世界中でオープンデータの利活用をお祝いするイベントに合わせて、「Open Data Day 2026 in Chiba 〜実践から考えるAIとシビックテック〜」が松戸観光案内所にて開催されました。
千葉県DX推進協議会 市民共創推進部会が主催し、CivicTechZenChibaが運営した本イベントには、初心者からエンジニア、行政職員まで、市民活動や地域DXに関心を持つ多様な方々が現地に集まりました。今回は、急速に進化する生成AIがシビックテックの活動をどのように変容させるのかを体感する、驚きとワクワクに満ちた1日となりました。
午前中のハイライトは、株式会社TEKION Group CEOの泉水亮介氏による基調講演「VibeCoding~AIの進化による非エンジニア革命」です。
「VibeCoding(バイブコーディング)」とは、プログラミングの専門知識が全くなくても、AIに対して自分の実現したい「意図(バイブ)」や情熱、文脈を言葉で伝えるだけで、Webアプリや資料、画像、動画などの多様なアウトプットを高速で創り出してしまう、まさに魔法のような開発手法です。
泉水氏は、このAI駆動開発を駆使し、なんと3年間で103個ものアプリをAI主体で制作してきたとのこと!会場を最も沸かせたのは、そのライブデモンストレーションでした。「外国人観光客向け災害支援」というテーマを与えると、AIエージェントが自律的に動き出し、わずか20分弱の間に、3パターンの紹介Webサイト(LP)、スマホアプリ風の画面モックアップ、企画書、動画CM、SNSの投稿カレンダーまで、企画一式をあっという間に自動生成してしまったのです。
「プログラミングができないから」とアイデアを諦める時代は終わりました。これからは「お願いするだけ」でAIがシステムを組み上げ、非エンジニアであっても自分のアイデアを爆速で形にできるのです。会場からは「これなら私にもできる!」「ずっと温めていたあの地域課題の解決アイデアが作れるかもしれない!」と、参加者たちの夢と期待が大きく膨らむ熱気が感じられました。
AIと対話しながら「防災アプリ」を共創してみた!
その後のライブワークショップでは、AIエディター「Cursor」を使用し、参加者全員で「防災意識向上アプリ」のプロトタイピングに挑戦しました。
「何をどれだけ備蓄すればよいか」という個人のライフスタイルに依存する普遍的な課題に対し、「防災意識を高めるアプリを作りたい」とAIに伝えると、AIは即座に「マニュアル生成型」「ゲーミフィケーション型」「データベース共創型」の3つのコンセプトを提案。参加者の投票により、1日1防災のミッションをこなす「ゲーミフィケーション型」が採択されました。
そこから、マネタイズ方法やモチベーション維持の仕組みといった詳細な仕様を、専門的なコードを書くことなくAIとの「対話」だけで具体的に洗練させていく様子が実演されました。アイデアが瞬時に具現化していく泥臭くもクリエイティブなプロセスを共有し、誰もがアプリ開発を身近に感じられる瞬間でした。
県内ブリゲードの活動紹介とこれからのアクション
午後からは、Code for Nagareyama、Code for INZAI、シビックテックウラシマなど、県内で活躍するシビックテック団体(ブリゲード)から、自治会DX支援やオープンデータの可視化、マッピングパーティといった熱心な活動報告が行われました。最後はワークショップを行い、地域の課題をどうAIで解決していくか、アイデアを出し合いました。
・流山市(人口21万人)の自治会(180超)では役員高齢化・加入率低下が課題。
・デジタル化支援のため、5回セミナー(状況共有、サイボウズ、コンビニ収納、業務棚卸と効率化、広報・SNS)と個別相談を実施。
・紙配布物のLINE併用、個人情報管理の見直し、イベント業務約500時間の効率化などの事例あり。
・全面刷新でなくハイブリッド移行を推奨。役員LINEグループから開始。次年度案(Googleフォーム活用、学生連携)を検討。目的は人のつながりづくりを最優先。ICTは手段、伴走型支援を重視。
多様なメンバーが緩やかなコミュニティ運営(Discord中心、定例なし)。
教育・オープンデータの整形・公開、セキュリティ講座(パスキー等)、創業者向けAI活用講座を実施。
ローカルバスのGoogleマップ検索対応のためGTFSデータ整備・申請を市と進行。
シビックテックの価値は領域知見者とエンジニアの接続、コラボによる社会変革。
・2025年度は、GIS・オープンデータ可視化、まち歩き共同マッピング、カード/ボードゲーム、毎月第1土曜ワークショップ「うらしまあそびサロン」:金融リテラシーゲーム、謎解き/スタンプラリー、コマ撮り動画、ネットリテラシーなど。
・人口・児童数・救急出動・投票率・事故・将来人口の地図化・ダッシュボード化。救急多発エリアから宿泊税議論の示唆。
・ 学術連携(千葉工業大学・明海大学)、高齢者との散歩で地域の良いところ約1000件収集。
