CupbearerProjectの記念すべき最初のAppがこれです。iPhoneの歩数計を使って、江戸から京都まで東海道53次を歩きます。まさにバーチャルトリップです。
実はこのアイデアは20年くらい前から考えていたのですが,当時はiPhoneなどまだ存在していなかったので、わざわざ万歩計を自分で買う必要がありましたが、わざわざ万歩計を買うなんて、ねえ……(嫌でしょう?)。それに自分はプログラムなど書けないので、当時はあきらめるしかありませんでした。
AIは良い仕事してくれます
ところが,AIの登場で状況が変わりました。プログラミングのシロウトでも,AIにコードを書いてもらえばアプリが作れるようになってしまったのです。で,ChatGPTを使ってコードを書いてもらいました。当時のGPTはそれほど賢いとは言えませんでしたが、それでもこのアプリを作るには十分でした。
ちなみにこのアプリの作成開始は2025年8月からでした。
さらにAIがすごいのは,イラストも描いてくれるということです。
江戸之助と浮世小町に登場願いました
当初は,それまでに歩いた距離にあわせて,東海道53次の浮世絵を表示すればいいと思っていました。でも,作ってみたら面白くないのです。iPhoneのスクリーンが小さすぎるというのもありますが、とにかく華がないのです。で,試しに浮世絵のキャラを入れてみました。
ね,何だか楽しい雰囲気になったでしょう?
ちなみにこの浮世絵キャラはGeminiに描かせました。当時イラストはGPTよりも圧倒的にGeminiの方が上だったのです。
トリビア画面で53次博士になれる!
もちろん,多くの人は浮世絵が見たくてこのアプリを使っているので、本物の浮世絵を表示するためにトリビア機能もつけてみました。浮世絵も1つだけでは面白くないので、53次の別バージョンなども表示できるようにして、説明文も付けてみました。ちなみに説明文はGPT製です。中国語版や英語版もGPT製です。当初はコードを書いてもらうだけのつもりでしたが、結局はほとんど全てがAI製ということになってしまいました。
今日はどれだけダイエット?
さて,キャラを作って雰囲気が少し明るくなったものの、まだアプリとして面白くありません。歩いて浮世絵を見るだけでは達成感が少ないのです。それで,データ画面を作ることにしました。歩いた距離によってカロリー計算をして、今日はどれだけダイエットできたかを表示する。これなら歩くことへの動機付けにもなるでしょう。消費カロリーは具体的に食べ物(うな重1人分,など)を表示して,どれくらい食べていいか(もとい,ダイエットできたか)が一目でわかるようにする。緑茶60杯分なんて表示された日には、おなかがダブダブになってしまいそうです。ちなみに東海道画面とデータ画面を行き来するたびに表示される食べ物が変わるのは、これは実はバグでした。でも毎回変わる方が楽しいのでこのバグを残しました。マリオの無限増殖と一緒です。
もしかしたら、このAPPが世界初?
ちなみに,このアプリの製作開始は2025年8月,リリースしたのは2025年10月22日でした。今でこそAIにコードを書かせるのは一般的になってしまいましたが、当時はプロが仕事に使うことはあっても、プログラミングのできないシロウトがAIにコードを書いてもらってアプリを作るという例は聞いたことがありませんでした。
もしかしたら,これがAppStoreに登録された、はじめてのAI製商業アプリかもしれません。もしも「もっと早くリリースされたAIだけで作ったアプリを知ってる!」という方がいましたら、ご連絡ください。