スポーツ自転車は、
ママチャリと比べると値段が高いです。
その理由は、
圧倒的な軽さを実現するために軽量な材料や、
高機能な部品を使っているからです。
ママチャリとスポーツ自転車の違い
元々、使用用途が異なる自転車ですので
比べること自体難しいのですが
まずママチャリは、
日本特有の自転車(海外にはないデザイン)
だと思われます。
生活の一部として、
荷物を運ぶ、子供から高齢者まで乗りやすく
丈夫に出来ています。
最近では、
通学車としても大手メーカーもラインナップを揃えており、
トップモデルともなると耐久性も品質も抜群で、
お子様が6年(中学、高校)乗った後でも、
まだまだ乗れるほどよく出来ています。
これに対してスポーツ自転車ですが、
コチラはヨーロッパ発祥の自転車で、
ママチャリとはコンセプトが違い
「いかに効率よく走れるか?」
を追求された自転車と言えます。
車体重量が圧倒的に違います
スポーツ自転車=10kg(クロスバイク)
ママチャリ=23kg
決定的に違うのが車体の重さです。
圧倒的にスポーツ自転車のほうが軽いんです。
来店されたお客様がスポーツ自転車を持ち上げられると
「うわっ!軽いですねー!」
と驚かれるほどです。
これだけ重量が違うと、走り出しから加速まで
ママチャリとは全く違います。
慣れれば15~25km/hくらいでスイスイ走れます。
ママチャリに乗っているような漕ぎ方で大丈夫です。
頑張って漕がなくても速く走れるんです。
しかも、ジョギングなどと比べて
身体への負担が少ないので、長時間乗れます。
速く走りたい、遠くへ行きたい!と言う人には、
スポーツ自転車がぴったりなんです。
どんな道でもスイスイ走れる多段ギヤ
よく聞かれるのが
「一体なんでこんなにたくさんのギヤがあるんですか?」
確かにすごい数の段数ですよね。
ママチャリなんかは、あっても3段なんですけど
「1段目じゃ軽すぎる。2段目じゃ重過ぎる。。。。
しょーがない重いギヤで頑張って漕ぐか」
ってことが、よくありますよね?
これに対応したのがスポーツ自転車の多段ギヤです。
車体が軽いので「このギヤじゃ軽すぎるかな?」
ってくらいのギヤでもスイスイ進むんです。
その状態を上り坂でも下り坂でも維持するために
段数が7~24もあるんです。
道の少しの変化(緩やかな傾斜)にも
対応できますからね。
乗ったら、ギヤチェンジが楽しくなりますよ
乗車姿勢が違う理由
ママチャリは「ゆったり直立姿勢」
スポーツ自転車「前傾姿勢」
ママチャリは「ゆったり直立姿勢」で一見楽そうですが
長く乗っていると疲れてしまうんです。
なぜならサドル(シート)にまっすぐ腰かける姿勢で
上半身の重さが全て腰にかかってしまい
身体がきつくなりやすいんです。
長距離を走るとお尻も鬱血して痛くなりますしね。
一方スポーツ自転車の前傾した姿勢だと、
上半身の重さが腕や腰に分散されるので
長距離を走っても疲れにくくなります。
スポーツ自転車には、身体に合わせて
車体のサイズが選べますので
無理のない走りが可能となります。