投稿日: Mar 15, 2015 7:3:37 AM
平成27年3月8日、茨城県常総市「あすなろの里」で毎年恒例の「6年生を送る会」を開催しました。今年の卒業生は、久保田君、木原君、生田目さん、吉川君、野中君の5人です。1泊2日の行事の始まりは、6年生が元立ちとなる立ち切り稽古です。残念ながら、都合で久保田君と生田目さんの2人しかできなかったのですが、おかげで一人ずつ、皆が見守る中で挑戦することが出来ました。6年生の元立ちに対して、後輩たちが2分間の試合(本数は何本でもOK)を連続で挑んでいきます(1年生団員の宮﨑君は面打ちです)。結果、生田目さんは3勝2敗4分、久保田君は8勝2分と最後まで立ち切ることが出来ました。久保田君は粘りの剣道の本領発揮ですね。生田目さんは、最後まで体力が持つか不安があったので最初の頃は抑えて試合をしていたそうですけど、それでは今の後輩たちの勢いに負けますよ。でも、勝ち越しできたのは立派でした。
2日目、朝食の後、恒例のチームに分かれての出し物が行われました。まず、低学年男子中心のチームが手品を披露。ちょっと失敗もあったけど、それもご愛嬌。難しいことに挑戦することが大事ですね。女子団員と1年生の宮﨑君のチームの出し物は、合奏と合唱でした。歌に合わせてビスケットが配られて、皆、大喜びでした。5年生男子チームはお笑い芸人の物まね。「8.6秒バズーカー」と「どぶろっく」のリズムと替え歌で吾妻剣道ネタを披露して、大うけでした。そして、最後は6年生の出し物、二人羽織。後ろに回るのは6年生団員、そして前に座る犠牲者(?)は依田先生、吉井先生、木原先生がご指名されました。テーブルには、ジュース、シュークリームなどが並びましたが、予想通り先生たちの顔はジュースまみれ、クリームまみれになり、全員大笑いでした。
楽しい出し物の後は、卒業生1人ずつから卒業の言葉が述べられ、また指導員1人ずつから送る言葉を頂きました。続いて、色紙や記念品の交換が行われた後、今年はサプライズ企画として、指導員の池津先生に喜寿のお祝いが贈られました。77歳になられても元気に剣道をつづけていらっしゃる池津先生。皆も見習って生涯剣道を目指しましょう。
この後、全員でうどん作りにチャレンジしました。あすなろの里のスタッフの方に教えていただき、粉と水を混ぜるところから始まり、生地を手でこねて、足で踏んで、しばらく寝かせます。寝かせた生地を麺棒で伸ばし、包丁で切っていきます。太いのやら、細いの、いろいろでしたが、そこが手作りの良いところですよね。外のかまどでお湯を沸かし、ゆでるのも自分たちでやりました。10時半くらいから初めて、食べ始めるのが1時頃になりましたが、一生懸命働いたので、カレーうどんはとってもおいしかったです(カレーはあすなろの里で用意していただきました)。皆、何杯もおかわりしました。
さて、卒業の言葉では、6年生は皆、中学生になっても剣道を続けてくれると言ってくれましたが、吾妻剣道にもぜひ来て下さいね。
立ち切りに挑む6年生
出し物・二人羽織
池津先生喜寿のお祝い
うどん作り