ベグレリについて
ここでは、ベグレリについての情報を簡単にまとめている。
ここでは、ベグレリについての情報を簡単にまとめている。
ベグレリ(Begleri)は、スキルトイ(技もの遊び)の一種。15cmくらいの長さの紐の両端に、ビーズと呼ばれる重りのついた形をしている。紐を指に絡ませて回転させるなどの技を習得して遊ぶ。ギリシャ発祥で、ロザリオまたはコンボロイから派生したとされている。
ベグレリを行うこと、ベグレリで遊ぶことを「スリング」(英語:sling)と呼ぶ。また、ベグレリのプレイヤーのことを「スリンガー」(英語:slinger)と呼ぶ。
ベグレリは、ギリシャのマンガ文化や、(1960年代まで人気があった)レベティコスタイルの音楽と繋がりがあった。近年ベグレリは、スキルトイや毎日持ち運ぶアイテムとして、ギリシャ国外で人気が高まっている。この人気の高まりにより、素材、形、デザインの様々なベグレリが生まれた。コレクターやスキルトイ愛好家の間で人気が高まった時期は、少なくとも2010年代初頭、趣味のサイトの人気が高まった頃にさかのぼる。オンラインフォーラムやソーシャルメディアで人気が高まるにつれて、さまざまなプレイスタイルが登場し始めた。さまざまなプレイスタイルが開発され、その多くは比較的長い紐のベグレリでしかできないものであった。愛好家の間では、これをロングゲームと呼ぶ。
遊びとしての性質上、ベグレリは伝統的な装飾品としてのビーズから、シンプルなパフォーマンス志向のビーズへと変化していった。一般に、ベグレリには2つのタイプがある。一つは、パラコードで作られた「モンキーフィストビーズ」である。もう一つは、金属(アルミニウム、スチール、チタン)やアクリル樹脂、デルリン、ウルテムなどの素材によって作られる「ソリッドビーズ」である。
モンキーフィストビーズはベグレリをスリングし始めた人がよく作る。
現在ではソリッドビーズが一般的になっており、企業は客からのフィードバックに基づいて新しい形状のベグレリを開発している。
ベグレリにはグリップという概念が存在する。グリップとは、ビーズをどの指の間で挟むかということを表現するものである。どの指で挟むかによってグリップに名称がついている。
(英数字による記述では、親指をT、人差し指を1、中指を2、薬指を3、小指を4、手のひらをPとする)
なお、基本的にベグレリを指で挟むときには、ビーズが手のひら側に来るようにグリップする。これをスタンダードグリップと呼ぶ。ビーズが手の甲側に来るように挟む形は「フェイキーグリップ」と呼ぶ。英数字による表記の際、フェイキーグリップはグリップ名に「’」をつけて表記する。例えば、フェイキーハイグリップは「12’」となる
ベグレリには多数の技があり、その数は日々プレイヤーの努力により増え続けている。ベグレリのトリックデータベースBegleriTricksには2024年12月現在、300を超える技が登録されている。ここでは主要な技を紹介する。
グリップしている2本の指に、紐を巻き付ける。
任意の1本の指に紐を巻き付ける。
指を折り曲げ、ビーズを回転させる。
手の甲側を一度通し、もとに戻る。
任意の2本の指でビーズをつまみ、ビーズを回転させ、グリップしているビーズを入れ替える。
ビーズを振り、指の周りに紐を巻き付け、反対側のビーズをキャッチする。
ベグレリには毎年行われる大会やイベントがある。
SlingSlamとは、毎年夏に行われるベグレリの動画コンテストである。例年、参加者が提出した30秒以内の動画を、動画の美しさ・技術の高さ・芸術性などの観点から評価し、上位3名を表彰する。詳細はこちら。
SingleGripOpenとは、毎年冬に行われるベグレリの動画コンテストである。大会の流れは基本的にSlingSlamと同様だが、グリップを一つしか使用してはいけない(グリップ遷移禁止)というルールが追加される。詳細はこちら。
Februleriとは、毎年2月に行われるベグレリイベントである。世界中のスリンガーが、2月中に毎日、もしくは最低でも1つのベグレリを行う動画をSNSに投稿するというチャレンジを行う。Februleriは誰かが主催しているわけではなく、賞品などもない自主的なチャレンジであり、動画の投稿頻度を高め、技のレパートリーを更新していくことを目的としている。詳細はこちら。