研究室メンバー

教員

齋藤 慈子 

養育行動、養育欲求、乳幼児顔の認知、親子関係、伴侶動物とヒトの関係、などをキーワードに、人間の行動・発達を、進化心理学的視点から考えています。 (ネコを対象とした研究も行っています。)

研究テーマの例

・養育欲求とベビースキーマ

・乳幼児刺激の認知の個人差

・母親/父親の養育態度の規定要因

・乳幼児期の養育環境とその後の心身の発達

・子育てと保育の違い

・動物飼育経験と子どもの発達

・ネコの対ヒト社会的認知

大学院生(2024年度)

吉田 明尚(共同研究員): 親子の睡眠および夜間の養育行動の検討

多和田 真太郎(D):知覚特性と得意領域

木下 優子(M):産前産後の母親にとっての「地域で子育て」とは―産前から産後にかけての変化に注目して―

森田 佳月(M):子どもから見た子の育ちに関わる親族以外の第三者の存在の検討

田中 詩栞(M):

OB/OG

厚澤 祐太郎(2020年度博士後期課程修了):父親の意味

石 佳月(2021年度博士前期課程修了):共感性と共感対象の関係性

角田 梨央(2022年度博士前期課程修了):中学生のレジリエンスとコーピングの関連―学校場面におけるストレッサーと適応感に着目して

FAN WENYI(2022年度博士前期課程修了):統合失調症傾向・自閉症傾向と表情真偽判断との関連―健常群 /定型発達群 を対象として

前島 伯郎(2022年度博士前期課程修了):ネコの音楽聴取におけるストレス軽減効果の検討

岡田 紗苗(2023年度博士前期課程修了):家庭でのエデュケーショナル・マルトリートメント―思春期における教育の強制と成人後の心理的well-beingとの関連―

2023年度卒研テーマ

ボードゲームへの参加が発達に特性のある児童のコミュニケーションに与える効果

親の養育態度の差異の認知がきょうだいに対する劣等感に与える影響

親の養育態度と子の容姿志向性の関連について

青年期の自己愛傾向と攻撃性の関連について

子供の向社会的行動の発達と両親の養育態度の関連の検討

・親子間の呼称と心理的距離の関連について

2022年度卒研テーマ

・幼児の感情発達に影響する環境要因の明確化

・ファジー性の高い遊び道具で遊んだ経験と創造力の関連

・女子大学生のキャリア選択と母親の養育態度の関連

・親の養育態度と大学生の精神的自立の関連について

・ペットと青年期の自尊感情との関連

2021年度卒研テーマ

・居住経歴と利他行動及び非親族との居住に対する抵抗感の関連についての探索的調査

・両親の夫婦関係および母親との関係と女子大学生の結婚観の関連について

・きょうだい構成、2 人きょうだいの出生順位と中学生の友人関係の関連

・青年のSNS 利用と友人関係及び精神的健康度との関連

・両親の夫婦関係、養育態度と大学生の過剰適応との関連

・日本の教育における帰国子女の学校不適応と学校適応支援について

・大学生の社会情動的スキルと関連する幼少期の体験の検討

・年代と場面による過剰適応の変化について

・家庭における過去の食事経験と現在の父子関係の関連について

2020年度卒研テーマ

・お金の文化的側面が青年期の人間関係に与える影響−お小遣いと精神的自立及び使えるお金の量と友人関係の関係−

・人目の有無が向社会的行動に与える影響について

・母子間/父子間愛着と共感性の関連についての検討

・中学生の居場所感が獲得的レジリエンスに及ぼす影響

・競争心ときょうだい関係における親からの資源の得やすさの実感との関連についての検討

2019年度卒研テーマ

・大学生における家族機能, 承認欲求及びSNSの関連についての検討

・学童期における失敗時の声かけ経験と自尊感情の関連 

・利き手が方向性記憶の違いに及ぼす影響 

・チンパンジーの関係性の違いが毛づくろいにもたらす影響について 

・過剰適応傾向における, 言語的能力が攻撃性に与える影響~攻撃性の方向性と表出の有無~

・移住経験が文化間対応力に与える影響 

・青年期から成人生成期の移行における親子関係―精神的自立と親密性から見た母娘関係と父娘関係の違い―

2018年度卒研テーマ

・大学生における自己肯定意識についての検討:対象別利他行動と家族関係の凝集性から

・小学生時代の食事環境が大学生の自己肯定感に及ぼす影響

・大学生における自己受容と達成動機, 目標の関連について 

・大学生における親準備性と家族機能の関連について