研究の成果
九州国立博物館の視察
【ナビレンスの活用例 1】
建物までの道順の案内と建物や施設の入り口、出口を知らせる案内への活用
太宰府天満宮方面から九州国立博物館までの道のりにナビレンスが設置してあった。博物館の方向を知らせていた。
博物館までの道のりにある掲示板の前にナビレンスが設置してあった。通路の出口の場所を知らせていた。
博物館内の常設展に入って展示品までの道のりにナビレンスがあった。展示室の導線案内がされるようになっていた。
【ナビレンスの活用例2】
自動ドアやエスカレーターなどの障害物や注意が必要なところの場所を知らせるための活用
博物館から戻る方向にある歩く歩道の入り口にある自動ドアにナビレンスが設置してあった。太宰府駅方面に向かうことと歩く歩道があることが案内されていた。
博物館入り口の自動ドアにナビレンスが設置してあった。また、中に入ってエスカレーターの前にも設置してあった。
【ナビレンスの活用例3】
分岐点の方向ごとの案内や看板の内容などより詳細で正確な案内への活用
ナビレンスによる音声ガイド案内の看板横に設置されていた。道の分岐点で展示室への方向が示されていた。
展示室内の看板と一緒に設置してあった。そのエリアのテーマと詳細な説明がされていた。
【ナビレンスの活用例4】
目で作品が見えなくても作品の様子や詳細が伝わるように活用
展示品の鬼瓦について大きさや表面の様子などが細かく伝わるように説明されていた。
「賑やかな古墳の祭り」についてそこの展示エリア全体を含めて祭りの世界観が伝わるように詳細な説明がされていた。
大学でのNaviLensの具体的な活用法
どのように活用できるか
・対象までの距離と情報を知らせるのがメインの使い方
┣トイレ、エレベーター、階段の位置を知らせる。
┣建物の入り口に何号館なのか、または何の店かを知らせる。
┣大学内のオブジェクトの説明をする。
┣ATMの場所を知らせる
┣大学内の展示会に導入する。
┣貸出パソコンの管理に活用する。
【具体案1】
エレベーターや階段に設置する。
(情報)
・対象までの距離を知らせる。
・何階なのか知らせる。
・階段は上りか下りか知らせる。
・重要な施設があるときはその場所が難解にあるか知らせる。
(懸念点)
・エレベーターに音声で上に行くか下に行くか知らせる機能がないと
その時に来たエレベーターがどちらに行くかわからない。
【具体案2】
建物や店、トイレの案内をする。
(情報)
・対象までの距離を知らせる。
・何号館の建物かを知らせる。また、それぞれの教室がどこにあるか案内する。
・図書館やキャリア支援センターのような建物の案内も行う。
・学内にはいくつかの食堂と売店があるのでそれぞれの場所でどのようなものが買えるか
伝える。合わせて店の名前を伝える。
・トイレの場所を知らせると同時に男子トイレと女子トイレがどちらにあるか伝える。
(懸念点)
・有用性を考慮すると外部の方も利用したり、比較的重要度の高いものから実施する必要がある。
【具体案3】
美術館での利用
(情報)
・九州産業大学美術館の作品の音声ガイドを行う。
・順路の案内を行う。
・入り口、出口や階段などの位置を知らせる。
(懸念点)
・美術館に提案し承認される必要がり、その後も実施までに打ち合わせをして実施する必要がある。
【具体案4】
特定のスポットや物への利用
(情報)
・ATMやパソコンの貸し出しなど限られた場所にしかないものを見つけやすくする。
・貸し出しのパソコンや充電器自体につけて物の管理をしやすくする。
・学内にあるオブジェクトや銅像の説明をする。
(懸念点)
・特になし