようだ。むしろこれって、脅迫状……?ろするぅには、魔法は他人に知られちゃダメだと注意されたばかりなのに。ドキドキとしながら、キミは放課後の屋上に向かった。シナリオロイス:灰崎ジンヤ└推奨感情P/N:好奇心/脅威PC2:ゲンジツ見る乙女
「諸君、大いに喜ぶがいい!」生徒会長の思川きゆうが、壇上で滔々と語る。涼やかな良く響く声。心が躍る内容。そう、みんなお待ちかねのイベント。白亜学園生徒は、世界に誇る美鶴遊園地に無料で遠足できるのだ。もちろん楽しみなのだが、班の組み方に難を感じる。ハラハラとしながら、キミは班長の責務を負った。シナリオロイス:美鶴カィユ└推奨感情P/N:感服/嫌悪PC3:ホンロウされる女の子
「怖い怖い、他人がみんな怖い……」目の前の彼は、ボソボソとそう呟く。何とも面倒なことに、イジメの現場に遭遇してしまった。お人好しな性分ゆえに、見て見ぬフリはできない。しかし、暗い雰囲気の彼と話していると、こちらの気まで滅入る。イライラとしながらも、キミは交流せざるを得ないことを知る。シナリオロイス:美鶴フゥキヨ└推奨感情P/N:同情/猜疑心手紙「お前の正体を知っているぞ。本日放課後、校舎の屋上にて待つ」※白亜学園は中高一貫なため、高校生と中学生で班を作って回るしきたりになっている。PC陣がどちらになるかで立場は変わる。だいたい3~5×2でグループを作る。いずれにせよ、PC陣は同じ班にするのが吉。
PC陣:PC3名(+雲仙こばと等、ロイスで入れたいキャラがいれば)
NPC陣:美鶴カィユ+美鶴フゥキヨ+取り巻き(佐多池ミナギ)
きゆう「諸君、大いに喜ぶがいい! 時は満ち、夢の国は近づいた。この学園生徒の誰もが待ち望むであろう、遠足の時期が近付いてきたぞ!」きゆう「皆既知のことだとは思うが、我らが白亜学園は、あの――世界に誇る夢のワンダーワールド――美鶴遊園地と厚く提携を結んでいる!」きゆう「従って毎年この時期の遠足内容は、畏れ多くも美鶴遊園地をフリーパスで遊び倒すことである! しかも、ただのパスではない。プレミアムフリーパス! これは圧倒的に優遇されて各施設を巡れる、ハイグレードなフリーパスだ!」きゆう「――何、元々学費に含まれているのではないか、と? 夢の無いことを言うもんじゃない。――確かにその通りだが、個人で買うよりも冒涜的に破格の安さだ。帳簿を見たこともある私が言うのだから、間違いない」きゆう「さて、そんな楽しい遠足だが、守ってもらうことがいくつかある」きゆう「まず例年の通り、生徒諸君には同学年生徒で、3~4人程度の班を組んでもらう」きゆう「そして高校生組はそれぞれ『引率班』として、中学生組一班をきちんと率いて貰う」きゆう「これは先生方の負担を軽減させ、学内交流も促進させようという粋な計らいだ。細かな指示は、各クラスに追って出そう」きゆう「班が組めないと嘆く者は、私のところへ来るがいい! うまく取り計らって見せよう」きゆう「それでもあぶれてしまったら……私が組んでやる。心配するな」きゆう「以上!」デスキュートに目覚めてからひと月程度。“嫉妬の業炎”エンヴィーヌ、“暴食の獣”グランニート、“傲慢の頂き”プライディオン……キミたちはこの短期間で、もう3体もグリーディアを倒していた。ろするぅは、必要に応じて魔法やデスキュートについて教えてくれていたが、ここで改めて説明機会を設けるという。3人が集まれる場所。特に何もなければ、ハクア樹周辺エリア。ろするぅ「ここで改めて、エモや魔法、デスキュートやグリーディアについて振り返りたいと思うロス!」ろするぅ「まず、エモパワーについて……これは、君達の感情の力(チカラ)ロス。