Ⅱ-4-(1)-① 子どもと地域との交流を広げるための取組を行っている。
評価基準の考え方と評価の留意点
(1) 目的
○本評価基準では、子どもの地域との交流を広げることを目的とした保育所の取組について評価します。
(2)趣旨・解説
(保育所版)
○子どもが地域の人々と交流を持つことは、子どもの社会体験の場を広げ社会性を育てるために大切なプロセスです。
(保育所版)
○保育所では、子どもの社会体験や地域の中での子育ての視点から、子どもが地域活動に参加するようにしていくことが求められます。
○子どもと地域の人々との交流は、地域と保育所の相互交流を促進するという意味もあわせもっています。保育所が、地域社会の一員としての社会的役割を果たすためにも、子どもの地域への参加は大きな意味を持つといえます。
○個々の子ども・保護者のニーズに応じて、地域における社会資源を利用できるような情報提供や支援を行うことも必要です。
(3)評価の留意点
○本評価基準では、子どもの地域との交流を広げることを目的とした保育所の取組について評価します。子どもが社会体験を積む具体的な取組と同時に、地域に対して、保育所や子どもへの理解を深めるための取組を行うことも評価の対象となります。
○評価方法は、訪問調査において実施状況の聴取が主となり、事業報告書等、書面でも確認します。