A-1-(3)-② 健康診断・歯科健診の結果を保育に反映している。
評価基準の考え方と評価の留意点
(1) 目的
○本評価基準では、健康診断・歯科健診の結果について職員へ周知し保育所における保育に反映させる取組、および保護者が子どもの状態を理解し、日常生活に生かせるよう保護者への連絡を行っているかについて評価します
(2) 趣旨・解説
○健康診断・歯科健診は、一人ひとりの子どもの発育・発達状態や健康の状態を知り、日々の健康管理に有効に活用することが大切です。そのためには、記録を残すとともに、子どもの健康増進、又は受診、治療のために、保護者とも連携して進めていく必要があります。
○診断結果によっては、嘱託医、保護者と連携し適切な援助が受けられるよう、市町村や保健・医療の関係機関と連携を図ることが必要です。
○歯科健診については、歯と口の健康が生涯の心身の健康に影響することから、健診のみではなく、歯磨き指導や食生活を含めた心身の健康教育を計画するなど保護者や子どもに関心が持てるよう援助することも大切な取組です。
(3) 評価の留意点
○健康診断・歯科検診の結果の保育内容への反映、家庭での生活につなげるための保護者との連携の取組について確認します。
○健康診断・歯科健診結果の職員間での情報共有方法について確認します。
○診断結果に基づいて、嘱託医や医療機関と連携を図っている場合、記録を確認します。