クラン「厄介なことに巻き込まれたなぁ」
フロウ「すいません、私のために・・・・」
フレイン「こら、それは言わないの。少なくとも私たちは納得してここにいるんだから。今ここにいないルルトだってそうよ」
ルー「(*‘∀‘)」
クラン「ま、そういうことだ。俺が頑張りゃすむ話だってんなら頑張るさ」
フロウ「・・・・はい!おねがいします!」
フェア「あ、話終わった?」
クラン「こっちはオッケー。結局何すりゃいいのかはわかってないんだけどな」
フェア「それは簡単、パパとママに挨拶すればそれで終了!あとは森の妖精たちに噂が広がればまあまあ大丈夫でしょう」
エア「妖精は噂好きだからな!その辺は任せとけ!」
既成事実(ではないが)を広めて外堀を埋めるという魂胆・・・・・・でいいのか?なんだか俺も自分の首が閉まっているような気がするんだが?
フロウ「私も一応妖精なんだし、そっちに加わろう!」
フレイン「思ったより簡単に事が進みそうだけど・・・・・そううまくいくかしら?」
クラン「うまくいけば万々歳、そうじゃなかったら別のやり方を考えるだけさ」
フレインが危惧しているように、そう簡単に話が進むのだろうか。
父「人間の男なんぞ認めるか!」
まあそうなるよな。妖精の女王様がまさか人間とだなんて親が許すはずもない。そもそもの話としてあの彼がすでに許嫁であるというのだから、両親は当然そちらと結婚させる気満々だろうに。
フェア「なにいってるのよ!高身長!整った顔!そしてヤバイぐらいの魔力!こーんな優良物件他にいないじゃない!」
母「あなたにはオーブがいるでしょう?今更反故になんてできませんよ」
フェア「私は納得してない!あんなチビナルシストなんかぜぇぇ~~~っっったい嫌なんだから!」
父「小さいのは種族の問題だろう!」
妖精王オベロン、オーブの種族がそうだと聞いた。何かの文献で見たが、たしか体の大きさが少年のままという呪いを受けた妖精だったような気がする。
クラン「うん?オベロンとティターニアって種族名になるのか?あれって個体名じゃないのか?」
フェア「昔はそうだったけど、今は種族よ」
なるほど、現代に至る過程で何かしらの分類ないしは進化、分岐があったということなのか。それはそれで気になるのだが、まあ今回は置いておこう。
フェア「とにかく!私はクランと結婚するの!オーブのことは知らないんだから!」
母「・・・・・・そこまでいうなら、仕方ありません」
フェア「わかってくれた!?」パァッ
フェアの顔が明るくなる。え、俺の方は結婚する気ないんだけど?
母「そちらの方がこの妖精たちの国を治める者として相応しいものかどうか、試させていただきましょう」
クラン「えっ」
フェア「大丈夫よ!クランならね!」
俺が口出しする暇もないまま話がトントン拍子で進んでいく。参ったなこれ、どうすれば・・・・・。
フレイン「まあとりあえずルルトが戻って来るまで引き延ばしときゃいいんじゃないの?」
クラン「ああ。最悪途中で場所だけ借りてフロウの件を終わらせたら全力で逃げ出すことを視野にいれておこう」
フェアには悪いが、俺はまだ結婚なんてする気はない。少なくともアリスに会うためにジパングに向かっているこの旅を終わらせるまでは、そんなことを考える気はない。
フロウ「つまり、クランお兄ちゃんがうまくやれるようサポートすればいいんだね!」
ルー「(>_<)」
クラン「そういうことになるな」
エア「よーし、それじゃあ妖精三銃士、がんばるぞー!」
フロウ「おー!」
ルー「( '◇')ゞ」
いつのまにかルーたちはエアとかなり仲良くなっていたようだ。子供たちはすぐに仲良くなってほほえましいな。
クラン「というかセルキーって妖精なのか?」
ルー「(*'ω'*)」
