ゲーム版「永遠神剣 第三章 悠久のユーフォリア」クラウドファンディング準備における「永遠神剣シリーズに関するアンケート」を募集したところ一週間で500件を超える大変多くのご回答を頂きました。
「悠久のユーフォリア」の作るべき方向性とご要望の確認させていただくことが主目的ではありましたが、大変多くの熱量あるコメントを一部共有させて頂きたいと思います。
高瀬奈緒文
2003年からスタートしているコンテンツであるため、現在コンテンツを追いかけてくださっている皆さんの現在の年齢を聞かせて頂きました。25歳から34歳が最も多い62.6%でした。これは2005年発売のPS2版で「永遠のアセリア」に触れた年齢層かと思います。また2007年発売PC版「聖なるかな」からのプレイヤーもここに含まれるようです。
30.6%の35歳から44歳のゾーンはPC版「永遠のアセリア」を2003年発売当初のプレイヤーが中心のようです。自分やアセリア製作チームと同じ世代ですね。
18歳から24歳のゾーンは現在展開中の「悠久のユーフォリア」から入ってくださったプレイヤー(?)かと思われます。キャラソンやラジオ、ライブなどから永遠神剣コンテンツを知ったゾーンで、今後育てていくべきゾーンでもあります。
以上のデータを見ても長く応援してくださっているプレイヤーが多いことに感動します。また新たなプレイヤーになってくださる方もいることが心強いです。
PC版「永遠のアセリア」と「聖なるかな」が85%と高い数値です。PS2版「永遠のアセリア」も高い数値でした。PC版とPS2版はそれぞれ被っていないプレイヤーが多いようでした。またアンケートが個人Twitter発信のためPS2版の数値は少し下がっていると考えられます。
FD系は本編に比べて数値が低いのも含めて全体的に順当な数値と感じました。それでもかなりのプレイヤーが全タイトルを遊んでいることに驚きました。
こちらでは永遠神剣シリーズ作品の魅力をどこに感じているか?を質問させて頂きました。94%が「世界観」がトップとなりました。次に87%の「シナリオ」84%の「キャラクター」です。コメントとセットで読むと「過酷な世界観」「厨二的ファンタジー」「キャラクターたちが永遠神剣に翻弄されつつも、厳しい戦いに立ち向かっていく物語」という意見が多い印象でした。異世界語の部分も「世界観」に含まれますが印象深いというコメントも目立ちました。
次が75%の「ゲームシステム」となりました。永遠神剣シリーズのゲームシステムは独自なものが多く、SLG・RPGに特化したシナリオに作られているため連動性が高くなっています。自分としても最も力を入れてデザインしている箇所なため嬉しい評価です。コメントでも「ランダム性がない戦闘システム」「ロールバトル」など特徴的なシステムの評価が高いようでした。
また特徴的な要素として57%「歌」でした。やはり川村ゆみさんが歌う「永遠のアセリア」と、それが流れるラストバトル演出の印象が特に強いようでした。Xuse吉田社長が特に力を入れていた部分でもあり、永遠神剣シリーズは歌の評価がとても高いですね。シリーズのボーカルコレクションはXuse様が販売しているためチェックしてみてください。「悠久のユーフォリア」でもシリーズの伝統を受け継ぐために、キャラクターソングを大量に作っています。こちらもチェックお願いします。ハイレゾですよ!
