2020年、私たちの「働き方」はcovid-19の蔓延によって根本的に問い質されました。
日常の変容、デジタル通信技術の急激な導入、そして技術では代替しきれない働く私たちの身体性。
今、この社会、この世界は〈働くことの危機〉に直面しています。
そんな危機の只中にあって、
知の歴史的な蓄積である人文社会科学 ✖ 実際に働くことで日々培われてきた知、
これらを掛け合わせて「文化的な働き方」を探求するプラットホームを作りました。
毎日の小さな"気づき"から、便利なツールの使い方、ときには哲学者たちの広大な思索まで、
様々な知恵を持ち寄るところから「文化的な働き方」の探求は始まります。
みなさんでそんなプラットホームを創造していきましょう!
「カルチュラルワークらぼ」(cwl)は
働く人々のためのonlineコミュニティです。
IT系ビジネスパーソン ✖ 社会哲学研究者の2人で運営しています。
哲学的、人文社会科学的な知を一つの媒体にして、
様々なジャンルで働く方々が異種間交流をしています。
専門家の解説付きで進める哲学書の精読会、時代を読むためのビジネス書勉強会、
電子機器の活用術交換会、働く人の声を聴くインタヴュー(参加者のご提案)など、
様々な企画をご用意しております。
参加者のみなさんで新たに提案・企画し、様々な場を作っています。
zoomで哲学の古典を精読トラベル
哲学の古典を精読することは、旅行先の見知らぬ土地で見知らぬ考えや価値観に戸惑いつつもそれを楽しむこととよく似ています。自分で歩いて発見した街並みの細部こそが、私たちを驚かせ、私たちの思考を押し広げます。概説書を読んで済ますなんてもったいない!旅雑誌を読んで旅行した気になるのと同じです。
美しい街並みの隅々を歩くように、哲学者たちが紡いだ言葉の隅々にまで入り込んでいきましょう!
(専門家による道案内付きです)。
時代を読む思考を養う
"クリティカル・シンキング"(批判的思考)が認知されるようになって何年も経ちますが、当らぼでは、それだけでは不十分だと考えます。
当然と言えば当然ですが、クリティカルにものを考えることができるのは、その題材やテーマの背景を把握し見渡すことができてこそです。 そして、そのような背景の公約数が”時代”です。VUCAとも呼ばれる世界で時代をクリティカルに読む思考を養うことは必須の課題です。
日々の小さな工夫や気付きから
私たちは日々、無意識に様々なことを身に着けつつ働いています。日常の身空や身振りと言ってもいいでしょう。それらは、何かの拍子に”気付き”として不意に言語化されたり、小さな工夫によって改善されたり、新しいツールを取り入れることで変化します。そんな小さな工夫や気付きをみなさんで言葉にして共有していきませんか?あなたの工夫や気付きが誰かの「文化的な働き方」を開くかもしれません。