旭が丘上の原自治会長の田村功です。
私たちの自治会は旭が丘中央公園を核として地域の活性化、子供たちのふるさととして地域に愛着を持ってもらえるよう活動をしております。日野市の西側エリアに属する旭が丘地区の中心的な存在として、近隣自治会はもとより旭が丘商工連合会との連携を図っています。
当自治会の最大の行事は夏祭りです。旭が丘中央公園グランドを使って盆踊り大会を7月下旬に2日間(金・土曜日)にわたって開催します。土曜日の昼間は山車・みこしも町内を練り歩きます。この夏まつりは私たち自治会の枠を超え近隣の子供たちにとって安心して楽しめる行事となっており、芝生がレジャーシートで覆いつくされるほど家族での参加がみられます。
行事として、敬老、入学等のお祝いや、冬には餅つき大会も開催しております。行事だけでなく旭が丘中央公園周囲の清掃をコミュニティの中核にあたる班長さんたちの輪番制で行っております。また、旭が丘中央公園の一部に花壇づくりをして公園を訪れる方に四季折々の花を楽しんでもらっています。
旭が丘の地名は昭和48年の土地区画整理事業によって新しく出来上がったまちです。私などは第二世代と言ってもよいかもしれませんが、先代たちが築き上げてきたものを継承していく役目を負っています。そして、忘れてならない存在が童謡「たきび」の作者巽聖歌(たつみ せいか)を讃える碑が中央公園に建立されています。巽聖歌は68歳で没する残りの25年間を旭が丘で暮らしました。そして、地元では「たきび会」を結成し末永く顕彰していこうとしています。呼応するように、旭が丘商工連合会は12月に「たき火祭」を挙行し冬の祭りとして定着しています。その結果、巽聖歌の生誕地岩手県紫波町と姉妹都市になったり、豊田駅の発着音を「たきび」のメロディーに採用を働きかけてきました。また、地元有志による「桜まつり」も行われています。これらの行事にも当自治会も深くかかわり地域活性化に協力しています。
昨今の自治会離れが進む中、私たちの自治会も同様に会員が減少しております。自治会のメリット・デメリットを問われると簡単には答えが出せません。地域での顔の見える関係を築いたり、協力して何かを達成する喜びを見出したり、そして未来の子供たちのために旭が丘上の原自治会へのご協力ご支援をお願いします。