大空の使徒ジズの子孫が治めている国。大空の瞳を持つ者は未来視ができるという。過去の王族が見た記憶は代々引き継いでいるが、引き継ぐためには先代の大空の瞳を喰らわなくてはならない。王族はその記憶を絶えさせないために、代々親殺しが義務となっている。
大地の使徒バハムートがいた地域と言われている。建国したのはラモーラ。子孫に力が引き継がれることはなく、ルティアンドに生まれた子供のいずれかランダムで大地の力を与えられる。その力を持つ者が国王となっている。建国前は小国が立ち並んでいた。
大海の使徒リヴァイアサンとその弟カー・オンが建国したとされる国。リヴァイアサンが死した現在はカー・オンが管理している。姉から預かった大海の子宮の力の管理もカー・オンが行っている。現在はリリーという謎の少女に国が乗っ取られ、機械の国と化している。
フォリア率いるリヴァスヘインから逃亡した男たち。フォリアの力により、彼らは魔素に由来した異能を与えられている。
サンダルフォンを名乗る者が立ち上げた殉死を貴ぶ宗教。とある異界の神をあがめており、その者が神の権威を取り戻すために奔走しているらしい・・・?
リヴァスヘインの実質的な支配者リリーの手下。
遠いどこかの。
ジゼルビリア王室の傍系一族。大空の瞳を持つ者ほど細かな未来視は出来ないが、この世界の終焉を潜在的に知っているため、それを阻止するために行動する者が多い。
魔物が持つ素。これを浴びることで、不可逆的な異能に目覚める。
しかし代わりに魔物に意識を乗っ取られてしまう可能性がある。
有効活用出来ないか研究が進められている。
未来視ができる。子孫に遺伝する可能性があるが、引き継げるか否かはまばら。仮に大空の瞳を受け継ぐことができずとも、大空の瞳を持つ者の目玉を喰らうことで能力を奪うことができ、また今までにその者が見た記憶を継承することができる。
種族問わず子を成すことができる。現在はカー・オンの監視下にいるため、その能力を使うことはない。また、伝えてもいない。
あらゆる命を操ることができる。血で受け継ぐことはできず、先代の死後、ルティアンドに生まれた子供の中からランダムでその力が分け与えられる。理由は不明だが、1000年に一度、その力を二極化して双子に分け与えられる事例も発見されている。
その血は希死念慮を植え付け、信念を奪う炎。
彼らは世界を業火で焼き尽くし、浄化したうえで、愛しき神に還元するのだ。