投稿日: Jun 22, 2015 4:32:16 AM
平成27年6月20日(土)吾妻小体育館にて、今年度第1回吾妻杯争奪戦が行われました。まず、小学生団員による、木刀による基本技稽古法が披露されました。練習の時は難しかったのですが、本番では全体の息がぴったり合った演武ができて、大きな拍手を頂きまた。続いて、今回初めて中学生4人による模範試合2試合が行われました。これまでは勝敗を決めない模範の立会だったのですが、今回は試合だったためより緊張感が高まり引き締まった雰囲気になりました。次回はもう少し多くの中学生に参加してもらえると良いですね。
模範試合の後、いよいよ初心者の部による模擬審査会が始まりました。まず吉井先生の立ち会い・号令に合わせて、全員で基本の素振り10本、つづいて防具をつけた元立ちに対して「面打ち4本、小手面打ち4本」を小学生以上の初心者で行いました。その結果、小学生4年の倉持君、大野君、小学生2年の宮崎君が優秀賞に選ばれました。また、幼稚園年長さん2人を含めた全員が7級相当の実力があると認められ、さらに小学4年の倉持君は6級相当の実力があると認められました。2級以下の級は桜連絡協議会の昇級審査で正式に認定されます。皆、このまま自信を持って本番の昇級審査を目指しましょう!
続いて、4年生以下の防具組4人による低学年の部が行われました。総当たり戦により行われましたが、3勝した4年生の三河君が見事吾妻杯を手にいれました。準優勝は2勝1敗した同じく4年生の上野君でしたが、その1敗は三河君に判定負けという僅差でした。対外試合では、この4人と初心者の部から上がってくる1名で団体戦を戦うことになります。早く高学年の人たちのように対外試合でも良い成績が残せるよう皆で頑張りましょう。
いよいよ最後は5,6年生8人による高学年の部が行われました。まず4人ずつ2組に分かれてリーグ戦が行われ、Aリーグ1位:宮崎君(6年)、2位:宮本君(5年)、Bリーグ1位:中村君(6年)、2位:塚本君(5年)が勝ち上がりました。準決勝第1試合、宮崎君vs塚本君は、小さく鋭い面、さらに小手がさく裂して宮崎君が決勝にコマを進めました。一方、準決勝第二試合、中村君vs宮本君では、宮本君が1本を奪うものの、中村君が2本勝ちして決勝に進みました。6年生同士となった決勝戦では、試合中盤で宮崎君の惜しい面(相面が少し脇に流れたか)があったものの、終盤で中村君が出小手を決め時間切れ。1本勝ちで見事吾妻杯を手に入れました。ここ最近、練習試合では宮崎君に対して分が悪かった中村君ですが本番の吾妻杯では勝利し、試合巧者ぶりを発揮しました。
今回、入賞した団員の皆さん、おめでとうございます!おうちでお祝いしてもらえたかな。残念ながら入賞できなかった団員の皆さん、悔しさをバネに頑張りましょう。剣道には「打って反省、打たれて感謝」という言葉があります。入賞できた人はおごらず、入賞できなかった人はくよくよせず、また次の稽古から頑張りましょう!
見学に来て頂いた皆様、またお忍び(?)で応援に来られた葛城小学校の校長先生、ありがとうございました。