Ⅰ-3-(1)-② 中・長期計画を踏まえた単年度の計画が策定されている。
評価基準の考え方と評価の留意点
(1) 目的
○本評価基準では、
①中・長期計画(中・長期の事業計画と中・長期の収支計画)の内容が、単年度の計画(単年度の事業計画と単年度の収支計画)に反映されていること、
②単年度における事業内容が具体的に示され、さらに実行可能な計画であることを評価します。
(2) 趣旨・解説
○単年度の計画(単年度の事業計画と単年度の収支計画)は、当該年度における具体的な事業、保育等に関わる内容が具体化されていること、中・長期計画を反映しこの計画を着実に実現する内容であることが必要です。また、それらの内容が実現可能であることが不可欠です。
○単年度の事業計画は、年度の終了時に実施状況についての評価を行うため、内容については、実施状況の評価が可能であることが必要です。数値化等できる限り定量的な分析が可能であることが求められます。
○単年度の計画においても、中・長期計画と同様に、事業計画を実現可能とする収支計画が適切に策定されていることが要件となります。
(3) 評価の留意点
○評価方法は、事業計画の内容を書面で確認するとともに、取組状況について施設長から聴取して確認します。
○中・長期計画が反映されていても、内容が十分ではない場合は「b」評価とします。
○中・長期の事業計画または中・長期の収支計画のいずれかのみ反映している場合は「b」評価とします。
○中・長期計画が策定されていない場合(Ⅰ-3-(1)-①が「c評価」の場合)は、「c」評価とします。