2020年5月に初回を開催したまるネコ堂芸術祭。今回で第6回目を迎えます。
9月に顔合わせを行い、各自制作を進めつつ、ミーティング等を重ねながら翌年春に展示を行います。毎回出展者も実行委員も変わりながら、参加者それぞれの興味から芸術祭を発展させてきました。
昨年は、週1回のラジオ放送を始めたり、出展者で集まって作業してみる日(通称、作業日)の開催が定着して、出展者どうし話ができたり、それぞれの制作や日々について知る機会が増えました。約8か月の制作期間中、自分の制作へ意見をもらえる機会が楽しみであると同時に、自分以外にもなにかしようとしている人がいるというムードがあることはワクワクすることで、制作も後押しされると感じています。
ミーティングを重ねつつの8か月という長い制作期間は、まるネコ堂芸術祭の特徴の一つですが、会場が住居だということも一つの特徴だと考えています。まるネコ堂には実行委員の大谷隆、大谷美緒そしてその子どもたちが暮らしています。展示というと普通ギャラリーなどの特別なスペースで行うことが多いと思いますが、まるネコ堂は会場として独立した機能を持つものではなく日々の生活に使われている場所です。展示当日のみ、イベント時のみなど限定的にアクセスする場所ではなく、出展者の方々が期間中ずっと行き来でき、また交流できる場所としてあれたらと思っています。そのためプログラムの日程以外でも来場は随時歓迎しています。
なにか思うことを実際に形にしてみるということは、時に難しさや受け止め難い反省を伴ったりもしますが、基本的には取り組むほどに楽しい日々につながっていくと感じています。それぞれの日常の中で、それぞれの場所で作品が生み出されていくプロセスに8か月のプログラムを通して関われることを楽しみにしています。皆さまの出展を、心よりお待ちしています!
全期間での展示、在廊を歓迎していますが、期間中であれば展示・発表は自由に行なえます。例えば、搬入の都合で最後の3日間だけ展示、パフォーマンスを土日のみに行う、というのもOKです。希望の日時を出展者同士で調整して、全体のスケジュールを決めていきます。
日時 25日(土)10:00 オープニングミーティング
29日(水・祝)15:00 クロージングミーティング
出展者は参加必須です。会場またはオンラインにてご参加ください。
日時 2025年4月25日(土)時間未定
ピアノの演奏、ギャラリーツアーの開催、軽食などを用意して出展者と来場者が作品について話せる場を企画していきます。
午前中は第1回ミーティング。まるネコ堂芸術祭の概要をお話したり、1年間のプログラムを確認します。まだ「プラン」とは言い難い段階の人も多いと思いますが、出展者の方にはやろうと思っていることの方向性を「たくらみ」程度にお話してもらおうと考えています。もし、写真や資料などある方は是非お持ちください。出展人数にもよりますが、少し遅めのお昼になるかもしれません。
休憩をとって午後は会場下見会。実際に場所を見るとイメージが湧いてくる、考え始められるという声をよくいただきます。実際の使い勝手やこれまでの事例、こんなことをしても大丈夫など、この会場の特徴をお伝えする下見会です。実際に来ていただくことをおすすめします。
※第1回ミーティングは参加必須です。
下見会の様子(本館1階)
下見会の様子(本館2階)
本館 庭(屋外展示も可能)
本館南向き1階
本館玄関前スペース
別館1階和室
別館南向き2階
ほぼ月一回のペースで行います。午前にミーティングを1-2時間ほど、午後が「出展者で集まって作業してみる日(通称:作業日)」です。日程は下記にまとめています。第1回ミーティングは祝日開催ですが、その後は土曜日を予定しています。
「ミーティング」は制作の近況を報告して意見をもらったり、芸術祭全般に関して確認や変更、提案などあれば話し合ったりもします。制作に向かうやり方・姿勢はほんとうに人それぞれで思わぬ刺激になったりします。
「出展者で集まって作業してみる日」は、会場で実際に作業してみたり、オンラインで自宅や外出先での制作時間を共有します。なかなか手がつかない制作に着手するきっかけにしてみたり、本を読んだり、他の出展者・実行委員に相談したり、過ごし方は自由です。また、制作に関係したり、一見関係ないような雑談なども多く、自分の話をするとともにそれぞれの日常や制作スタイルが垣間見れたりすることが、自身の制作に影響を与えていったりもします。
※一部時間帯のみの参加も可能です。
※ミーティングは毎回、議案・議事録を作成します。欠席される場合はご確認ください。
作業日の様子。
作業日の様子。
オンラインでのミーティング。
展示予定の作品のプロポーザル(概要)をレビュー(吟味・批評)します。
