2012年3月合同集中調査を行いました
2012年3月合同集中調査を行いました
2012年2月21日から 3月14日にかけてCECAMプロジェクトの合同現地調査がボリナオ、バナテ、プエルトガレラの海域で行われました。日本とフィリピンの様々な分野の研究者によって構成された合同チームにより各サイトで物理流動、水質、生物調査などが実施されました。また調査期間中にはCECAMプロジェクトの調査サイトのひとつであるミンダナオ州ラギンディンガンにおいて今後の調査に向けた視察が行われました。
バナテ湾では2011年9月の調査に引き続き、乾期における流動と水質の調査として、メモリ搭載型観測機器による流動・水質・生物パラメータの時空間的な連続測定や多地点における採水と水質の鉛直測定などが行われました。
またミンダナオでの視察では、CCMS設置の候補サイトであるラギンディンガンの海域で現場視察を行ったほか、2011年12月の台風21号(Sendong)により被害を受けたCagayan de Oro市を視察しました。