ボトムとサミット
2024.10.12 sat - 10.20 sun 11:00-19:00
🌟情報過多の時代に、自分で考える・感じるとは
昨今、映画の感想をすぐインターネットで調べてしまうことがある。分からないことがあれば直ちに検索して調べることができるようになり、大抵のことに回答が得られることも多く、一つのことをじっくり時間をかけて考えることをしなくなっている。ふと、自分で考えることができていないことに気付くことがある。2018年に同商店街で開催されたONE DAY GALLERY「いづくんぞ魚の楽しむを知らん」を前身として、もともとあったもの、あたりまえになったもの、わすれられそうになっているもの、いまあるもの、について思考する基地としての空間を新たに出現させてみようと思う。それには言葉だけでなく芸術の非言語から来る感覚も重要な手がかりになるのではないだろうか。今生きている基礎を見つめることは、現代的な自由についてやその展望について考えるための土となるかもしれない。
(企画:平野史恵・濵田明李)
会期中イベント
新聞の葬列の道を歩いてみる
10月14日(月・祝) 15:00-
10月20日(日) 15:00-
一緒に歩く人:濵田明李
明治15年(1882年)、高知新聞は自由民権運動を抑え込もうとする明治政府によって発行禁止処分を言い渡されました。当時の土佐の人々はこれに抗議し「新聞の葬式」を決行。高知新聞社から五台山の麓まで、発禁となった新聞を棺に納めて歩きました。令和6年のいま、この道約4kmを一緒に歩いてみませんか?(史実に基づき2回歩きます。)
*展示会場にお集まりください。
武本拓也 パフォーマンス
10月12日(土) 14:00-
10月13日(日) 14:00-
そこにいるとはどういう事なのか。その関心のもと、立つ/歩く/見るなどの最小限の動作のみでの上演を行います。
映像上映会 黒田菜月
「動物園の避難訓練」
10月19日(土)17:00 - (上映時間50分) 参加費:500円
上映後、作家を交えての感想の会を開催。
会場: 喫茶メフィストフェレス2階
高知県高知市帯屋町2丁目5-23
動物と人間が、檻・柵・堀で隔てられていること。それが動物園を成立させる条件です。しかし、災害や人災でその動物が逃げてしまった場合、どんなことが起こりうるのか?そして、動物園における危機とは何か?動物園での避難訓練について、実際に動物園で勤務する飼育員、動物園愛好家へのインタビュー、動物園で行われたワークショップの模様の記録を通して、私たちがいつか瀕するかもしれない危機について考えます。(タイトルのデザイン:池亜佐美、撮影:宮澤響)
12時をお知らせする体操をする(majimaji)
10月12日~18日の会場内で、十二時をお知らせする体操をする。(色々な国の空つながりの音楽に乗せて、キエフの空、Samaʼ Abdulhadi など)
お茶会
15時よりお茶会を開きます。来てくれた人とお話しする場を設けています。普段考えているけれどなかなか話さないことなど、なんでも。
うつわ提供:ふく福堂
「チームうんとことさ」
不定期の来場者との共同性作業のお散歩、シルクスクリーンプリント、dance制作。
村野正徳(majimaji)
ゲスト
上田尚嗣(画家)
スペシャルゲスト
おだ のぶお
(絵本作家)
ときどきパン屋さん
「ブール」のパンを時々販売します。会場でちょっと休憩もできます。
うずまき舎
展覧会のテーマに合わせた本のセレクトショップ。香美市にある山の上の本屋さん。今回のイベントに合わせてセレクトした本の販売。日々の生活の思考を写しとっている「うずまき新聞」バックナンバーの紹介もあります。
ZINEを作る
森の知恵、街のささやきを集めてZINEを作るー
来場者の方の執筆も歓迎。
会期中に作成、会期後の発行を目指します。
企画:平野史恵・濵田明李
協力:天神橋通商店街
(公財)高知新聞公正文化事業団助成事業