本プロジェクトでは、はこだて未来大学3年生8名で「コミュニケーション脳科学」というテーマを基に研究・実験を行った。
日常的となっているオンライン環境を脳科学の観点から研究し、今後のオンライン環境に役立てることを目標として研究を行った。
本プロジェクトでは、はこだて未来大学3年生8名で「コミュニケーション脳科学」というテーマを基に研究・実験を行った。
日常的となっているオンライン環境を脳科学の観点から研究し、今後のオンライン環境に役立てることを目標として研究を行った。
脳科学とは
ヒトを含む動物の脳と、それが生み出す機能について研究する学問分野である。対象とする脳機能としては視覚認知、聴覚認知など感覚入力の処理に関するもの、記憶、学習、予測、思考、言語、問題解決など高次認知機能と呼ばれるもの、情動に関するものなどである。 (Wikipediaより引用)
脳波とは
ヒト・動物の脳から生じる電気活動を、頭皮上、蝶形骨底、鼓膜、脳表、脳深部などに置いた電極で記録したものである。(Wikipediaより引用)
私たちの研究グループでは、ヒトの頭皮脳波を用いた。
脳波は以下の5つの波から構成されている。
δ波(周波数4Hz未満)・・・無意識か深い眠り状態
θ波(周波数4~8Hz)・・・深い瞑想状態
α波(周波数9~13Hz)・・・リラックスの傾向が強い
β波(周波数14~30Hz)・・・集中の傾向が強い
γ波(周波数30Hz以上)・・・高次の精神活動
※周波数の細かい値は諸説あり
活動内容
コミュニケーション脳科学では「オンライン環境における記憶力の変化」をテーマとしてプロジェクトを進めた。現在、オンライン環境で授業や会議が行われる機会が増えてきている。そこで、オンライン環境において「視覚と聴覚による記憶力の違い」と「機械音声とARを用いた記憶力の違い」の2つの実験を行った。
実験内容として、1つ目の実験では視覚による文章の記憶力と聴覚による文章の記憶力の変化、2つ目の実験では(機械音声or人の声)×(AR or人間)の4パターンでの記憶力の変化についてそれぞれ脳波解析を行った。脳波解析および筆記試験の結果をもとにオンライン環境での記憶力でどのような変化が生じるのかについて考察した。
本サイトで用いた画像はすべて、本プロジェクトの研究中に作成されたものである。