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本共同研究分野は、あつまるホールディングスが平成29年4月に山鹿市に建設した『周年無菌養蚕施設』での周年かつ安定的な養蚕技術を基盤として、シルク関連技術の実用化を目指すものである。
本共同研究分野は以下の3点を中心とした研究を実施します。
山鹿市に建設された『周年無菌養蚕施設』における蚕の安定的な飼育条件(環境や飼料等)と供給体制を構築するために、蚕摂食行動・栄養生理とシルク性能に関する基礎研究(人工飼料組成の確立、桑葉の栄養成分評価、摂食栄養試験、繭シルク繊維性能試験など)を行います。
繭シルク品質の向上や、シルクを含めた蚕の独自の付加価値を高めるために、次世代シルク・蚕の基礎研究(機能性シルク開発、有用物質生産組換え蚕作製、活性物質評価技術の確立、ヒト疾患モデル蚕作製など)を計画しています。
さらに、前述の基礎研究に関する応用研究の実施を目指しています。