・新規参加!東京湾東側の越境課題に対応する「Code for Bay(仮)」構想。保育・幼稚園マップの自治体間非互換、防災・企業データ公開の難しさへの問題意識あり。
・障害者向け震災対応プロジェクトを地域版から試作し全国展開を志向。
防災マッピングの実践共有。能登地震支援でHOTマッピングに参加。流山市で民生委員と街歩きマッピング(紙→ArcGISへ移行)。行政・大学と連携しタブレット支給見込みまで進展。
松戸ではネットワークを活用し具体展開を模索。市民団体の信頼性確保に公的枠組みを活用。
松戸での今後の予定として、ウィキペディアタウン(東松戸、21日)開催。常設運用を検討。ウィキメディア系(ウィキボヤージ)やuMapのワークショップ構想。
以下は構想。メイカーズ体験(卓上アームロボット)、自治会活動改善セミナー(カードゲーム)、将来的にはシビックパワーバトルへの参戦を!
参加者一人ひとりが、これからどんな活動をすべきか?
AIの進化によって、アプリケーション開発やアイデアを形にするハードルは劇的に下がりました。では、技術が民主化された今、私たち人間に残された役割は何でしょうか?
それは、「自分たちの地域をどうしたいか」「何を解決したいか」という強い目的意識と好奇心を持つことです。AIは強力なパートナーですが、最初の「熱い想い(バイブ)」を生み出し、正しいオープンデータを拠り所にして、AIに的確な指示を出すのは私たち人間の役割です。
これからのシビックテック活動において私たちがすべきことは、まず**身の回りの小さな課題を見つけ、AIという相棒に対話で相談してみること**です。プログラミングの壁を恐れる必要はありません。頭の中にあるアイデアをAIと共にサクッとプロトタイプにして、実際に触って検証してみる。そして、その「泥水」のようになりがちな情報社会の中で、信頼できるオープンデータを活用し、多様な人々と合意形成を図りながらブラッシュアップしていくことです。
誰もが社会を変えるクリエイターになれる時代が到来しました。ぜひ、CivicTechZenChibaのコミュニティに参加していただき、仲間と共に、あなたの「バイブ」を地域を良くする形に変えていきましょう!
千葉県DX推進協議会市民共創部会、CivicTechZenChiba、Code for Funabashiとオープンデータアイデアソンを開催しました。
当日は、59名の方が西部公民館に集合し、船橋市より課題の提示がありました。市役所はこのイベント開催前に市民に課題のヒヤリングを実施し、柔軟に課題に入れていました。
その後、地方自治体オープンデータカタログサイトBODIKの説明がされ、参加者はテーマごとに班に分かれ話し合いを開始しました。
参加者は学生の割合が多く、NTT東日本の社員の方々がメンターとして各班に入り意見交換の場をファシリテートしました。
最終の報告では各班一つの案に絞りましたが、お蔵入りしたアイデアのなかでもユニークなものがたくさんありました。
民生委員のデジタル化企画第二弾として流山市北部公民館周辺でマッパソンを開催しました。当日は、30名近い民生委員の方が北部公民館に集まり、CivicTechZenChiba浅野からマッパソンについて説明を行い、流山市からは現在の流山市のデータやシステムについて前回質問があった項目も含めて説明がありました。
民生委員の皆さんも、前回からGISという言葉に触れて理解も深まっていた様でした。当日は民生委員ならではの視点で街歩きを行い情報を共有、データの取り扱い方など具体的な解決策もみえる様な意見がでていました。
当日は、40名近い民生委員の方が流山市ケアセンターに集まりました。CivicTechZenChibaアライアンスメンバーであるチームURA-CIMAの小泉氏がデジタルマップの活用について講義をし、GISについての概要から、実際GIS使われている事例についてお伝えすることから始まりました。
流山市役所福祉政策課の高橋さんから、流山市の福祉分野におけるデジタル化の現状についてのお話しがあり、会場の民生委員の方からもデジタル化に前向きな質問が出ました。
その後、東京理科大学石垣研究室の船越さんから「民生委員の皆さんがもっている知識、情報をデジタルツールに載せることで今までにない民生委員のためのデジタルツールができるんじゃないか」という問いかけ始まり、各テーブルに理科大生の皆さんが入り民生委員の課題を出しながらワークショップが始まりました。
最後に、各グループの課題やアイディアを発表してイベントは終了となりました。
今回のイベントにより学生さん達は民生委員の仕事や情報を知ることができ、民生委員の方はデジタルについて知る機会となりました。
次回、民生委員の皆さんとは実際にまちを歩いてデータをとるイベントを開催予定です。UDC(アーバンデータチャレンジ)に向けていい物ができるといいなと思います✨
みなさんのまちの民生委員さんも日頃どんな活動をされているか、調べてみたら面白いかもしれません!
