【コスモスの療育支援について】
-子どもたちの「根っこ」を育てる毎日-
コスモスでは、お子さまの「安心して過ごせる毎日」と「すこし先の未来」につながる土台づくりを目指しています。
ひとつひとつの支援は、派手ではないかもしれません。
コスモスの花が咲くための、根っこになる療育
として、大切にしている時間です。
■ 学習支援(宿題・課題サポート)
まずは「宿題をきちんと終わらせること」。
学校で過ごしやすくなることを一番に考えています。
「できた!」の積み重ねが、“やればできる”という小さな自信につながります。
■ 基礎学習支援(生活に役立つ学び)
テストの点よりも大切なのは、「日々の生活がスムーズになる力」。
たとえば:
国語:ひらがな・カタカナ・漢字・読みの練習 文章題にチャレンジ
算数:5の合成・10の分解・簡単な文章題の理解などから始めていき、学年のスピードに合った学習を目指します。
一人ひとりのペースに合わせて、わかるまで繰り返し取り組みます。
■ 読書療育・ビブリオセラピー
こころとことばを育てる静かな時間
コスモスでは、読書を「こころの根っこを育てる支援」と位置づけています。
物語の中で、登場人物の気持ちを想像したり、自分の思いを言葉にしたりすることで、
感情の整理・自己理解・共感力が自然に育っていきます。
読み聞かせ、絵本の選書、読書タイムなどを子どもに合った形で提供
感情表現が苦手な子にも、間接的な気づきや癒しの時間として効果的
■ 多感覚を活かした学習(かけ算×プッシュポップ等のツールをご用意しております)
九九などの学習に、視覚・触覚・聴覚・動作を組み合わせた「からだ全体で覚える学び」を導入。
※かけ算×プッシュポップ等のツールをご用意しております
【視覚】数字を見て学ぶ
【触覚】押すリズムを体感する
【聴覚】声に出して記憶を定着
【協応】手と目を連動させ集中力UP
楽しく、くり返しやれる教材の中に、療育的な意図と効果を込めています。
■ コミュニケーションの力を育てる支援
「こんにちは」「ありがとう」「いやです」など、
自分の気持ちを言葉でやりとりする力は、人との関係を築く土台になります。
日々の関わりや遊びの中で、少しずつ練習していきます。
■ 感情の言語化サポート
「イライラ」「さみしい」「うれしい」をことばで伝える練習です。
感情を言葉にできるようになると、
衝動的に爆発してしまう前に伝える力・落ち着く力が育っていきます。
■ ソーシャルスキルトレーニング(SST)
「順番を待つ」「謝る」「断る」など、集団の中で必要なスキルを、
カード・ロールプレイなどを使って楽しく練習します。
“ちょうどいい距離感”や“他者の気持ちへの気づき”を育てていきます。
■ 感覚統合・体幹あそび
落ち着かない・姿勢がくずれる・動きがぎこちない……
そんなお子さまのために、
トランポリンやバランス遊び、公園でのブランコなどを使って、
感覚の整理と体幹の発達をサポートしています。
■ 好きなこと・得意なことの自己表現
図工・音楽・カードゲームなど、「好きなこと」を伸ばす時間も大切にしています。
「自分らしくいられる」「認めてもらえる」経験は、自己肯定感の栄養になります。
■ 自立を見据えた日常スキル支援
ランドセルの整理
持ち物の管理
着替えなどの身支度 など
「できること」をひとつずつ、自分の力で増やしていけるように関わっています。
“やってもらう”から“自分でできる”へ。年齢や発達に応じた働きかけを行います。
コスモスでは、これらの支援をお子さま一人ひとりに合わせて柔軟にオーダーメイドにて提供しています。
小さな安心が少しずつ積み重なって、
やがて花を咲かせるその日まで
スタッフ一同、毎日お子さまと一緒に
静かに、まっすぐ向き合っていきます。