通常人間は、感情はあくまで感じるだけのものロスが、ボクたちエモルンにとってそれは歴とした『エネルギー』なんだロス」ろするぅ「ボクたちの故郷、感情界は人間界とゆるく繋がっていて、キミたち人間の感情……エモが、ちょうど太陽の光のように降り注いでいるロス」ろするぅ「感情界のすべてのモノは、もとをただせば、全てエモだと言っても過言ではないロス!」ろするぅ「このエモを人間界においても物理的な現象に変換するのが、エモジュエル。そしてこれを使いこなせるのがデスキュートだロス」ろするぅ「エモの出力の関係か、デスキュートに選ばれるのは通常多感な時期の女の子ロス」ろするぅ「デスキュートは、感情界においては伝説の英雄的な存在ロス。誇っていいロス!」ろするぅ「ここが難しいのだけど……エモに善悪や明暗はないロス」ろするぅ「細かな説明は省くけど、例えば……『勝とう!』とする前向きな気持ちも、強まり過ぎると殺意や悪意に近いものになるロス。そしてその境界線は曖昧なものロス」ろするぅ「ただ、強まり過ぎたエモは、他の生存本能や社会性を犠牲にして、全てを呑み込んでしまうロス……。そうして『不可逆な状態』にまで達したエモを、グリードエッセンスと呼ぶロス」ろするぅ「そう。グリーディアは、このGエッセンスに染まり切ってしまった存在ロス。こうなると、もう人には戻れないロス……対抗できるのはデスキュートだけロス」ろするぅ「デスキュートのみんなも、Gエッセンスに取り憑かれたら、グリーディアになっちゃうロス……。そのためにも、エモのバランスには気を付けて欲しいロス」メタ的には、ロイス管理をお願いします。ろするぅ「最後に、魔法は絶対に一般人に知られてはいけないものロス。知られてしまったら、大変なことになるロス……」ろするぅ「ボクたちも最大限、隠匿には協力するけど……気を付けて欲しいロス」※PC陣+美鶴カィユ&フゥキヨ+PCの初期ロイスでだれか適当な者がいれば(いなければ佐多池ミナギという真面目そうな眼鏡男子)でチームを組む。
【思川生徒会長とその他】「班が組めないと嘆く者は、私のところへ来るがいい!」 生徒総会にて思川きゆう生徒会長が吐いた豪語。 その結果として、遠足の当日…… 彼女の周辺には“御一行様”と呼ぶべき人の集まりができていた。 生徒総会の後、生徒会室に押し寄せた 自称ぼっちの生徒の群れを、思川きゆうはテキパキと班に分けていった。 性格的・人間的相性を考慮しての、見事な采配だったといえよう。 唯一の誤算は、組み分けられた班員たちが予想以上に一致団結し、 思川きゆうの“親衛隊”のようになってしまったことだった。 「まさかこうなるとはね……私もまだまだ、見通しが甘いな」 いささか諦めの混じった表情で彼女は呟き、颯爽と美鶴遊園地を闊歩する。 すぐ後ろから、守るように追従してゆく親衛隊御一行様……。 ぞろぞろ……【ろするぅの様子】 美鶴遊園地についてきたろするぅは、きょろきょろと落ち着かないようだ。「なんだか……不穏な予感がするロス……」 ――不穏な予感? そんな風に尋ねると、ろするぅは頷いた。「グリードエッセンスの気配がするロス…… でも、これだけ人がたくさんいて、 しかもみんな気持ちが高まっているとなると…… その出所を容易には探れないロス~!」 困ったように、耳(?)を垂れる。 どうやら、少し警戒しておいた方が良いかもしれない。【影の中】 日陰の中、影が踊る。 踊る、踊る。くるくる、踊る。 待ちに待ったこの日。 楽しまなきゃ。盛大にね。 全てを巻き込んでカァニバル。 今から心がオドル・オドル……♪【クレイン・クレバー・コースター】 美鶴遊園地を代表する、巨大な絶叫コースター。 “クレイン・クレバー・コースター”には、今日も長蛇の列ができていた。 その周りにも、コースターを眺める人、背景に写真を撮る人…… いつもの通り、人だかりができている。 