・2020年度 活動報告・

コロナ禍の中で、出来る限りの活動を続けているBACK HOME project

今年は初めての「イベント出店ができるかも!」

という話も浮上していましたが、このコロナ騒動で中止となってしまいました。

活動の場を奪われる事は、私達だけではなく、皆さんも同じ状況で

だからこそ「今」できる活動は何かを考える事にも結びついて新しい発見や出逢いもありました。


ブーランジュリアイミさんは、

ハンドメイドマスク&スタイ寄付を提案してくれて、私達の周りの関係者へと大量の可愛い品を送り続けてくれました。

病児や障がい児を支える家族、きょうだい児、医療従事者、施設と、私達が代わりに発送させて頂きました。


消しゴムハンコのルーエさんは、

おうちで工作キットを無償で提供してくれました。

BACK HOME projectの商品をご購入くださった皆さんに同封し、大変ご好評を頂きました。


横浜こどもホスピスプロジェクトさんは、

「希望と幸せをシェアしよう♪キャンペーン」を開催してくださり、イベント開催が難しい今だからこそのオンラインキャンペーンを企画し、「こどもホスピス」の周知を全国に発信していました。

当時の長女の絵がポストカードになり、チャリティーポストカードとしても販売される事になりました。


でぃんぷる湘南】さんは、

そのポストカードの絵を使って、オリジナルタンブラーや、フィンガーペイント体験を提供してくださり、「長期入院の病児やきょうだい児の支援をしたい!」と様々なイベント企画をして湘南を中心に頑張っています。



入院当時に病室で仲良くなったご家族の紹介で知り合った、川崎市にある「i.care(あいけあ)」さんという施設から生まれる美味しいコーヒーの存在や活動を知り、私達も応援させてもらおう!と、寄付をさせてもらい、施設で頑張る皆さんの頑張りを周りにお裾分けしました


笑顔の向こうに繋がる未来プロジェクトさんに撮影してもらった写真を見て、

「素敵な家族写真だね」という話から、Tシャツ販売の意味や活動の意味を丁寧に話し、興味を持ってくれた友達がいるんだと購入希望のお友達を紹介してもらったケースもあります。


この厳しい状況の中でも、私達の周りの方々からは自然と周囲を思いやる連鎖が生まれている事に気付かされる一年となりました。

今年はTシャツ販売も自粛しようかと悩みましたが、オンライン販売のみでも活動を続けて良かったなと思います。口コミ、繋がりの力を改めて感じました。

病児や障がい児の家族だけがその生活を支えるのではなく、周りの皆んなで支える仕組みができないものかと、当事者家族の立場として、できる事を発信したいなと思います。

今年度もBACK HOME projectの売り上げは一部の経費を除き、小児医療の最先端をいく「国立成育医療研究センター」と、併設する「もみじの家」に寄付をさせて頂きました。

こちらはまたご報告させて頂きます。


今年も沢山の応援を有難うございました。