新シルク蚕業構想

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文部科学省「情報ひろば」において、本研究分野の取り組みが熊本大学の企画展示「SILK on VALLEY YAMAGA プロジェクト」（2020年1月7日から2020年2月7日）にて紹介されました。[ リーフレットPDF ]

新シルク蚕業構想 SILK on VALLEY YAMAGA とは

SILK on VALLEY YAMAGA という名前には、姫御前岳、国見山、八方ヶ岳に囲まれた盆地（VALLEY）に位置する山鹿から、日本の養蚕・シルク（SILK）産業を再興し、世界のシルク産業拠点として羽ばたくという願いと決意が込められています。SILK on VALLEY YAMAGA プロジェクトは以下の4つの効果を期待されています。

1. 桑園・工場の拡大による遊休地・耕作放棄地の解消
2. 工場の稼働、関連産業が集積することで生まれる地元雇用の創出や、若者などの定住促進
3. 地場企業などと連携した6次産業化の推進や地域産業の活性化
4. 世界に誇れる新たな付加価値と高機能を備えた『山鹿シルク』によるジャパンブランド力の向上と交流人口の増加

SILK on VALLEY YAMAGA プロジェクトは周年無菌養蚕施設での直接的な雇用増などの効果だけでなく、山鹿市における「まち・ひと・しごと」づくりの全てに寄与し、地方創生のモデルとなる取り組みを育てています。また、国、県、市などからの様々な公的な協力や、市場開拓から商流のコントロールまでを日本国内のトップ企業と共同で行うことで、新たなシルク産業をビジネスとして成立させることを目指しています。

本研究分野は「学」としての役割を担い、SILK on VALLEY YAMAGA プロジェクトに関わり、産学連携と地方創生に貢献しています。