2010（平成２２）年度
①藤實久美子「江戸書物問屋仲間の構造と板権の実効性‐武鑑株を事例に‐」（『江戸文学』42号）
②箱石 大「戊辰戦争下における通信・交通路の治安状況‐奥州道中杉戸宿で起きた羽黒藩士殺害事件‐」（『古文書が語る地方史』）
③松沢裕作「明治太政官における歴史記述の模索―修史館編「征西始末」をめぐって―」（『東京大学史料編纂所研究紀要』21号）
④寺島宏貴「官許・官准」新聞の成立と機能－明治2年(1869)刊『中外新聞』を軸に－」（『書物・出版と社会変容』 9号）
2011（平成２３）年度
①藤實久美子「江戸書物問屋の仲間株について－出版界の秩序化－」（笠谷和比古編『一八世紀日本の文化環境と国際環境』思文閣出版）
②箱石 大「Max von Brandt und die preußische Diplomatie in den letzten Tagender Tokugawa-Zeit（原題：戊辰戦争とマックス・フォン・ブラント）」（Ferne Gefährten: 150 Jahre deutsch-japanische Beziehungen（遠来の友：日独修好150周年記念論文集）
③箱石 大「幕末維新史と戊辰戦争」（『歴史評論』735号）
④山口順子「『太政官日誌』の発刊―史料による実態の考察―」（『出版研究』42号）
⑤箱石 大「戊辰戦争と佐倉藩―維新期における譜代藩の動向―」（『佐倉市史研究』25号）
⑥石田七奈子「東京大学史料編纂所所蔵『太政官日誌』の特徴」（『画像史料解析センター通信』57号））
⑦奈倉哲三「ことわざから戊辰戦争をみれば（日本ことわざ文化学会編『ことわざに聞く』人間の科学社）
2012（平成２４）年度
①箱石 大編『戊辰戦争の史料学』勉誠出版
②松沢裕作『重野安繹と久米邦武』山川出版社
③松沢裕作「明治政府の同時代史編纂－「復古記」とその周辺－」（箱石 大編『戊辰戦争の史料学』）
④奈倉哲三「戊辰戦争期風刺史料の歴史的意味」（箱石 大編『戊辰戦争の史料学』）
⑤山口順子「『民間木版新聞群』とその情報環境」（箱石 大編『戊辰戦争の史料学』）
⑥藤實久美子「政府系本屋の維新史」（箱石 大編『戊辰戦争の史料学』）
⑦奈倉哲三「『復古記』不採録の諸記録から探る江戸情勢㈠－「家記」慶応三年分の記事を中心に」（『跡見学園女子大学文学部紀要』48号）
⑧箱石 大「京都大学附属図書館所蔵トコトンヤレ節版木調査報告」（『東京大学史料編纂所附属画像史料解析センター通信』58号）