神田外語大学にて、10月2日千葉県DX推進の政策(予定)および県内DX活用事例を参加者間で共有し、自治体職員と市民との対話を通じ、県内の官民連携によるDX推進を加速するきっかけとしてイベントを開催しました
※当日の資料については個別にご連絡ください。
Civic Tech Zen Chiba は、2021年3月7日 千葉県地域IT化推進協議会データ活用部会とZoomにて観光フォトマッピングイベント「千葉会フォトプロジェクトを開催しました。
当日は、千葉県内のシビックテック活動をしている市民が講師となり、千葉県の地域の魅力を発信する活動をしている市民の方々と一緒に地域の魅力がわかる写真を地図上に情報を分布させ、個々人の見どころPRをそれぞれしながら県内の交流をおこないました。
撮った写真をオープンデータ化するにはどうしたらいいか、そもそもオープンデータとは、CC-BYの考え方とは?
オープンデータを利用する際にりようできる説明資料。シビックテックもばら篠田さんが担当、説明してくれました!
こちらの資料もオープンデータですので、利用が可能です!
観光地の写真データが地図上にあって、どこから撮影したか一眼でわかるように、システムをチームURA-CIMAが構築してくれました!!観光にもいきたくなっちゃう!!
Civic Tech Zen Chiba は、2020年3月8日 Civic Tech meet up 2020をオンラインコミュニケーションツールZoom を使って開催しました。
当日は、千葉県内のシビックテック活動をしている団体のライトニングトーク、千葉県でのICT利活用戦略の概要をオンラインで発表者がスライドシェアをしながら発表をしました。
当日は、コントロールをする運営メンバーが少数で集まり進行管理などを行いました。
館山、茂原、幕張、印西、流山と県内広範囲から、Zoom Slido を利用し、質問を交えてマルチミックスな交流となりました。
千葉県千葉県 政策企画課(地域振興、ICT利活用推進ご担当)戸崎将宏 副課長
シビックテック 袖ケ浦 根本さん
Code for matsudo 浅野さん
Code for Chiba 浦本さん
Code for Inzai 林さん
Code for Nagareyama シビックパワーアライアンス 土屋さん
シビックテック 茂原 篠田さん
当日のスライド
Civic Tech Zen Chiba では、県内で活動する団体の継続をお手伝いしたり、県内のICT利活が進むように、行政と民間が共に業する共業の土台を作ることを今回みなさんにお伝えをしました。
実際の取り組として来年度は千葉県地域IT化推進協議会データ活用部会と一緒に、茂原市での実証を行いたいと思っています。
Civic Tech Zen Chiba は2019年9月28日、29日の二日間、Code for Japan Summit2019 を神田外語大学(千葉県千葉市)にて開催いたしました。当日は、全国から延1000名を越す方々が参加しました。
会場では、Civic Tech,GovTech,Ed Techなど国内外の現在の動向や活動事例を知ることのできるワークショップが多数繰り広げられました。2019年9月9日に関東地方を直撃しました台風15号による被害への被災者支援のご案内をさせていただきました。ご支援いただきました皆様ありがとうございました。