2017秋の行動計量セミナーはたくさんの方にご参加いただき、盛会のうちに終了いたしました。講師の先生方、参加者の皆様、どうもありがとうございました。
26日(日)開講予定でしたコースC「ビッグデータのビジネス活用で求められるデータサイエンティストのデザイン能力」は担当講師の先生のご家族の事情により開講取りやめとなりました。ご参加予定の皆様には大変ご迷惑をおかけいたします。ご参加申し込み済みの方々にはメール等にてご連絡差し上げます。
日本行動計量学会では、このたび2017秋の行動計量セミナーを開催することとなりました。これまで年に1回春の合宿セミナーを開催し、次回で20回目を迎えることになりますが、合宿形式では参加がなかなか難しい、という声も多数いただいておりました。そこで今回はスクーリング形式のセミナーを2日間にわたって開催することを企画いたしました。多くの皆様方のご参加をお待ちしております。
日本行動計量学会 運営委員会
定員:100名(各日とも)
11月25日(土)1コース
コースA 統計的研究の方法に関する学びのあり方・教育のあり方(講師:関西学院大学 吉田寿夫)
会場:9号館 2F 922教室
11月26日(日)2コース
コースB R言語による実データの解析: 構造方程式モデルとベイジアンネットワーク(講師:大阪大学 鈴木譲)
会場:14号館(総研ビル) 5F 14509教室
コースC ビッグデータのビジネス活用で求められるデータサイエンティストのデザイン能力(講師:多摩大学/(株)ブレインパッド 佐藤洋行)
会場:14号館(総研ビル) 11F 第19会議室
1日目(11月25日(土))9号館 2F 922教室
2日目(11月26日(日))14号館(総研ビル) 5F 14509教室(Bコース、Cコース共受付はこちらになります。)
※11月23日以降はお振込みにならないでください。お振込みされても確認が取れないため、当日料金をお支払いいただく場合がございます。
会員(正会員・シニア会員・賛助会員)8000円
準会員(学生会員)4000円
非会員(一般)16000円
非会員(学生)9000円
※当日までに入会の方は会員料金が適用されます(当日会場での入会手続きも受け付けています)。
※振込先に関しては、申し込み後にお送りするメールにてご連絡いたします。受付での混雑緩和のため、できる限り事前振込みのお手続きをしていただければ幸いです。
講師:吉田寿夫(関西学院大学)
テーマ: 統計的研究の方法に関する学びのあり方・教育のあり方
概要: 以下に列記するような思いのもとに,演題として記したこと(研究法に関する学びおよび教育の「目的」と「what & how」)に関して,種々の具体例を交えながら,差し出がましいお節介な主張をさせていただきます。
セミナーの形式: 講義形式
対象: 近年利用されることが多くなった分析法や数学的に高度な発展的な事柄について解説するものではないことを承知したうえで受講してくださるのであるならば、 対象は限定しません。
講師:鈴木譲(大阪大学)
テーマ:R言語による実データの解析: 構造方程式モデルとベイジアンネットワーク
概要: 因果推論のpcalg、ベイジアンネットワークのbnlearn,bnslという3種類のR言語パッケージを使って、金融、バイオ、スポーツなどの実データの解析を行う。また、それに付随する理論を学ぶ。説明には、数学をなるべく用いないようにする。
セミナーの形式:
単なる座学で終わらにように、デモや実習を行う(RがインストールされたノートPCを持参することが望ましい)。
午前:構造方程式モデル(理論、操作の説明、実データの解析)
午後:ベイジアンネットワーク(理論、操作の説明、実データの解析)
講師:佐藤洋行(多摩大学/(株)ブレインパッド)
テーマ:ビッグデータのビジネス活用で求められるデータサイエンティストのデザイン能力
概要:ITインフラの低廉化やセンサーおよびデータ処理技術の発展などによって、ビッグデータのビジネス活用が本格化している。そこでは、ビジネス施策を企画するためのデータ活用/ビジネス施策実施のトリガーとしてのデータ活用/ビジネス施策の効果検証のためのデータ活用というように、同じデータ活用でも必要な知識領域の異なるものが並列的に行われる。現在のデータサイエンティストには、それら3種のデータ活用を効率的に連携させるようなデザイン能力が求められている。本セミナーでは、これらビッグデータのビジネス活用の背景とトレンド、そこから見えるデータサイエンティストに必要とされるデザイン能力についてお話をさせていただく予定です。
セミナーの形式: 講義形式
日本行動計量学会 運営委員会委員長 大森拓哉 ohmori[at]tama.ac.jp
秋の行動計量セミナー実行委員長 横山暁 yokoyama[at]busi.aoyama.ac.jp
(ご連絡の際には ”[at]” を”@”に変換してください。)