そう、何も変哲はない……と思われたその時。 ギシィ……パガンッ! 突如、レーンから不吉な音が響く。 「あ、あれ……!」 誰かが指さした先には、レーンの一部がたわみ、外れかかっているのが見えた。 まもなくコースターがそこへ差し掛かる…… このままでは、大惨事が起きるのは目に見えていた。 ――その時! まばゆい閃光。 周囲を覆う《ワーディング》。 立ち上がる黒い影……! ――巨大な、巨大なガイコツが、そこに現れた。【謎のデスキュート】「ガッシャーナ!」 凛と響く少女の声。 その声に応じるように、巨大ガイコツは腕を伸ばし、 折れかけたレーンを「ガッシィーン!!」と支えた。 直後、なんの危なげもなくコースターがそこを通ってゆく。 コースターが通り過ぎたのを確認すると、 巨大ガイコツは腕を振り上げ、レーンを折り曲げた。 バッキィ……! ――危険を知らせるブザーが響く。 これでコースターは暫く使えなくなるだろうが、 犠牲者が増えることは無いだろう……。 そして、巨大ガイコツの姿は虚空に溶けて消える……。 目を凝らすと、レーンの上には少女が一人立って、 君たちのことを見下ろしていた。 「何をぼさっとしているの? 人名を救助するのも、デスキュートの務めよ!」 その表情は、雄弁にそう語っているかのようだった。 瞬きをするとともに、彼女の姿もウソみたいに消える……。 気付けば、《ワーディング》も解かれていた。【キャプテン・クック=テールの海賊船】 この周辺は、一帯がカリブ海の港町ような装いになっている。 中心には、名物の絶叫マシーンーーハンモックのようにぶんぶんと触れる海賊船型の乗り物が設置されている。 海を模した領域には帆船の一部が堂々と並べられ、 対する高台には大砲の偽物が並んでいる。 高台の上からは、壮大なセットを一望することができる。 暮れかけたオレンジ色の空と、それを映す水面。 この時間だけの情景を一目見収めるべく、 高台には人が集まっていた。 もちろん落下防止のフェンスもある……通常なら、何の危険もない。 しかし、薄暗くなってきた視界……人ごみの中。 端に寄った美鶴フゥキヨの背中を、 誰かが 力強く ドンッ と押した。 宙に舞う、小柄なフゥキヨの身体…… 高台からこのままでは落下する、という時、 灰崎ジンヤが駆け寄り、その腕を強く引く。 フゥキヨは、空中で高台の上に引き戻された。 お互いの当惑した顔。 位置が入れ替わる。 作用反作用――空中で手を引いた反動。 灰崎ジンヤが、空中に投げ出された。・美鶴フゥキヨは微笑んでいた。
【謎のデスキュート】 きみたちの救出劇を遠くから眺める人影があった。 それは――先ほどクレバー・クレイン・コースターの事件を収めた あの少女の姿だった。 傍には、ぬいぐるみのようなエモルンが座っている。 「……フフ、やればできるじゃない」「満足したきゅり? あれが他のデスキュートたちきゅり」「少し頼りないところもあるけど…… あとは任せてしまっても良さそうね」 そう言って、彼女は立ち上がる。 さっと髪をかきあげるようにしてから、 夕の闇に溶けるように颯爽と、その場を去っていった。 去り際、傍らのエモルンは小さくため息を吐いた。 「それにしても……相変わらずろするぅはどんくさいきゅり……」【美鶴遊園地:ワンダートリックパレード】 パレェドが来る。 パレェドが来る。 気がつけば日もすっかり落ち、空は暗い。 軽快なメロディが、遠くから流れてくる……。 そうだ。 もうすぐ、パレードの時間だ。 美鶴遊園地の夜を煌びやかに彩る、一大イベント。 “ワンダートリックパレード”――誰もが楽しみにする夜の宴。 特別な楽しみを届けに。 日常の不安を拭い去りに。 ああ―― 煌めく今夜は、きっと。 誰にとっても、かけがえないものになるだろう――「§美鶴遊園地」<情報:ウェブ><知識:羽啄市>
