写真箱 制作年:2022年 撮影:竹久直樹
写真箱 制作年:2022年 撮影:竹久直樹
黑田菜月
写真家。人と人との間に写真をおくことで起こるやりとりに関心がある。近年は、リサーチやフィールドワーク、ワークショップなどを交えた映像作品、写真作品を手がける。また、公立動物園の周年企画に携わったり、子育てと制作のあり方を探る座談会を開催したりなど、幅広い活動を行っている。おもなグループ展に2023年「東京ビエンナーレ 東京の処方箋 『動物園の避難訓練』」(エトワール海渡 / 東京)おもな個展に、2014年「けはいをひめてる」(ガーディアン・ガーデン)、2017年「わたしの腕を掴む人」(ニコンサロン)、2021年「αMプロジェクト2020–2021『約束の凝集』vol. 3 黑田菜月「写真が始まる」、2023年「つくりかけラボ13 『野鳥観察日和』」(千葉市美術館 / 千葉)などがある。
動物園の避難訓練 2023年 撮影:宮澤響
映像上映会「動物園の避難訓練」黑田菜月
10月19日(土) 17:00 (上映時間50分) 参加費:500円
上映後、作家を交えての感想の会を開催。
会場: 喫茶メフィストフェレス2階ホール 高知県高知市帯屋町2丁目5-23
https://gendaikigyosha.co.jp/locations/mephistopheles/
動物と人間が、檻・柵・堀で隔てられていること。それが動物園を成立させる条件です。しかし、災害や人災でその動物が逃げてしまった場合、どんなことが起こりうるのか?そして、動物園における危機とは何か?動物園での避難訓練について、実際に動物園で勤務する飼育員、動物園愛好家へのインタビュー、動物園で行われたワークショップの模様の記録を通して、私たちがいつか瀕するかもしれない危機について考えます。