4月26日(日)に本会主催「ちばアスレティックトレーニングカンファレンス2020」が開催されました。今回のカンファレンスは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本会では初の試みとしてオンラインウェビナー研修会を企画しました。
オンラインウェビナーにしたことで、千葉県内にとどまらず県外のアスレティックトレーナーや医療従事者、トレーニング指導者など、110名の方がご参加くださいました。皆様ありがとうございました。
今年のテーマは「ジュニア期アスリートの外傷・障害予防」にし、各専門分野でご活躍されている河端将司氏(相模原協同病院)、広瀬統一氏(早稲田大学スポーツ科学学術院)、 八田倫子氏(スポーツセーフティージャパン)の3名の講師からご自身の経験や最近のエビデン ス・トピックをもとにした実際の取り組みについてご講演いただき、現場における トレーナー活動で生かせる内容となりました。また、JSPO-AT、JATI、BOCの継続教育認定が認められ、 参加者の皆様からも大変好評でした。
クロージングでは本会の代表理事笠原政志より、今後の本会の取り組みについてご紹介いたしました。健康経営サポートをはじめ、ジュニア期の選手サポートなど新たな取り組みもしております。アスレティックトレーナーが持つサポート力を千葉県一丸となって実施していきたいと思っております。会員の皆様のご協力も必要になってまいりますので、ぜひご興味のある方はお気軽に事務局にお問い合わせください。
現在、新型コロナウイルスの感染が拡大しております。感染拡大を防ぐ重要な時期でもあり、2週間はイベント等の開催の必要性を検討するよう厚生労働省よりメッセージが発信されました。本会としても感染拡大のリスクをできるだけ減らすため、4月に開催する「ちばアスレティックトレーニングカンファレンス2020」につきましては対応策を検討しております。
つきましては、開催の有無または開催方法が確定いたしましたら、改めてご案内をさせていただければと思っております。何卒、宜しくお願い申し上げます。
一般社団法人千葉県アスレティックトレーナー協議会
代表理事 笠原政志
【日付】2月2日(日) 13:30~16:00
【場所】松戸市総合運動場 多目的室
【内容】応急処置・テーピング、上肢の筋力トレーニング、BLS講習会
【対象】松戸市指導者バンクに登録しているスポーツ指導者 24名
【担当】
平野清孝(船橋整形外科西船クリニック アスレティックトレーニング部)
佐藤晋也(船橋整形外科市川クリニック アスレティックトレーニング部)
灰谷拓実(船橋整形外科西船クリニック アスレティックトレーニング部)
【概要】
毎年本会に松戸市スポーツ協会から依頼をいただき、2011年から引き続き今年度で10回目を迎えました。松戸市指導者バンクに登録している指導者・スポーツ少年団指導者に対して、スポーツパフォーマンス向上さらに傷害予防の観点からの筋力トレーニングについて、現場で指導者が対応することが考えられる外傷・障害に対する応急処置(RICE・熱中症)、指導者でも比較的平易に行え、デニバンテープ(Crammer Japan社製)を使用した選手自身でも可能なテーピング手法について、さらに、一次救命処置(BLS)を講義と実技を交えて行いました。
拝啓 初春の候、貴殿におかれましてはますますご健勝の由、何よりと存じます。そして、いつも本会への身に余るお心遣いをいただき心より御礼申し上げます。
さて、2020年を迎え、いよいよ東京オリンピック・パラリンピックイヤーとなり、日本全体がスポーツに強い関心を持つ年となりました。このようにスポーツに関して世論が多くの関心を示している中で、一般社団法人となった千葉県アスレティックトレーナー協議会も2020年は様々な活動を通して「アスレティックトレーナー活動を通じた千葉県へのスポーツ医科学サポート」の充実を図って参りたいと考えております。
本会の事業としては今年も4月末には会員の自己研鑽と会員同志の繋がりを図る「ちばアスレティックトレーニングカンファレンス」、10月には千葉県で開催される大きなスポーツイベントでの救護活動を行う「ちばアクアラインマラソン救護活動」、12月には千葉県のスポーツ医科学サポートスタッフが集う「チームちばスポーツフォーラム」が開催されます。さらに、会員間の情報交換とアスレティックトレーナー活動の充実を図る取り組みを現在しており、随時本会のホームページに情報公開をしていきますので、ご確認いただけると幸いです。
本会での活動が各都道府県のアスレティックトレーナー協議会へのモデルケースとなって、アスレティックトレーナー活動の普及発展に繋げられるよう、今年も本会へのご協力およびご参加のほどよろしくお願い申し上げます。
敬具
2020年1月吉日
一社)千葉県アスレティックトレーナー協議会
代表理事 笠原政志
本会が共催として携わっている「チームちばスポーツフォーラム」が令和元年12月1日(日)に千葉県スポーツ科学センターにて開催されました。
本事業の目的は千葉県競技力向上推進本部が掲げる、マルチコンディショニングサポート事業【選手の日常的な強化活動をスポーツ医・科学的な側面からサポートし、選手・指導者の健康管理能力(怪我の予防・栄養の摂取・トレーニング処方等)】さらに充実させることで千葉県の競技力の向上を図ることを目的としています。
特別講演では、日本福祉大学健康科学部教授の小林寛和氏に「愛知県のスポーツ医科学サポート-愛知県アスレティックトレーナー(以下AT)連絡協議会の活動を中心に-」についてご講演をいただきました。ATの任務と役割、そして愛知県AT連絡協議会の組織概要から国体における具体的な医科学サポート活動実績など幅広く貴重なお話を聞くことができました。
パネルディスカッションでは、少年男子帯同ドクターの渡邉翔太郎氏、少年男子監督の田中章太郎氏、少年男子帯同ATの高嶋豪氏をパネリストとしてお招きして「千葉県サッカー協会におけるマルチコンディショニングサポート」についてご講演をしていただきました。参加者からは多くの質問が飛び、とても有意義なディスカッションとなりました。
今後の健康経営サポート事業展開に向けてとして大塚製薬(株)東京支店千葉出張所の方々を対象にフィジカルチェック&コンディショニング指導を行いました。
姿勢・身体組成・柔軟性・筋力・動作チェックの測定結果を踏まえ、代表理事である笠原氏からの日常生活に例えながらフィードバックとケア指導は、社員の皆さんの健康への関心を大きく高めるきっかけとなりました。
アスレティックトレーナーが持つサポート力を健康経営サポートにもつなげていきたいと思っております。今後は会員の皆様のご協力も必要になってまいりますので、ぜひご興味のある方はお気軽に事務局にお問い合わせください。
この度、千葉県アスレティックトレーナー協議会は2019年8月20日に一般社団法人となりました。今後とも、本会への御協力、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。