Lv0:ファンブル以外成功。
美鶴遊園地(みつるゆうえんち)、別名MWW(ミツル・ワンダー・ワールド:エムダブダブ)。美鶴の名の通り、ツルをモチーフにしたキャラクターが有名。すらりとした男の子:クレインと、パートナーの女の子:クラリス。様々なグッズやアニメで有名。さておき、美鶴遊園地のマップを手に入れた!これで目的地に行くときに迷ったりしないぞ。Lv1:目標値:5。
ラッキー! お得な情報Get! 空いてるタイミングで人気スポットに行くことができる。1d10を振り、出目に従って、以下のリストの対象へ行ける。時間・状況的に無理がある場合は、「行けた」ということで話を進めて良い。01:プリンセス・クラリス城 └園の中心にある豪奢な目玉施設。外でも内でも写真映え間違いなし。なお宿泊も可だが、年レベルでの予約が必須。02:クレイン・クレバー・コースター └マスコットの名を冠する巨大ジェットコースター。スピードもスリルも満点。03:ワンダーアイ・観覧車 └園全体を見渡せる観覧車。何気に告白&プロポーズのスポットとしてもNo.1。04:スワンズレイク・アラウンド └湖の周りの白鳥を模したメリーゴーラウンド。心もついつい踊り出す。05:マダム・ペリコットの優雅な食卓 └マダムなペリカンの食卓をイメージした、一番人気の食事施設。魚料理が見事だが、アフタヌーンティーも逃せない。06:キャプテン・クック=テールの海賊船 └豪快に揺れる大型海賊船。周辺一帯が港や海賊をイメージした施設になっており、気分はすっかりカリブ海。07:イーグルハント・フリーフォール └日本最大級の垂直降下型絶叫マシン。まさに獲物を狙うタカの視界を楽しめる。08:オウル博士の不気味な館 └お化け屋敷のようなもの。MWWキャラクターズの中でもカルト的人気を誇る、マッドなオウル博士がモチーフ。09:マウンテン・フェザーソング └観覧型の人気コースター。山や森の中を鳥たちと駆け巡るような体験ができる。水しぶきもあるぞ。10:上記リストから好きなところを選べる。Lv2:目標値:9。
美鶴遊園地の創設者は美鶴愛蔵(みつる あいぞう)。彼は白亜学園の出身者。遊園地の経営が軌道に乗るとともに、恩返しとして白亜学園との提携を始めた。当時の記録として、「私の憧れた白く美しき月光へ……」という言葉が残されているが、その真意は語られていない。既に90を超えるが、ご存命である。――とかどうでもいい話はさておき、リストの中からROCで好きなところに行けるぞ。勝手にありそうな施設を作ってもOK!「§灰崎ジンヤ」<情報:白亜学園><情報:噂話>
Lv0:ファンブル以外成功。
PC達の同学年。快活で男女問わず人気がある。Lv1:目標値5。
努力してる奴が好き。男女分け隔てなく接し、サッパリとした性格だが、努力もせずに美味しいところだけ浚おうとするやつには厳しい。ある意味甘さがなく、ゆえに誰からも好かれる人気者ではない。Lv2:目標値9。
割と幼いころに父が死んでいる。母の手ひとつで育てられた。恩返しをしたいと思っているが、母からは自分の道へ進めと言われている。「§美鶴カィユ」<情報:白亜学園><情報:噂話>
Lv0:ファンブル以外成功。
美鶴遊園地の創始者、美鶴愛蔵のひ孫。女子。Lv1:目標値5。
ギャルっぽい容姿。制服も着崩している。あまり良い噂は聞かない。大分いい加減な性格のようで、しばしば問題を起こすようだ。しかし友達は多いらしい……? 二卵性の双子の弟がいる。Lv2:目標値11。
美鶴フゥキヨの双子の姉。弟とは仲が悪いようで、率先して彼をやり玉に挙げ、裏側からも手を回しているらしい。「§美鶴フゥキヨ」<情報:白亜学園><情報:噂話>