全体的な印象として、美少女ゲームの花形でもあるイラストやサウンドなどよりも、ゲームシステムや世界観・シナリオ評価が極端に高いのもシリーズとして特徴的でした。ゲーム体験として印象が残っているようです。
こちらでは「ゲームで重視する部分」を聞かせていただきました。永遠神剣シリーズプレイヤーはどの部分を求めているか?の参考にさせていただくため質問しました。89%「シナリオ・ストーリー」81%「ゲームシステム・ゲーム性」とかなり高い回答でした。この部分は前述した内容を裏付ける形になりました。続編を作る場合も近いゲーム性を求めるというコメントが多く寄せられました。
ここの項目で「じっくり長時間やりこめること」が30%と割りと高い数字でした。昨今のゲームは手軽に短くという印象もあったのですが、永遠神剣シリーズのプレイヤーはどちらかというとコンシューマゲーム的な内容を求めているのかな?と思いました。難易度に関しては「高難易度」と「遊びやすい難易度」が同じくらいでした。「ゲームが難しすぎてストーリーがみられないからノベル版も欲しい」という意見もありました。
「フレーバーテキストを含む世界観情報」が42%もありました。永遠神剣シリーズはスキル欄やプロフィールなどの細かいテキストに世界観の細かい情報を仕込むのが定番です。細かく分散した情報をかき集めて楽しむプレイヤーさんが多いのも永遠神剣シリーズの特徴かと思います。書き甲斐があります。
こちらでは同人からリブートさせ展開中である「悠久のユーフォリアプロジェクト」を知っていますか?という質問です。現在、ライブイベントやキャラクターソング作成、ラジオ番組などゲーム外の活動が目立っていましたが、本来のゲーム版を作る上での参考のために聞かせていただきました。
55%「楽曲やラジオ、ライブなどを行っていることを知っている」でした。本来は「知っている」だけではなく「参加した」が必要でしたが、好意的に捉えてこのうちのある程度は参加してくださっていると思うことにします。これだけの方が現在も追いかけてくださっていることが嬉しいです。
25%「知っているが現在追いかけていない」17%「ユーフォリアはキャラクターとして知っている」残りは「知らない」となりました。前述されたアンケートからも永遠神剣シリーズのプレイヤーさんは圧倒的に「ゲームコンテンツ」として認識していることがわかりました。今後、ゲーム版「悠久のユーフォリア」を作っていくことで、残りのプレイヤーの皆様にも知っていただけると思います。これまでのプロジェクトで貯めたエネルギーをゲームに叩き込みます。
こちらではクラウドファンディングを計画中のゲーム版「悠久のユーフォリア」に望むゲームジャンルを質問しました。90%という圧倒的な希望が「SRPG」でした。クラウドファンディングの性質上「SRPG」は難しい部分があるかもしれない、と考えこの質問を用意しました。しかし総合的に考えて「永遠神剣シリーズの魅力はゲーム性を持ったストーリーと世界観である」という結論がこれで出たと感じました。
ただSPRGは予算(と時間)がかかるのも事実。ゲームの製作予算とクラウドファンディングの調達金額のバランスを考えつつ、どのような規模を目指すか今後またご意見を聞かせていただくことになりそうです。
いただいたコメントで「妥協せずに作って欲しい」「続編が出るだけで嬉しい」「アセリアやナルカナのようなシステムでユーフォリアが遊びたい」というものが多く製作者としては大変嬉しいです。
以下は「ゲーム版の悠久のユーフォリアに望むこと(例:どのようなゲームにして欲しいか。キャラクターに登場して欲しい。歌を搭載して欲しい。このようなリターンが欲しい)」をコメント形式で回答をいただいたものをご紹介させていただきました。ご意見・ご要望として参考にさせていただきます。本当にたくさんのコメントありがとうございます!!
※スマホはこちらからご覧ください→悠久のユーフォリアに望むこと
こちらでは製作者である自分自身ではどうしてもわからない「永遠神剣シリーズの面白いと感じた部分」を質問させていただきました。こちらも熱量高いコメントの数々をありがとうございました。捜索活動においてもとても参考になります。
熱いご意見ご感想が多いためぜひシリーズファンの方々にも読んでいただきたいと共有させていただきました。
スマホはこちらからご覧ください→永遠神剣シリーズの魅力について
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悠久のユーフォリアのキャラソンや永遠のアセリアのプレイ動画、高瀬のラジオライブ配信なども公開中です。
今後、クラウドファンディングに必要なデモなどもこちらで公開していく予定です。
今回のアンケートは以上となります。本当にたくさんのご回答ありがとうございました。クラウドファンディング・開発の参考にさせていただきます。
今後はゲーム版「悠久のユーフォリア」のクラウドファンディング規模やリターンに関しましてもアンケートをとらせていただくと思います。
クラウドファンディングは自分自身の力だけでは達成させることができません。全力を尽くしますので実施の際はご支援いただけると幸いです。よろしくお願いします!
クラウドファンディングの暫定議論の場としてFANBOX(全体公開)を利用しています。お気軽にご参加ください。
現状の暫定仕様
ゲーム版「永遠神剣 第三章 悠久のユーフォリア」
ゲームジャンル : SRPG or ADV(未定)
企画・シナリオ・ゲームデザイン : 高瀬奈緒文
キャラクターデザイン : 犬江しんすけ
CF版はボイス実装なし
レーティング : 全年齢
以上