フレイン「種族的に妖精じゃなくてもルーのかわいさは妖精級だからいいのよ」
クラン「なるほど、実に合理的で納得をせざるを得ない説明だ」
フロウ「それで納得しちゃうの!?」
で、とりあえず翌日になって母親の方に呼び出されたわけだが
母「フェアの夫になるということは、この妖精の森で余生を過ごすということ。それにしては、あなたの魔力は濁りすぎています」
クラン「魔力が濁ってるって・・・・・」
そう言われてもな。この魔力は生来のものだし、濁らせようと思って濁らせてるわけじゃないし。
フェア「もう、いいじゃない、別にそんなこと!」
母「いけません。そのような魔力では妖精の森の魔力が汚染されてしまいます。この地で過ごす以上、雪解けの水のように澄んだ魔力でなければならないのです」
クラン「この状態の方が属性魔法は放ちやすいんだけどな・・・・」
魔力が濁っている、というのは様々な魔法に変換しやすい状態であるということだ。得意な属性はないが、苦手な属性もない。いわゆる器用貧乏な状態は、俺の戦闘スタイルに合っているのだ。
フェア「クランはずっと旅をしてきてたんだからいろいろ使えた方が便利なんでしょ?だったらこの状態でも仕方ないじゃない」
母「ですから・・・・」
クラン「はぁ、じゃあ魔力のろ過をするか」
フェア「えっ、できるの?」
クラン「一応な。こんなこともあろうかと・・・・ってわけじゃないけど、教わってはいるんだ」
時間はかかるが、体内でまじりあった魔力を紐解いてやる。これをすることでいわゆる澄んだ魔力っていうやつにすることができると、サーナさんに教わった。教わったはいいものの、属性魔法が使えなくなるっていう欠点があるから普段はやらないのだが。
クラン「半日ぐらいかければ終わるかな?部屋に戻ってゆっくりやっとくよ・・・・・いや、邪魔が入らないように部屋はやめとくか」
部屋に戻ると確実にフロウやルーの相手をしないといけない。それ自体は苦ではないが、作業をやりながらだと反応が遅くなってしまうので機嫌を損ねる可能性がある。
フェア「それじゃ、私の部屋でやる?」
クラン「そうさせてもらおうかな」
母「なっ!婚礼前の娘の部屋に男性を招くだなどとはしたないことを許すはずがないでしょう!」
フェア「知らなーい。さっ、クラン。行きましょ」
母「こら、待ちなさい!」
―半日後―
フロウ「クランお兄ちゃんー!ここにいるって聞いて来たよー!一緒に寝よー!」
クラン「ん?」
フロウはルーたちと一緒にいたはずなんだが・・・・ていうか誰から聞いた。
フロウ「お?」
クラン「フロウ、ルーたちは・・・・・」
フロウ「だ、誰!?」
クラン「え?あー、クランだよ、クラン」
フロウ「違う!クランお兄ちゃんはもっと髪と目が黒かった!あと魔力も!」
クラン「あー、これかー」
魔力っていうのはもっているだけで見た目に影響を及ぼす。特に毛や瞳の色は大きく変化するので、魔力をろ過した今の俺は両親と同じ・・・・
クラン「俺も姉さんももともとは金髪碧眼なんだぞ。魔力や聖力の影響で色が変化してただけで」
フェア「こっちのクランもかっこいいよね~」
しかしながらやはりこの状態は慣れないな。まあ食べたものを魔力に変換する際にどうせいつもの魔力が蓄えられるから、3日もすれば元通りなんだが。
フロウ「うー、言われてみれば確かに・・・・?」
クラン「さて、俺もやることはやったし、さっさと寝るか。フロウ、部屋まで戻ろうか」
フェア「はいはーい、じゃあまた明日ねー」
クラン「ああ、また明日。おやすみ」
さらに翌日。こんどは父親の方に呼び出された。
父「王たるもの、民を治めるために先見の明がなくてはならない。そのためには十分な知識が必要だ」
