I wanna be the Distrust

いわゆるデビュー作です。
ですが、ディストラの話をする前にとある作品について先に書きます。

それは「I wanna be the Harm」という名前の作品です。
これも私が作ったものです。人生で初めて作ったアイワナでした。

結論から言うとこれは世には出ていません。
出す前にボツにしました。

理由は単純に出来に納得がいかなかったからです。
とは言え、当時は作れたこと自体が嬉しかったのでよくボツにする判断ができたなと思います。

ちなみに名前の由来は「Harm」を直訳すると「害」だからです。
(I wanna be the 害…)

というわけで、この初作品を納得がいくように作り直したのが「I wanna be the Distrust」となります。

名前の由来

ここからはちゃんとディストラの話をします。

名前の由来ですが、とりあえず「〇〇トラ」と略して呼べるような名前にしようというのは最初に決めていました。
理由は「I wanna be the LoveTrap」という作品に憧れて作っていたからです。

トラップという単語は使いたくなかったので結果的に「Distrust」(直訳で疑心暗鬼)という名前になりました。
結構気に入ってましたが、当時なぜか「デストラ」と呼ばれていて腑に落ちなかった記憶があります。

しらたま王子

このゲームにも「しらたま王子」っぽいボスが出てきます。
でもこいつは厳密にはしらたまじゃないです。

もともとラブトラに棒人間のボスがいて、ならばこっちもと手書きの生命体を実装したのがこいつです。
棒人間のオマージュだから体も白くないんです。

全然似てはいないんですけど顔のモデルは当時の友達だったりします。

なのでディストラに出てくるこいつは厳密には謎の生き物です。

余談

当時はまだ派生アイワナの数もあんまりなかったと思います。
そのおかげもあって様々な方にこの作品を遊んでいただくことができ、ゲーム作りの楽しさを知り、たくさんの作品を作ることができました。
それにたくさんの方と交流することもできました。思い出すたびに感慨深いです。

あと、当時自分の中ではディストラは高難易度のつもりで作っていました。
なのでみんなが2,3日でほとんどクリアしているのを見てえらくびっくりしたのを覚えています。

ついでに悔しくもなりました。
そしてこのことが後の作品につながっていくわけですが…