Lv0:ファンブル以外成功。
美鶴遊園地の創始者、美鶴愛蔵のひ孫。男子。Lv1:目標値6。
気弱そうな容姿。神経質そうに、制服などの服装もぴっしりとしている。学業や生活態度はまじめだが、学年の生徒たちからはいじめのような目に会っているようだ。二卵性の双子の姉がいる。Lv2:目標値13。
美鶴カィユの双子の弟。表向き姉とは仲が悪いようだが、彼自身が「いじめられる立場であること」に依存している節がある。<知識:魔法>
Lv1:目標値5。
世界観に書いてある項目ひとつを、PCが知っている者として動いてよい。
「§謎のデスキュート」<情報:感情界><意志>
Lv0:ファンブル以外成功。
彼女はPC達と同じくらいの年頃に見えた。少女。そしてデスキュートのような装い。それは間違いない。Lv1:目標値6。
彼女は一言も発しなかったが、悪しき思いや禍々しい感じは意外なほどに感じず、ただただ人命を救助しようと駆け付けたようだった。そして、君達に向ける何か……期待のようなものも受け取った。叱咤のような激励のような――いずれにせよ、このままでは終わるまい。Lv2:目標値12。
彼女の見た目には見覚えがあった。会ったことは無いが、毎日お茶の間で見ている。――そう、時代の寵児。有名アイドル:MiMaKa――その人にそっくりだった。夜のパレード大決戦。
ボス:“享楽の道化”『ファニーナ』
Data◆シンドローム:モルフェウス/ノイマン◆覚醒:犠牲, 衝動:加虐◆能力値 【肉体】2 〈白兵〉:5,〈運転〉:2 【感覚】3 〈知覚〉:1, 【精神】3 〈RC〉:2,〈意志〉4, 【社会】3 〈交渉〉:3,〈調達〉:1,〈情報:噂話〉:1 【HP】117 【行動値】9 【戦闘移動】 13m 【侵蝕】180%【装甲値】12(車)+8◆エフェクト:浸食ボーナスにより実際はすべて+2Lv《コンセントレイト:モルフェウス》2,《ハンドレッドガンズ》5,《ダブルクリエイト》1,《コンバットシステム》3,《マルチウェポン》1,《カスタマイズ》3,《神機妙算》3,《スプリットアタック》3,《マルチターゲット》5,《クリスタライズ》3,《ラストアクション》3,《戦局判断》3《魔弾の悪魔》 ◆D・Eロイス『苦痛のコダマ』:戦闘不能になった際に使用。シーン視界(選択)の対象と<意思>対決。敗北したキャラクターに1D点のHPダメージ。ひとりでもダメージを受けたキャラクターがいた場合、[ダメージを受けたキャラクターの数×10点]まで回復し、即座に戦闘不能から回復。『錬金術師』◆コンボ/判定・セットアップ: └《ヴァイタルアップ》 └初回:HP+80(計算済み)。・マイナー:『ナイフオブラウンド』 └《ハンドレッドガンズ》《ダブルクリエイト》 └初回:武器作成・メジャー:『マッド・アイズ・ゴーラウンド』 └《コンセントレイト:モルフェウス》《カスタマイズ》《》 └判定値17dx+21@7。攻撃力+47。範囲・射撃攻撃。装甲無視。 └判定後に《魔弾の悪魔》で達成値を+10できる。・リアクション:《イベイジョン》 └14固定・死亡時:『デッドエンドパレード』《ラストアクション》 └◆詳細 フィアーニと同乗状態。浸食率固定。判定ダイス+4。(コンボは計算済み)ボス:“恐慌の道化”『フィアーニ』