と言われ、問答のようなものを繰り返した。が、その問答の内容は過去にサーナさんと勉強したものばかりだったので、俺にとっては余裕でこなせるものしかない。
クラン(改めて、サーナさんがあらゆることに関して基礎の基礎から懇切丁寧に教えてくれたことに感謝だ。本当にあんな人のことを理想の母親って言うんだと思う)
フロウの件が終わったら、一度挨拶しにいってもいいかもしれない。ルーに会う前に一度しようと思っていたのだが、なんだかんだでできずにいた。旅のサポートを受けていることもあるから、改めてお礼も言いたいしな。
と、そんなことを考えながら進めていたら
父「あいわかった。君には十分な知識に加え、人としての芯の強さもある。君のような人を認めないと言ったら私は森の民たちに笑われてしまうよ」
なぜか気に入られていた。
フェア「やっぱりクランは私の見込み通りだったわ!素敵!」
フレイン「当たり前でしょう。経験が違うのよ」
フレイン、どうしてお前が威張るんだ。ああ、こういうのにツッコむのは俺じゃなくてルルトの役目だ。早く戻ってきてくれ・・・・
それからさらに3日ほど経って、
母「フロウさんの件の場所の確保が済みました。ここから東に向かったところに魔力に満ちた開けた場所があります。儀式を行うならそこがいいでしょう」
フロウ「ほんと!?やあったーー!あとはルルトお姉ちゃんを待つだけだね!」
父「ルー、そなたが望むのならここで過ごしても・・・・・」
ルー「(-ω- )≡( -ω-)」フルフル
父「そうか・・・・だが、我々はいつでも君たちを受け入れる。それを忘れずにな」
しかし、随分と
フェア「それで、この髪飾りがその時作ったやつでね」
フレイン「強い生命力を感じる・・・・ここの植物は摘み取ってもなお力を残すのね」
フェア「なんせきれいな魔力に満ちてるからね。澄みすぎてて過ごしにくいっていう魔物もいるみたいだけど・・・・」
フレイン「私は過ごしやすいわね」
クラン「馴染んだなぁ、この短期間で」
エア「お前らいいやつだからな!あたしたちはいいやつは好きだ!料理もうまいし!」
魔力のろ過をし続けなきゃいけないってのは難点だが、それを除けばすごしやすい環境だ。あとはルルトさえ帰ってきてくれれば円満になんとかなりそうなんだが・・・・・
オーブ「クラン=ソフライム!ボクと勝負しろ!」
まあ、そううまくはいかないよな。
オーブ「フェアはボクと結ばれるべきなんだ!それを横からシャリシャリと出て来たお前に渡してたまるか!」
それは本人に言ってほしい。何度も言っているが、俺自身は結婚する気なんぞさらさらないんだから。
オーブ「だから、これは1対1の決闘だ!男同士の決闘だ!」
クラン「はぁ、ま、挑まれた戦いを退けるほど無粋じゃないんでね」
さて、ルルトが戻って来るまでなんとかこれを引き延ばすとするか。そうすりゃ後はどうにでもできるだろう。
フェア「クランー!がんばってー!」
フレイン「パパっとやっちゃいなさーい!」
フロウ「お兄ちゃんがんばれー!」
エア「クランー!負けたらぶっ飛ばすからなー!」
ルー「( ・ω・)ノシ」
女子たちの黄色い声援が俺に届く。いや、相手側も応援してやるやつはいないのか。
オーブ「女ばっかり引き連れてるスケベやろうに負けはしない!いくぞ!」
少しむかついたが、大丈夫だ。これは別にルーたちを貶しているわけじゃない。だからまだ冷静になれる。落ち着け、俺。
流石は相手も種族妖精王というだけはあるか、相当な魔力の持ち主だ。その体躯に見合わず豪快な攻撃を仕掛けてくる。
オーブ「オラオラどうした!来ないならどんどん行くぞ!」
