吾妻杯結果報告

投稿日: Feb 24, 2013 1:28:41 PM

2月23日の吾妻杯は、桜剣道スポーツ少年団連絡協議会会長・糸賀睦夫先生を来賓・審判長としてお迎えし、盛会のうちに終了しました。

今回の吾妻杯の担当だった方をはじめ、後援会の皆様、準備から当日の運営までご苦労様でした。

また、当日応援に駆け付けていただきました、団員たちの担任の先生、顧問の先生、お忙しいところありがとうございました。

今春の就職が決まった高校3年生の杉田君、中学3年生の依田君の2人の先輩たちには初めて審判をして下さいました。また、その他、試合掛かりを手伝ってくれたり、差し入れをしてくれた中学生の先輩たちに御礼申し上げます。

以下、試合結果を糸賀先生の講評を交えて報告いたします。

 

木刀による剣道基本技稽古法の演武:一足一刀の間合いから打突部位にしっかり届くところまで木刀を振れているということ、その後、「残心」→「一足一刀」→「横手合わせ」までしっかりできていることをほめていただきました。

 

中学生による模範演武:迫力のある演武を見せてほしかったのですが、ちょっと気合が足りなかったようでした。打突が当たった時しか発声がなく、かわされた時や外れたときは「メン」「コテ」「ドウ」などを発声しないというのではだめです。たとえ打突が決まらなくても、大きな発声を伴った捨て身で打ち切った技が大切です。次の機会にはそういう技を期待したいと思います。

 

基本の部:5人の防具未着用者組の中から山崎君(3年生)、岡根さん(5年生)が優秀賞に輝きました。審判の先生方からは大きな発声を、また糸賀先生からは力強い踏込を評価していただきました。

 

低学年の部:11人によるリーグ戦、および4人による決勝トーナメントが行われ、優勝:中村君(3年生)、準優勝:木原君(4年生)、3位:生田目咲弥さん(4年生)・宮崎君(3年生)という結果になりました。優勝した中村君は3年生ながら、リーグ戦でも決勝戦でも4年生を打ち破るという快挙でした。糸賀先生からも「勝負師」という称号を頂いたように、勝負にかける気持ちが一番強く感じられました。

 

高学年の部:5年生4人によるリーグ戦が行われ、優勝:塚本紗英子さん、準優勝:関根さんという結果になりました。どの試合も見ごたえのある白熱したものでした。その中でも塚本さんは迷いのない思い切った面技が冴え、優勝を勝ち取りました。関根さんは、試合が連続して最後はちょっとバテたかな。入賞できなかった三河優君、佐久間君も下がらず攻めていくところ、小手面のように連続で技を繰り出していくところを評価していただき、今後の成長が期待できると褒めていただきました。

 

やっぱり、2コートを作っての試合は大変盛り上がりました。次回の吾妻杯ではさらに防具着用者の試合が増えますが、特に高学年は大混戦が予想されます。団員の皆さんには、稽古を積んでさらに迫力のある試合をしてくれることを期待してます!!

 

 

低学年リーグ戦

 

 

低学年決勝戦

 

集合写真