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Ichiro KURIKI（栗木 一郎）
Ichiro KURIKI（栗木 一郎）
埼玉大学 大学院 理工学研究科 数理電子情報領域 教授； 重点連携先端研究センター 脳科学領域（兼務），理化学研究所 客員研究員，東北大学 客員教授．
Professor at Graduate School of Science and Engineering, Saitama University,
Visiting scholar at RIKEN CBS, and Visiting Professor at Tohoku University.
東京都出身（地元は下北沢の辺り）; born in Tokyo (near Shimokitazawa)
意外にも帰国子女（1974-75＠イングランド，Oxford郊外の地元の小学校）; Experienced early life at Chilton Primary School in England (Oxfordshire, U.K., 1974-75)
家族あり．遠視，耳瘻孔あり（両側・無害）
NHK-G「チコちゃん (2018)」とNHK-E「又吉直樹のヘウレーカ！(2019)」で解説をしたことがあります．
好きなこと：考えごと，データいじり，研究．工作，読書，映画鑑賞．歩くこと，水泳，飛行機に乗ること，おいしいものを食べること，美味しいビール・スコッチを飲んで四方山話をすること／聞くこと．
特技：外国語の単語の耳コピ．車の運転・車いじり．色覚の研究．
その他：電話は大の苦手（なので，緊急時以外は掛けないで下さい）．バナーの背景の脳の絵は，栗木の左半球を膨らませて斜め後方から見た様子．
Brief bio sketch（略歴）
Brief bio sketch（略歴）
1991年，東京大学 工学部 計数工学科 卒業 ; graduate from University of Tokyo (Dept of Mathematical Engineering & Information Physics)
1993年，東京工業大学 大学院 総合理工学研究科 修士課程修了．Master's degree from Tokyo Institute of Technology Graduate School
1993-1994年，文部省国際交流派遣学生; Visiting graduate student, Department of Psychology, U.C., San Diego w/ Prof. Donald I.A. MacLeod
1996年，東京工業大学 大学院 総合理工学研究科 博士課程修了．博士（工学）Ph.D. degree from Tokyo Institute of Technology
1995-1999年，東京工業大学 理工学部附属 像情報システム研究施設 助手; Assistant Professor, Tokyo Inst. Technology
1999-2001年，東京大学大学院 工学系研究科 計数工学専攻 助手; Assistant Professor, University of Tokyo
2001-2005年，日本電信電話(株) NTTコミュニケーション科学基礎研究所 研究員; NTT Communication Science Labs.
2002-2005年，東京工業大学 大学院 総合理工学研究科 客員准教授; Visiting Associate Professor, Tokyo Inst. Technology Graduate School
2006-2021年，東北大学 電気通信研究所 高次視覚情報システム研究室 准教授 （リンク）; Associate Professor, Tohoku University
2021年4月-，埼玉大学大学院 理工学研究科 数理電子情報部門 教授（リンク）; Professor, Department of Information and Computer Sciences, Graduate School of Science and Engineering, Saitama University.
興味のあること：
興味のあること：
なぜ，我々は目を開けると「見える」のか？「見る」ってどういうこと？目のセンサーが反応して，神経細胞が活動して，どうして見えるの？
若干関係する疑問：パソコン／スマホの画像ってどういう仕組みで表示されてると思います？方向は逆ですが，それの「眼バージョン」を私は知りたい．
色覚は特に謎が深く，やりがいがある．ただ，色によって気分がどう変わる，という話には全く興味がありません（というか，納得のいく科学的アプローチの仕方を見出せません）．
突き詰めると，脳が情報を扱う時の原理．どういう基本戦略で作動してるのか．
できればそれを情報通信技術に還元したい．
色知覚の研究に関するコラボのご相談，お待ちしております．
色知覚の研究に関するコラボのご相談，お待ちしております．
色を使った研究は興味があるけど敷居が高い，手が出しにくいという方．
色は座標系がいっぱいありすぎて，どれを選べばいいか解らないという方．
心理物理・脳機能計測データの取り方を知りたい方．
などなど．
ただし，色に対する「気分」の研究は行なっておりません．悪しからず（sorry, no "mood" study）．
日本語で読める研究関係の記事
日本語で読める研究関係の記事
マイナビニュース「緑色なのに青信号とよぶのはなぜ？」
アカデミストジャーナル，コラム
朝日小学生新聞「水色はこの30年で青から独立」2017/3/28，１面記事
筑摩書房「「色のふしぎ」と不思議な社会」（川端裕人著）（第４章「目に入った光が色になるまで」に一連の研究を紹介していただきました．電子書籍版もあり）
脳科学辞典「色覚」（日本神経科学学会が企画し，理化学研究所・脳科学総合研究センターが監修した，専門家によるweb辞典）
Selected publications（代表的論文）
Selected publications（代表的論文）
いずれもオープンアクセスです．無料で読めます．リンク先へどうぞ．
Kuriki I, Sun P, Ueno K, Tanaka K, Cheng K. (2015) Hue selectivity of neurons in human visual cortex revealed by BOLD fMRI. Cerebral Cortex, 25, 4869-4884. doi: 10.1093/cercor/bhv198.
Kuriki I, Lange R., Muto Y., Fukuda K., Tokunaga R, Lindsey D.T., Brown A.M., Uchikawa K., Shioiri S. (2017) The modern Japanese color lexicon. Journal of Vision, 17(3), 1, 1-18. doi: 10.1167/17.3.1
Yang J, Kanazawa S, Yamaguchi M, and Kuriki I. (2016) Cortical response to categorical color perception in infants investigated by near-infrared spectroscopy. Proceedings of The National Academy of Sciences of U.S.A. 113(9), 2370-2375. doi: 10.1073/pnas.1512044113
Kuriki I. (2015). Lightness dependence of achromatic point loci in color-appearance coordinates. Frontiers in Psychology, 6:67, pp.1-10. doi: 10.3389/fpsyg.2015.00067
Kaneko S, Kuriki I, Andersen S (2020) Steady-state visual evoked potentials elicited from early visual cortex reflect both perceptual color space and cone-opponent mechanisms. Cerebral Cortex Communications. doi: 10.1093/texcom/tgaa059
Kuriki I., Arima T., Takano S., Ueno K. (2025; New!) Task-dependent changes in cortical color representation measured by the functional MRI technique. Journal of the Optical Society of America A, 42, B391-B403. doi: 10.1364/JOSAA.544578
ほか（原著論文：日本語12編，英語59編．2025.8 時点）
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