まずはアルファベットの正しい発音方法を練習します。その際、特にl、r、f、vの発音はしっかりと訓練します。大文字小文字は完璧に書けるようになるまで毎回テストをします。
次に曜日、月、数字、序数を完全に覚えるまで訓練します。この時、th、ir、ur、orの発音の仕方を細かく教えます。
小学生コースでは基本的には英会話を教えますが、中学校の英語の教科書がかなり難しくなったため、小6の秋からは本格的な英文法の授業を始めます。中学校に上がる前に、be動詞と一般動詞の使い方と違い、三人称単数現在形の使い方を完全に叩き込みます。また希望者には算数の授業も行っております。
中1で発音記号を教えます。授業では教科書の内容と、前置詞を含めた単語1つ1つの意味と役割を細かく教え、正しい発音で音読できるように訓練します。問題演習はテスト前を除いて行いません。また文法には非常に力を入れており、特に不定詞(副詞的用法・名詞的用法・形容詞的用法)、関係代名詞(主格・目的格)は時間をかけて、徹底的に叩き込みます。高校入試までに中学校の先生ができるくらいの英語力を身に付けることを目標にしています。また希望者には数学、国語など他教科の授業も行っております。
中学英語を完璧に理解していることを前提に授業を進めて行きます。中学生コースと違い、文法は重要な八項目だけマスターさせます。これらの文法さえ身に付けていれば、他の文法が少々曖昧でも、東大・京大受験にも、英会話にも十分対応できます。実際、自宅浪人をしていた生徒は、これら八つの文法力だけで大手予備校の記述模試で偏差値70を超えるようになりました。また個別指導なので、1人1人の生徒の目標や個性に応じて授業内容を変えます。教科書指導をする生徒もいれば、しない生徒もいます。長文読解で記述の訓練をする生徒もいれば、選択問題だけに特化した授業をする生徒もいます。ただ、文の構造と直訳を理解した上で、正しい発音で長文を音読する訓練はどの生徒にも課します。尚、途中入会の場合は中学英語の復習もできるので、ご安心下さい。
以前他の英語スクールで講師をしていた際、外国人講師に何年も英語を教わっても、ほとんど英会話能力が伸びない社会人の生徒さん達を大勢見てきました。その経験から、どうしてその様なことになってしまうのかを自分なりに考察してみました。解決策は見出しました。英会話コースは外国人講師の授業を受ける前の準備期間として設けております。英会話の“基礎体力”が身に付き、もう外国人講師の下で本格的に英語を教わっても大丈夫だと私が認めた時点で、生徒の皆さんには当教室を退会し、外国人講師がいる別の英会話教室に移ることをお勧めします。