この日に先立って2025年11月20日(木)までにプロポーザルを提出してもらいます。プロポーザルは作品の内容・コンセプトに加え、具体的にどんな作品かを表した出展概要です。「まるネコ堂芸術祭プロポーザル概要」に沿って、どんな展示かわかるようにお書きください。
不確定だったり、迷うこともあると思います。少し無理してでも作品像や計画を言葉や図にしていくことで制作を考えるとっかかりになっていきます。
当日は提出されたプロポーザルをもとに、レビュー・質疑の他、会場のスペースも限られているので、他の出展者と干渉する場合の調整やアドバイスも行います。設置の場所や発表の時間もできるだけ確定します。
制作が進むにつれて相談したいことなど出てくると思います。いつでも実行委員にお声がけください。また、再度の下見も歓迎です。
※持ち時間は一人20分程度(レビュー、質疑)。プロポーザルを読んで当日を迎えるため、出展者による発表時間はとりません。
プロポーザルの具体的な記載項目については下記を御覧ください。
プロポーザル提出期限 2025年11月20日(木)
※プロポーザルレビューは参加必須です。
※前年度までよりも提出期限とレビュー日程が早まっていますのでご注意ください。
音声配信サービスstand.fmにて「まるネコ堂芸術祭 楽しく面白い時々苦しい制作現場」という広報番組を2024年7月に開局しました。まるネコ堂芸術祭の制作現場・制作の日常の現在を挫折も含めてお届けするラジオ番組です。
芸術祭自体は5日間ですが、出展者にとっては8か月の制作期間があります。ひとつの成果を見てもらうのが芸術祭だとすれば、そこまでの試行錯誤を臨場感をもって伝えられるのがまるネコ堂芸術祭ラジオの醍醐味です。出展者の皆さんには、制作についてのインタビューをさせてもらいます。外に向けての発信という意味合いだけでなく、そのトーク自体が制作を進めるきっかけになるようなものにしていきたいです。
全体での最後の顔合わせになります。芸術祭期間を過ごし実際に展示が終わっての感想を話したり、他の出展者からの意見をもらいます。作品の「好き、嫌い」といった好みもありますが、その作品があることでどんな「表現の場所」ができているか、どんなことが考えられるようになったか、ということも話せればと思います。
現地では、終了後打ち上げを行います。持ち寄りでの開催を予定しています。
※振り返りは参加必須です。
2025年
9月23日(火・祝)10:00~15:00 第1回ミーティング&会場下見会(参加必須)
10月11日(土)10:00~15:00 第2回ミーティング&作業日
11月8日(土)10:00~15:00 第3回ミーティング&作業日
11月20日(木) プロポーザル提出期限
11月29日(土) 10:00~16:00 プロポーザル・レビュー(参加必須)
12月20日(土)10:00~15:00 第4回ミーティング&作業日
2026年
1月17日(土)10:00~15:00 第5回ミーティング&作業日
2月7日(土)10:00~15:00 第6回ミーティング&作業日
3月1日(日)「第6回まるネコ堂芸術祭」ウェブサイト解禁・告知開始
3月7日(土)10:00~15:00 第7回ミーティング&作業日
4月18日(土)10:00~15:00 第8回ミーティング&作業日
4月20日(日)~24日(金) 芸術祭搬入週
4月25日(土)~29日(水・祝)第6回まるネコ堂芸術祭 (オープニングミーティング・クロージングミーティングは参加必須)
5月6日(水・休)10:00~13:00頃 振り返り(参加必須)、終了後打ち上げ
※参加必須の日程には基本的には必ずご参加ください。ただし、やむを得ない事情で参加できない場合はご相談ください。事前に発表動画を作成していただくなどの対応をお願いする場合があります。
オンラインでのビデオ通話にはLINEを使用予定です。
出展者全員でLINEグループを作成し、その他のやりとりにもグループチャットを活用していきます。出展申込が完了しましたら、友達申請をさせていただきます。
リピーター割:10,000円(第1回、第2回、第3回、第4回、第5回出展者)
担当者へメールかメッセージにて連絡の上、出展参加費をお振込ください。
hitominishimura0011@gmail.com まるネコ堂芸術祭実行委員 担当:西村眸
入金をもって申込みを完了します。
※振込先は連絡をいただいた方にお送りします。振込先の連絡メールより1週間以内にお振込みください。
※出展者都合でのキャンセルの場合は返金いたしません。
芸術祭期間中、出展者は出展内容に伴い、閲覧料の設定、投げ銭募集、物品販売が可能です。
金銭の受け取りは出展者が直接行ってください。