それに対して今の俺は魔力のろ過をしてしまってほとんどの魔法が使えない状態だ。魔法を飛ばしてくる相手に重力をかけても効果は薄いし、容赦ない魔力砲のせいでナイフを飛ばしても落とされる。近付けさえすればなんとかなりそうだが、弾幕が張られて近付けない。
クラン(しかしまあ、やりようはあるよな)
攻撃事態は直線的だから避けやすい。相手の魔力切れを待ってから一気に距離を詰めよう。
オーブ「ふふ、魔力切れを狙っているのならお前の目論見は外れだぞ!なんせこの森では魔力がすぐに回復できる!加えてこの砲は周囲の魔力を集めて放つ魔法だ!自分の魔力はほとんど使わないのだ!」
なるほど、そういう魔法だったか。となると、魔力切れを狙うのは確かに無理な話だ。先に僕のスタミナが尽きる。
クラン「うーん、本格的に困ったな。できれば魂は使いたくないし、となると・・・・」
あの魔法は・・・・使いたくないんだがな。筋肉痛確定だし。だけど、このままだとジリ貧なのも事実。仕方ない、やるか。
クラン「エレキ・パス」
身体全体に電気を流して、動きを俊敏にする魔法。ルルトから教わったものであり、彼女との契約によって雷魔法だけは今の状態でも使えるので、今のような状態ではこれが最適解だろう。
クラン(身体に雷の力を纏うサンダーフォースと違って、これは体内に電気を通して無理矢理身体を動かす魔法だから筋肉痛が避けられないんだけどな!)
やはり、魔法を使っている間はすごい。先ほどまでの景色が一変して、全てがスローに見える。魔砲の隙間をぬって、着実に距離を詰める。
オーブ「なっ!?どうしてこの距離で砲を避けれるんだ!くそっ、くそっ!あたれっ!」
相手が自棄になって攻撃を仕掛けてくるが、その攻撃は全部見えているんだ。さて、あと一歩だぞ。このまま一発ぶち込んでやる。
クラン「エレキ・フィスt」
最後に相手の攻撃を避けながら、その攻撃の方向を見た。俺も戦闘に熱中していたせいで、気付いていなかった。自棄になった向こうも気付いていないだろうし、応援に夢中になっている彼女らも気付いていない。
クラン(ヤバい!このままだと、ルーたちに!)
彼女ら全員を射線から外すのはもはや不可能だった。そう気づいたら、身体が動いていた。
クラン「ぐううううっ!!!!」
俺は、相手の攻撃を全身で受けとめていた。至近距離で純魔力の塊をぶつけられ、全身が悲鳴を上げる。
フレイン「クラン!!!!!」
クラン(きっついな、コレ・・・・だが、ワグラエルほどじゃねぇ!)
フェア「あ、わ、私たちを!?」
攻撃を受けながら、そのまますぐに距離を詰め――
クラン「エレキ・フィスト!!!!」
オーブ「がぐっ!?」
相手の魔砲が撃ち終わると同時に、相手の腹に一発ぶち込む。ズン、と大きな音を立てて拳がめり込む。強烈な一撃をもらって、相手はそのまま地面に倒れた。
フェア「クラン!!!大丈夫!?」
フロウ「お兄ちゃん!お兄ちゃん!」
クラン「痛つつ・・・・いや、俺はなんとか無事だよ。だけど、手加減できずにやっちまった」
エア「うわー、白目剥いて泡吐いてる・・・・」
死にはしていないだろうが、しばらくは目を覚まさないはずだ。
フレイン「もう、無茶しちゃって・・・・・今回復するから」
フレインの魔法で体の傷を癒してもらう。向こうもダメージが残ったら問題になるかもしれないので、フレインに頼んだら渋々やってくれた。
クラン「ってことでしばらく筋肉痛で動けません」
あの後、魔法を解いたらすぐに筋肉痛が来て、重力操作で部屋までは何とか戻ることができた。だが全身のどこを動かしても激しい痛みが襲ってくるので、動かすことは無理だ。
フレイン「こればっかりは私にもどうしようもないわね」
フロウ「つんつん」
クラン「あががっ!やめてくれ!本気でいたいんだ!」
エア「おもしれー!つんつん」
クラン「あぐっ、やめっ、がっ」
ルー「(・ω・`)≡(´・ω・)」オロオロ
