Cybernetic Information Processing Laboratory
サイバネティクスとは、サイボーグの語源となった言葉で、生体や機械が個体内・個体間で行う情報処理や通信を、生体・機械の区別なく工学的手法で解明しようと始められた学問の名前です。
サイバネティック情報処理研究室(川瀬研)では、サイバネティクス的な観点から、人間の生体内で生じている情報を解析する方法、人間を補助する機械が情報を処理する方法を研究し、人間との親和性の高い機械の実現に繋げます。
具体的には、神経が筋肉へ送る指令を表す生体信号(筋電)を使ってロボットを動かし動作支援に使用する研究、柔らかいロボット(ソフトロボット)の中に入れた空気の特性を活用し情報処理をする研究などを行っています。
2025.05 計測自動制御学会の学会誌『計測と制御』2025年5月号に、川瀬が企画した特集「機械の形態を活かした計算・センシング・制御技術の実世界応用―流体,ソフトマテリアル,物理リザバー計算―」が掲載されています。形態学的計算と物理リザバー計算について、多くの方にご執筆いただきました。飯田史也先生・Fan Yeさん(ケンブリッジ大)・中嶋浩平先生(東京大学)にご執筆いただいた総論は、会員以外の方もご覧いただけます(他の記事は1年後に一般公開)。
2025.04 ホームページを開設しました。
筋肉の活動電位(筋電)などを使って人の動きを予測し、義手やアシストスーツなどの制御に応用する。
共同研究先:
獨協医科大学生理学講座
筋電制御ロボットや触覚提示デバイスなどを使って、人工の手を自分の手と錯覚する現象について研究する。
共同研究先:
獨協医科大学生理学講座
修士 2 年 井村 匠吾
修士 1 年 濵 悠行
水田 圭亮
卒研生 12名 (EC 10名, NC 1名, NE外研生 1名)
卒業生・修了生
2024年度 卒研生11名 (EC 9名, NC 2名 NC社会人課程1名含む)
2023年度 卒研生12名 (EC 11名, NC 1名)
学科略称
EC 工学部 情報通信工学科
NC 工学部第二部 情報通信工学科
NE 工学部第二部 電気電子工学科
修士・博士課程、共同研究、本ページの内容についての問い合わせは、教員の川瀬へお願いします。
メール tkawase〇mail.dendai.ac.jp (川瀬) (〇を@に置き換えてください)
住所 〒120-8551 東京都足立区千住旭町5
東京電機大学工学部情報通信工学科サイバネティック情報処理研究室
所在地 東京電機大学 東京千住キャンパス 1号館 12階 11211A (研究室) / 11211B (教員室)
※学外の方の入館は事前登録が必要です。川瀬にご連絡ください。