2013年11月 イロイロで調査を行いました(モデル評価班)
2013年11月 イロイロで調査を行いました(モデル評価班)
2013年11月6日から 11月13日にかけてCECAMのプロジェクトサイトの一つであるIloiloで現地調査を行いました。今回の調査ではGuimaras海峡やバナテ湾の水質を低下させている要因の一つと考えられる陸地物質の流入の影響を調査するため、海水、河川水、土壌、堆積物のサンプリングや水質計測機器を用いた現場測定を行いました。
陸域の土地利用の状態が海の水質に与える影響を調べるために、農地(水田、サトウキビ、コーンなど)や山岳部といった様々な場所の土壌や河川水のサンプリングを行いました。
今回調査した流域では、農地を確保するための森林伐採や適切な営農方法が取られていないことで海水のにごりの原因となる土砂が流失しやすい状況になっている場所があることが分かりました。今後は採取したサンプルの分析を行い、このような陸域の状況と海域の水質の関係について解析を進めていくます。