2012年9月合同集中調査を行いました
2012年9月合同集中調査を行いました
2012年9月2日から 9月28日にかけてCECAMプロジェクトの第4回合同現地調査が行われました。今回の調査ではボリナオ、バナテ、プエルトガレラ、ラギンディンガンでの調査に加えて新たにCECAMプロジェクトの調査対象となったボラカイでも調査が行われました。本調査では各地で採水やサンプリング、機材設置による水質や生物、流動調査を行ったほかバナテやボラカイでは底質のサンプリングなどを実施しました。
プエルトガレラでの調査では、水質の空間分布を調べるために大規模な面的な採水を実施したほか、サンゴとホヤの移植実験を行いました。
また今回の調査からバナテ湾の3か所(Banate、Anilao、Barotac Nuevo沿岸)で長期海域モニタリングシステムCCMSを設置したほか、パナイ島で最も大きい河川の一つであるJalaur川では陸域モニタリングシステムTOMASの稼働を始めました。