2011年3月 第二回集中合同野外調査を行いました
2011年3月 第二回集中合同野外調査を行いました
熱帯域生態系の変動する大気条件下での、物理学的・化学的・生物学的変数の顕著で動的な季節的相互作用を評価するため、CECAMプロジェクトでは2011年2月24日から3月17日まで、第二回集中合同野外調査を行いました。前回と同様、CECAMの日本側メンバーはフィリピンを訪れ、フィリピン側メンバーとCECAMの研究サイトで共同野外調査を行いました。野外観測は、パンガシナン州ボリナオ礁複合体とリンガエン湾、西ビサヤ諸島のギマラス海峡と周辺沿岸域、ミンダナオ島の沿岸水域のナーワンで行いました。
本調査の主な目的は、2010年9月の全体目標に基づき、熱帯の乾季の代表としての生態系情報を収集することでした。このため、雨季であった2010年9月の調査と概ね同様の野外調査を行いました。
これまでと同じく、現場の水力学的及び水質の測定・処理のための調査器材は、日本から搬入しました。
第二回CECAM集中調査の活動は、データベース内の「CECAM Survey Pictures March 2011」をご覧ください。