フレイン「こら、やめなさい!まったく・・・・チビたちの面倒は私が見ておくわ。フェアはクランになにか食べさせてあげて」
フェア「えっ!?えっと、な、何が食べたい?」
と、聞かれてもな・・・・特に食べたいものは思い浮かばないのだが、出来るだけ体を動かさず食べられるものがいい。そういえば、ここについてからも結局自分で料理を作ってばかりで、他人の手料理というものを久しく食べていない気がする。
クラン「温かい手料理が、食べたいな」
フェア「えっ!?」
思わず言葉が漏れてしまった。ああ、サーナさんの手料理が食べたい・・・・。サーナさんの作ったスープはどれも極上だった。身体の底から温まり、心までも温めてくれるものだった。疲れているときにはあのスープが一番効くのだ。
フェア「わ、わかったわ!自信は無いけど、腕によりをかけて作るから!」
クラン「できればスープみたいなものだと嬉しい。口を動かすのも辛いんだ」
フェア「了解よ!任せて!」
作ってくれるというのなら作ってもらおう。しかし、フェアは料理ができるのか。ルルトやフレインにも見習ってほしいものだ。
ルルト「さてさてっと、妖精の森に再度到着!例のモノもゲットしてきたし、後はクランの方がうまくやってくれてることを祈るだけだ!」
クランの魔力を頼りに、妖精の森へと戻ってきた。サーナさんのところで調べたところ、ミスリル銀で作ったサークレットが必要だったのでそれをぶんどって・・・・・譲ってもらってきたところだ。
ルルト「戻ったらクランはなんて言うかなぁ。『ありがとう、ルルト。君のおかげで助かったよ』『やっぱり俺のパートナーはお前だけだ。一生俺の側にいてくれ』とか・・・・」
ルルト「一生側にいてとかそれもうプロポーズだよね!そうだよね!」
ま、そんなこと言われなくてもクランのパートナーはボクなんだけどね!契約で結ばれた絆は強いんだ!
ルルト「それでえっと、クランは・・・・・こっち、かな?」
契約の魔力を頼りに進路を決める。なぜかクランの魔力を感知し辛くなっているが、まあボクたちならそんな壁すら突破できる。
ルルト「フロウも待ってるだろうし、ルーちゃんもだっこしたいし、フレインとも喋りたいし、やりたいことだらけだ~!」
しばらく一人で行動してて気づいた。やっぱりボクはみんなでいる方が好きなんだ。だから、フレインのこととかもちょっとぐらいは認めてもいいかなって思ったりして。
ルルト「まあ正妻はボクだけどね!」
エア「何言ってるんだ、アンタ」
ルルト「・・・・・えっ?」
エア「見知った魔力が来たから迎えに来たら・・・・・」
ルルト「あーあー、うん。今のは聞かなかったことにしてくれないかな」
エア「えー、まあいいけど」
独り言を聞かれてたって、すごく恥ずかしい・・・・・ま、まあこれも笑い話ぐらいにしかならないだろうし問題ない!
ルルト「ルーちゃーん!フロウー!会いたかったよー!」
ルー「(/・▽・)/」
フロウ「ルルトお姉ちゃーん!」
ルルト「よーしよしよしよしよし~、あーやわっこい~」
フレイン「お疲れ様、ルルト」
ルルト「ただいま。これが例のあれ。この額のところに魂をはめ込んで魔力を流すんだって」
その辺りのやり方はサーナさんにしっかり聞いてきたもんね!
ルルト「・・・・で、クランはどこ?」
フレイン「全身筋肉痛で別室待機よ。チビたちがいたずらするから」
ルルト「あー、アレ使ったのかー」
なんでクランがアレを使ったのかはわからないけど、ボクが教えたやつで危機を乗り越えたっていうなら嬉しい。
ルルト「んじゃ、ボクはクランのとこに行ってきまーす」
フレイン「了解。ルー、案内してあげて」
ルー「( ・ω・)/」
ルルト「ルーちゃん、よろしくねー」