2019年度から始まったBACK HOME projectの寄付活動は、昨年末に早くも3回目を迎えました。

4歳7ヶ月でお空に還った娘は、その大半を病院で過ごし、医療に支えられながらの入院生活を送っていました。

頑張った娘に負けないように、私達も自分達のできる事で恩返しをしよう。

まずは、お世話になった「4年間」を目標に、医療機関へ恩返しをしよう‥とこの活動はスタートしています。

もうその目標の4年目に突入している事に驚きを感じます。家族のそれぞれが、それぞれの場所で大変な時を過ごしながらも、

今こうして皆んなが元気に楽しく、決して擦れる事なく、毎日を一生懸命頑張って過ごせる事に感謝します。

昨年度BACK HOME projectからは654,600円を下記の内訳で寄付させて頂きました。

【国立成育医療研究センター】

成育基金(アイノカタチ基金) 

・療養環境整備 200,000円

もみじの家基金 200,000円

(※受領書は「もみじの家400,000円」となっていますが、200,000円ずつ振り分けをお願いしています)

物品寄付

もみじの家ウィッシュリスト

・風船用ヘリウムガス

・パーティー用風船

・マスキングテープセット

・ボディーソープ10個セット

【認定NPO法人 横浜こどもホスピスプロジェクト】

うみとそらのおうち 254,600円

3施設全てにおいて、「今を頑張っている病児と家族の為に寄り添い、快適に楽しい時間を過ごせるようにお金を使って頂きたい」

旨を申し添えています。

誰しもが辛いと思えるこの状況の中でも、特に病気と闘う家族の時間は簡単に自粛で片付けられるものではありません。

世の中が自粛する前から、もうずっとずっと自粛の生活をしています。できる事を探しながら、楽しんで欲しい!ただその思いです。

一昨年末は「来年こそ‥」の思いでいたのに、それ以上の状況になるなんて‥

それでも今できる事を頑張るしかない‥

改めて今年も、私達が娘から学んだ緩和ケアの精神で、日々感謝を忘れずに、前向きに活動していこうと思っています。

昨年は新しい商品をほとんど製作していませんが、それでも沢山のお心を寄せてくださった皆様に改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

まだまだ厳しい状況下でも、最前線で頑張る医療スタッフの皆さんを応援しています!