Data◆シンドローム:モルフェウス/ブラックドッグ◆覚醒:無知, 衝動:恐怖◆能力値 【肉体】4 〈白兵〉:5,〈運転〉:2 【感覚】3 〈知覚〉:1, 【精神】2 〈RC〉:2,〈意志〉2, 【社会】1 〈交渉〉:3,〈調達〉:1,〈情報:噂話〉:1 【HP】119 【行動値】9 【戦闘移動】 13m 【侵蝕】180% 【装甲値】12(車)+8◆エフェクト:浸食ボーナスにより実際はすべて+2Lv《コンセントレイト:モルフェウス》2,《ヴィークルモーフィング》3,《巨匠の記憶》5,《鋼の馬》5,《雷光撃》5,《MAXボルテージ》1,《ポルターガイスト》1,《イオノクラフト》1,《ギガノトランス》1,《スプリットアタック》1,《テラーウォール》1,《慰撫する電流》1,《自爆装置》5,《ブラックマーケット》1,《加速する刻》《イベイジョン》 ◆D・Eロイス『絶対拒絶』:エンゲージしたキャラの侵蝕率が1D点上昇。一度離れてエンゲージした場合、再び効果を発揮。『触媒』◆コンボ/判定・セットアップ: └《ヴァイタルアップ》 └初回:HP+80(計算済み)。・マイナー:『ロケットブースト!』 └《ヴィークルモーフィング》《イオノクラフト》《ポルターガイスト》 └初回:武器作成・メジャー:『ホーンテッド・コースター』 └《コンセントレイト:モルフェウス》《巨匠の記憶》《》 └判定値21dx+7@7。攻撃力+51。単体・白兵攻撃。 └《ギガノトランス》・リアクション:《イベイジョン》 └回避:18固定・死亡時:『デッドエンドパレード』《自爆装置》 └7d10範囲。◆詳細 ファニーナを乗せている。浸食率固定。判定ダイス+4。(コンボは計算済み)ファニーナ
フィアーニ
【追憶:美鶴姉弟】 美鶴愛蔵おじいさまは余りにも偉大だった。 美鶴カンパニーは永劫に安泰に見える。 ぬるま湯のような環境の中、 孫の双子は、優秀ながらも、緩やかに歪んでいった。 いつの日かの会話。 「フーは、なんでいつもやられっぱなんしなの?」「僕は……みんなの痛みを代わりに請け負ってるんだ」「それってどういうこと?」「僕が怖がったり、痛みを感じることで、 他のみんなは幸せに、笑顔になれるってこと……」 「あはは、歪んだ思想だね」「でも、僕はそう信じてる。 カイは……楽しければ何でもいいの?」「そう。私は楽しければ何でもいい。 楽しければ楽しいほど、どうでもよくなっちゃうの」 「それも、歪んだ思想だね」「あはは。そうかもね? 先のこと、後のこと考えて萎縮するより、 今を目いっぱい、精一杯楽しむ方が大事じゃない?」 それは、幼い誓いだったかもしれない。 「なら……僕たちは共犯者になれるね」「共犯者?」「痛みを是として受け入れられる僕。 痛みは否として悦楽に変えるカイ」「利害が一致してるってことね……いいじゃん」「うん――」 ――共に世界を裏切ろう。 それは、もしかしたら 矯正可能だったかもしれない――欲業の種。【灰崎ジンヤの過去】 オレの父ちゃんは、結構小さいときに死んじまってな。 母ちゃんに育てられたんだ。 早いとこ仕事でもやって、助けてやりたいと思ってるんだけどな。 母ちゃんからは「自分の好きなことをやりな」って言われる。 そこが難しいところでよ。 オレには夢ってのが中々見つからなくてさ。 だから、目標持って頑張ってる奴らが羨ましくてな。 けど、気付いたんだ。 あいつらの笑顔が好きだ。 お前の笑顔が好きだ。 その瞬間を、捉えて、伝えていきたいって思う。 分野的にはジャーナリストになんのかな? そういうとあんまりあってる気もしないけど、 オレはオレなりに頑張ってみようと思うよ。 ――なんで写真に興味を持ったかは、忘れちまったんだけどな。 きっと、この間の遠足が楽しかったからだと思うけど……。 0~30%:2点 31~50%:3点 51~70%:4点 71~99%:5点 100%~:3点 ※グリーディア堕ち ロイス×2D振った:3点 ※%に関わらない ロイス追加振りした:0点 ※%に関わらないバックトラックでエモが100%未満に下がり切らず、PCがグリーディアとなってしまうケース。狙わない限り滅多にないと思うが、確率的にゼロではない。以下から方針を選ばせること。